ガス式バーベキューコンロおすすめ10選!スタイルに合わせて選ぼう
FUNQスタッフ
- 2022年12月12日
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バーべキューコンロといえば「炭火式」のイメージが強いですが、火起こしや火力調整が簡単な「ガス式」バーベキューコンロも、かなり魅力的なアウトドアギアです。特に準備や片付けに手間取りがちな、キャンプやバーベキュー初心者におすすめしたいアイテムです。
そこで今回はガス式バーベキューコンロについて、以下の内容を詳しく紹介します。
- ガス式と炭火式バーベキューコンロの違い
- ガス式バーベキューコンロの選び方
- ガス式バーベキューコンロおすすめ10選!
「バーベキューの火起こしや火力調整が大変!」「バーベキューの片付けを簡単にしたい!」という方は、ぜひ参考にしてください。
バーベキューコンロはガス式?炭火式?
「ガス式」と「炭火式」のバーベキューコンロには、それぞれメリットやデメリットがあります。バーベキューのどんなポイントを重視するかで、どちらかのタイプを選びましょう。それぞれの特徴を詳しく解説します。
ガス式の魅力!
ガス式バーベキューコンロの一番の魅力は手軽さです。炭火式は火起こしが大変ですが、ガス式はスイッチを入れれば、簡単に火を付けられます。火力調整もつまみをひねれば、簡単に行えます。また炭火式では灰や燃えカスの後片付けが必要ですが、ガス式は必要ありません。
炭火式の魅力!
バーベキューコンロの最大の魅力は、美味しく食材を焼けること。炭火の遠赤外線効果は、食材の表面をこんがり、中はふっくらジューシーに焼き上げます。また肉の油が炭に落ちることで煙が立ち上り、良い感じに食材が燻され、深い味わいをプラスします。
炭式は火起こしや火力調整に手間は掛かりますが、そういった手間もアウトドアの楽しみの一つといえるでしょう。
「ガス式」「炭火式」それぞれ魅力がたくさんありますが、今回はガス式バーベキューコンロについて、詳しく紹介していきます。
ガス式バーベキューコンロの選び方
ガス式バーベキューコンロにはいくつかタイプがあり、バーベキューの楽しみ方や重視する点によって、適したタイプが異なります。ここでは、ガス式バーベキューコンロの選び方のポイントを「シーン別」「ガスの種類」「機能面」に分けて紹介します。
シーンに合わせて
ガス式バーベキューコンロは、形状によって「卓上タイプ」「スタンダードタイプ」「ツーバーナータイプ」に分けられます。それぞれのタイプに適したシーンを紹介します。
卓上タイプ
卓上バーベキューコンロは、テーブルに置いて使えるバーベキューコンロです。ソロや少人数でのバーベキューは、ゆっくり座ってのんびり楽しみたいもの。脚付きのスタンダードタイプでは、誰かが立って火の番をしなくてはいけません。卓上バーベキューコンロなら、全員が座ってゆっくりバーベキューが楽しめます。
スタンダードタイプ
バーベキューコンロらしい形状の、脚付きで60~80cmの高さのスタンダードタイプ。立って使うのにちょうどよい高さなので、立食形式のバーベキューに向いています。スタンダードタイプは大きめサイズが多く、一度にたくさんの食材を焼くことができます。ファミリーやグループでのバーベキューにピッタリです。
ツーバーナータイプ
ガスバーナーが2つ備わっている、ツーバーナータイプ。一度に大量の食材が焼けるので、大人数でのバーベキューにおすすめ。またお湯を沸かしたり煮込み料理をしたりと、違う調理を同時進行で進められるので、キャンプごはんの幅が広がります。
カセットガスの種類
ガス式バーベキューコンロで使用されるガスは「カセットボンベ」「アウトドア缶」「プロパンガス」の3種類です。それぞれのメリットやでデメリットを紹介します。
カセットボンベ
CB缶とも呼ばれる、カセットボンベ。家庭用のカセットコンロにも使われる、最も身近なガス缶です。カセットボンベはスーパーやコンビニ、ホームセンターなどで気軽に購入可能です。価格もアウトドア缶に比べて安価になっています。
カセットボンベはアウトドア缶に比べ、出力が弱いため火力が弱くなっています。また屋外の寒い場所では揮発性が下がり、火力が弱まったり、火が付かなかったりすることがあります。寒い時期の屋外使用では、寒冷地対応のカセットボンベを使うとよいでしょう。
アウトドア缶
