車中泊OKな道の駅を3つ紹介。基本のルールや注意点まで解説
FUNQスタッフ
- 2022年10月20日
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最近、アウトドアの中でも「車中泊」の人気が上がりつつあります。そして、車中泊の中で人気な場所が「道の駅」。飲食店・お土産が買える売店などがあるので、車中泊をするには便利な場所です。
しかし、すべての道の駅で車中泊ができるわけではありません。実は車中泊を禁止している道の駅はかなり多く、許可されている場所は限られています。
そこで当記事では、車中泊ができる道の駅を紹介します。また、基本ルールや注意点なども解説しているので、初めて車中泊をする方はぜひ参考にしてみてくださいね。
基本的に道の駅での車中泊は「NG」
近年、車中泊を許可している道の駅が少なくなっているのはご存じでしょうか。
以前まで、道の駅での車中泊は特に問題がなかったのですが、マナー違反をする方が増えたことにより、車中泊を禁止としている場所が増えつつあるのが現状です。
一般利用のお客さんに迷惑がかかる
道の駅は、基本的に休憩や仮眠、買い物がしたいという方のためにある場所です。道の駅で車中泊していると、一般利用の方が車を止めるスペースがなくなってしまうので、許可された場所以外ではしないことが鉄則。
また、エンジン音の騒音問題などを引き起こす可能性があったり、キャンプ場にいる時の声のトーンで騒ぐのも迷惑行為になります。これらのことから、道の駅での車中泊は、一般利用者からはあまり良く思われないのです。
長時間駐車
長時間駐車して何時間も就寝することは、基本的にマナー違反となるのでおすすめしません。道の駅は、あくまで休憩・仮眠をするためにあるので、宿泊を目的とした長時間駐車は避けるべきです。
他のお客さんが思ったように利用できなくなるため、道の駅で長時間駐車は原則禁止している場所が多くあります。
ゴミの不法投棄
道の駅のほとんどは、生活ゴミを捨てることを禁止しています。施設内で購入したものを捨てる分には問題ありませんが、家庭から持ち込んだ生活ゴミは基本的に不法投棄とみなされます。
特に車中泊をするとなると長時間滞在になるので、ゴミが多く出るでしょう。車中泊をする方が増えると、一般利用の方が施設内で出たゴミを捨てたいと思った時には、持ち込まれたゴミでゴミ箱がいっぱいに…ということも考えられます。
どの施設でもそうですが、生活ゴミを捨てるのはマナー違反!迷惑行為に値するので注意しましょう。
道の駅での車中泊には「RVパーク」をチェック!
RVパークとは、車中泊をする方が安心して宿泊ができるように作られた道の駅です。
RVパークのメリットは、以下になります。
- 電源付き
- 駐車スペースが広い
- 専用のゴミ処理場がある(有料)
- 入浴施設が付いている
- 滞在中は入退場できる(施設により異なる)
RVパークにはゴミ処理場・トイレ・電源などが設備されており、車中泊を目的とした方でも快適に過ごすことができます。
駐車スペースは余裕があるため、長期間滞在してもストレスを感じる心配がありません。テーブルや椅子をだしてくつろぐのは問題ありませんが、車外でテントを張ったり調理をしたりするのはマナー違反なので注意しましょう。
また人気のあるRVパークでは、予約が必要な場合があります。道の駅で車中泊を行う方は、事前に予約が必要か確認しておくと良いでしょう。
道の駅での車中泊ルール、マナーアップ
最初にも説明しましたが、これから車中泊可能な道の駅を紹介する上で、皆さんに確認していただきたいことが何点かあります。
まず初めに、道の駅は本来「休憩施設」であるということ。長時間運転をしているドライバーさんの休憩施設であることは確かですが、車中泊を目的として訪れることは、原則としてNGとされているのです。
そんな中でも、「車中泊をしていただいて構わない」と提示してくださる道の駅の管理者もいます。しかし、マナーの悪い使用者が年々増え続けていることにより、道の駅での車中泊を禁止にせざるを得ない状況となっています。
道の駅で車中泊をする方々には、必ずルールを守って施設を利用することを心がけていただきたいです。
- 電源を勝手に使用しない
- 洗面所で食器類の洗い物などをしない
- 勝手に施設内備品を持ち出さない
- ゴミは必ず持ち帰る
- 駐車スペースに私物を広げない
- アイドリングに注意
その他、施設によってマナーアップに関しての呼びかけがあると思います。ぜひ、正しく施設を利用して、管理者と使用者がどちらも気持ちよく使えるように普段から心がけていただきたいです!
