古民家でワーケーションをして、アウトドアを楽しむ夏休み│親子アウトドア
山﨑理恵
- 2022年08月28日
ワーケーションと聞くと、すてきな景色のなかで、ストレスフリーに仕事をしていることをイメージします。けれどもじっさいは、低学年の子をもつ働くママが子連れでのワーケーションを想像してみると、泊まりの準備はしなくちゃいけないし、3食ごはんは作らなくちゃいけないし、帰ってからそれなりに後片付けがあると思うと、お金を払って家でのテレワークよりも大変になることをする気にはなれません。またテレワークできる仕事でなければそもそもワーケーションという選択肢にはありません。
幸い、私も友人もテレワークができる仕事です。その友人に誘われてワーケーションをしてみたら、みんな楽しく過ごせたというお話です。
夏休みと新型コロナウイルスと仕事
友人の場合、子どもは1人です。夏休みになると日中は預けて働くか、ジイジとバアバに預けて働いていました。家で1人で何時間も遊んだり、1人で宿題をして過ごせる年齢ではないので、家で子どものめんどうを見ながら働くことはできません。
そんななか、新型コロナ感染者数が増えると、自宅で仕事をしている方はできるだけ家でお子さんをみることにご協力くださいという連絡がきます。「お母さん、自宅で仕事をされているんですか?」というふだんは何気ない質問もストレスになります。
ジイジとバアバが家で低学年の子を連日みることは大変です。そこで友人はジイジとバアバを連れて、海の近くの古民家を借りてワーケーションをしてみることにしたのです。
ジイジとバアバと子どもにとっては、海の家へ遊びに行く夏休みになり、ママは仕事ができるという環境になりました。
ワーケーションを成功させるキーマンはジイジとバアバ
そんな友人がふと私を誘い、行ってみることになりました。ジイジとバアバと子どもたちは宿題をしたり、虫をとったり、ゲームをして過ごしたり、海へ行ったり、市場へ買い物に行ったり。家での過ごし方とあまり変わらない時間もありますが、アウトドアや初めて見る市場にみんな満足していました。
暑いので海遊びは気持ちいい~。
市場で買ったマグロの中落ち。いつもよりごはんをたくさん食べてました。
保育園のときは日中預けてしまえばふだんとは変わりませんが、小学校に入り低学年のうちは何をするにも誰かが手伝が必要なことがいいことが多いです。
ジイジとバアバがいると、ママたちは家事をせずに仕事だけしていればいいし、ママよりも甘いジイジとバアバに子どもたちはニコニコと過ごしてくれるし、とてもいい環境でした。
夜はカードゲームをする余裕もできました。
なんでもそろっている古民家を選ぶこともポイント
今回選んだ古民家はなんでもそろっている古民家。着替えと歯ブラシを持っていけば日常どおり過ごせます。庭でバーベキューもできます。ゴミも捨ててくれまし、節度を守って利用していれば最終日はとくに掃除機をかけなくてもいいところでした。
自宅からクルマで1時間という近さも負担がなかったように思います。
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