OD缶とも呼ばれる、コロンとした形状のアウトドア缶。アウトドアでの使用を前提とするカセットガスです。カセットボンベに比べ、出力が高く火力が強いのが特長です。寒い屋外でも、火力が弱まることなく問題なく使用できます。
アウトドア缶を購入できるのは、アウトドアショップやホームセンターです。カセットボンベのようにコンビニなどで気軽に購入できないので、燃料切れに備えて替えのものを準備しておくと安心です。価格はカセットボンベに比べて高価になります。
プロパンガス
庭に常設するタイプなど大型バーベキューコンロは、プロパンガスを使用する製品もあります。プロパンガスはガス容器を購入かレンタルし、ガス業者に充填してもらいます。1回あたりのバーベキューでかかるコストが、最も安いガスです。
機能性
ガス式バーベキューコンロは、製品ごとにさまざまな機能が付いています。自分が必要とする機能付きの製品を選べば、より快適にバーベキューが楽しめるでしょう。
風よけパネル
ガスコンロの炎は風で揺らいでしまうと、火力が弱くなります。また強風にあおられると、火が消えてしまうことも。そのためアウトドアで使うバーベキューコンロは、風よけパネルが付いているものがおすすめです。
蓋付き
バーベキュー文化の盛んなアメリカでは、バーベキューコンロは蓋付きが基本です。蓋付きバーベキューコンロは蒸し焼きができるため、食材を外はカリッと、中はふっくらと焼き上げます。
手入れのしやすさ
後片付けを簡単にしたい方には、手入れしやすいものがおすすめです。複雑な作りのものは手入れがしにくいので、なるべくシンプルな作りを選ぶのとよいでしょう。水皿付きのものは本体に肉の油が付着しないので、掃除しやすくなっています。また焼き面は、網よりも鉄板の方が洗いやすいでしょう。
ガス式バーベキューコンロおすすめ10選!
ここからは、おすすめのガス式バーベキューコンロを紹介します。
ソロや少人数でのバーベキューにピッタリのものや、大人数で使いやすいツーバーナータイプもピックアップしました。
snow peak(スノーピーク) グリルバーナー 雪峰苑
蓄熱性の高い分厚い鉄板「グリドル」で、厚いステーキもこんがり、ジューシーに焼き上げます。グリドルは中心部に穴が2つ開いており、肉の油を水皿に集めるので、煙が出にくくなっています。IGT(アイアングリルテーブル)に装着可能です。
- メーカー参考価格:24,200円
- 使用サイズ:25×36×17.5cm(ホース・器具栓含まず)
- 重量:5kg
- タイプ:卓上タイプ
- ガス缶の種類:アウトドア缶
- 出力:1,700cal/h
- 素材:本体/ステンレス他、水皿/スチール(ホーロー仕上げ)、グリドル/鋳鉄
- 付属品:収納ケース
Coleman(コールマン) ロードトリップ グリルLXE-JⅡ
ツーバーナーの脚付きバーベキューコンロ「ロードトリップ グリルLXE-JⅡ」。焼網を外せば、通常のコンロとしても使用可能。さまざまな調理を楽しめます。サイドテーブルが2枚付いており、食材や調理道具などが置けて何かと便利。ホイール付きで移動も簡単です。アメリカンな雰囲気の、見た目のカッコ良さも魅力です。
- メーカー参考価格:47,900円
- 使用サイズ:約118×46×高さ112.5cm
- 重量:約18kg
- タイプ:スタンダードタイプ・ツーバーナータイプ
- ガス缶の種類:アウトドア缶
- 出力:最高時・約2,500kcal/h×2(スーパーガス最大出力時)
Coleman(コールマン) パワーハウスLPツーバーナーストーブⅡ
3,500kcal/hのハイパワーで、アウトドアでも短時間で調理ができる「パワーハウスLPツーバーナーストーブⅡ」。収納サイズが厚さ7cmと非常にスリムになり、持ち運びが楽で、車や自宅での収納場所を取りません。
- メーカー参考価格:15,800円
- 使用サイズ:約64×32.5×高さ52cm
- 収納サイズ:約54×32.5×7cm
- 重量:4.2kg
- タイプ:ツーバーナータイプ
- ガス缶の種類:アウトドア缶
- 出力:3,500kcal/h×2
- 材質:アルミニウム他
SOTO(ソト) レギュレーター2バーナー GRID(グリッド)
ソトのツーバーナーコンロ「レギュレーター2バーナー・グリッド」。キッチンテーブルだけでなく、テーブルに置いて卓上コンロとしても使用可能です。マイクロレギュレーター搭載で、カセットボンベ使用ですが、気温が低い環境でも火力が安定しています。ステンレス製でシンプルなデザインなので、お手入れしやすくなっています。持ち運びに便利な収納バッグ付き。