おすすめの車中泊可能な道の駅3選
道の駅は全国各地にあるため、どこで車中泊をすれば良いか迷ってしまいますよね。
ここでは、おすすめの車中泊可能な道の駅を紹介します。大自然に囲まれた道の駅、レトロな雰囲気の道の駅なども紹介するので、ぜひ参考にしてください!
※ご宿泊の際は、施設に直接お問い合わせください。
【千葉県】道の駅保田小学校
1976年に廃校となった小学校をリノベーションしており、グラウンド内で駐車して車中泊を楽しめます。車中泊だけでなく校内で宿泊もできるので、小学校時代を思い出しながら快適に過ごせますよ。
他の施設にはない素敵な雰囲気の道の駅で、人気の高いスポットとなっています。
施設内の「里山食堂」で食べることのできる食事は小学校の給食をイメージ。教室内で食べることができるため、子供の頃に戻ったような感覚を味わえますよ!
- 住所:〒299-1902 千葉県安房郡鋸南町保田724
- 営業時間:9:00~17:00
- 電話番号:0470-29-5530
- 休館日:年中無休
- アクセス:新宿駅から川崎浮島JCT経由で約1時間半
【茨城県】道の駅かさま
電源・水道・ゴミ箱が完備されている「道の駅かさま」。
売店では野菜・果物などの特産物が販売されており、新鮮な食材を手に入れられます。また他にもご当地グルメも販売されているので、グルメ通の方も快適に過ごせるでしょう。
駐車スペースは余裕があるので、テーブルや椅子などを広げてゆっくり食事ができます。駐車場の周りは緑の芝生で囲まれており、とても開放感のある場所です。
- 住所:〒309-1621 茨城県笠間市手越22−1
- 営業時間:直売所9:00~18:00/楽栗10:00~18:00(L.O. 17:30)/フードコート・レストラン11:00~18:00(L.O. 17:30)
- 電話番号:0296-71-5355
- 休館日:毎月第4木曜日(変動有り)
- アクセス:北関東自動車道、友部ICから車で約5分
※キャンピングカー専用駐車場のご予約は、タイムズのWEB予約サイトでお願いいたします。
【北海道】RVパーク花ロードえにわ
花の拠点「はなふる」内にある「RVパーク花ロードえにわ」。こちらの施設では、予約を行うことで車中泊を行うことが可能です。施設全域にてWi-Fiを使用することができたり、無料で使えるシャワー室やキッチンなどが完備されているところが魅力的ですよ。
はなふる施設内には、ガーデンエリアと呼ばれている花が咲きあふれた場所も。大人から子供まで楽しめる施設となっています。
車で5分圏内にスーパー、ガソリンスタンド、コンビニ、ホームセンター、飲食店などがあるのでとても便利。有料にはなりますが、一袋100円でゴミも捨てることができますよ。
ぜひ北海道で車中泊を検討している方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
- 住所:〒061-1375 北海道恵庭市南島松817−18
- 営業時間:24時間営業
- 電話番号:0123-29-6721
- 休館日:年末年始(12月29日~1月3日)
- アクセス:新千歳空港駅から車で30分
車中泊の場所選びや注意点
車中泊を行う際、適切な場所を選ぶ必要があります。車中泊はどこでも行って良いわけではないため、事前に車中泊できる場所か確認しておくのがおすすめです。また車中泊で利用する施設は公共の場なので、周りへの気遣いも大事になってきますよ。
以下の記事では車中泊の場所選び・快適に過ごすための注意点などを紹介しています。とくに初めて車中泊をする方はぜひ参考にしてみてください!
マナーを守って車中泊を道の駅で楽しもう
当記事では、車中泊ができる道の駅を3つ紹介しました。
キャンプ場で車中泊するのも良いですが、道の駅ではご当地の料理やお土産選びなども楽しめるのでおすすめです!マナーをきちんと守って、一般のお客さんに迷惑のかからないように施設を利用しましょう。
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