- メーカー参考価格:27,000円
- 使用サイズ:47.3×25.2×高さ14.5cm
- 収納サイズ:46.8×25.1×高さ11.6cm
- 重量:2.25kg
- タイプ:ツーバーナータイプ
- ガス缶の種類:カセットボンベ
- 出力:2.9kw(2.500kcal/h)×2
- 主材料:本体/ステンレス、ゴトク/鉄、スタンド・風防/アルミニウム
- 付属品:収納バッグ
イワタニ カセットガススタンドBBQグリル・グリルスター
卓上タイプとしても、脚を付けてスタンダードタイプとしても使える「グリルスター」。キャンプ場では卓上タイプとして、自宅庭ではスタンドを付けてと使い分けられます。282個の穴が開いている多孔式バーナーで、安定した強い火力を実現しています。付属のBBQプレートを外せば、通常のコンロとしてさまざまな調理可能です。
- メーカー参考価格:41,800円
- 使用サイズ:81.6×51.9×高さ107.2cm
- 収納サイズ:51.9×24×118cm
- 重量:11.3kg
- タイプ:卓上タイプ・スタンダードタイプ・ツーバーナータイプ
- ガス缶の種類:カセットガス
- 出力:3.3kW(2,800kcal/h)×2
- 付属品:専用グリルプレート2枚
CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ) 焼き名人 卓上カセットコンロ
アウトドアはもちろん、自宅でのバーベキューに活躍する「焼き名人・卓上カセットコンロ」。水皿が肉のアクや油を受け取るので、後片付けが簡単です。
- メーカー参考価格:14,300円
- 使用サイズ:39.8×22.1×高さ13cm
- 重量:2.2kg
- タイプ:卓上タイプ
- ガス缶の種類:カセットボンベ
- 出力:2.3kw(2,000kcal/h)
- 素材:本体・ボンベカバー・水入れ、網:鉄(粉体塗装)、バーナー・輻射熱板:ステンレス鋼
NITINEN(ニチネン) やきまへんか2
焼網だけでなく、付属のプレートで鉄板焼きや串焼きも楽しめる「やきまへんか2」。さまざまな調理を楽しみたい方におすすめです。お子さんの大好きな、ホットケーキやお好み焼きを作ってみてはいかがでしょうか。
- メーカー参考価格:16,500円
- 使用サイズ:39.9×23×高さ13.5cm
- 重量:約3kg(平面プレート約527g含む)
- タイプ:卓上タイプ
- ガス缶の種類:カセットボンベ
- 出力:2.3kW(2,000kcal/h)
- 素材:鋼板、ステンレス
- 付属品:平面プレート
ニチネン カセットガス式BBQグリル QUICKLY(クイックリー)Ⅱ
大きなサイズの鉄板で、大量に食材が焼ける「クイックリーⅡ」。大勢でのバーベキューにおすすめです。蓋付きで、本格的バーベキューが楽しめます。カセットボンベを使用するので、燃料の調達も気軽に行えます。タイヤ付きで、移動も楽々です。
- メーカー参考価格:55,000円
- 使用サイズ:98.8×44.5×73.7cm
- 収納サイズ:95.2×44.5×32.3cm
- 焼面サイズ:約49×31cm
- 重量:約11kg
- タイプ:スタンダードタイプ
- ガス缶の種類:カセットボンベ
- 出力:2.4kW(2,100kcal/h)
Weber(ウェーバー) ウェーバーQ1250 ガスグリル
アメリカの人気バーベキューグリルブランド「ウェーバー」。蓋付きコンロ「ウェーバーQ1250」は、本場アメリカのような本格的バーベキューが楽しめます。ホーロー加工された鋳鉄製の焼網は美味しく肉が焼け、お手入れは簡単です。
- メーカー参考価格:49,990円
- 使用サイズ:103.9×52.1×高さ39.4cm
- 焼面サイズ:43×32cm
- 重量:14kg
- タイプ:卓上タイプ
- ガス缶の種類:プロパンガス
センゴクアラジン ポータブルガスカセッコンロ ヒバリン
火鉢と七輪を合わせたネーミングが楽しいカセットコンロ「ヒバリン」。コロンとした形とポップなカラーもが可愛く、キュートなテントサイトを作りたい方におすすめです。五徳で鍋やスキレットなどを使った調理が、付属のグリルキットでバーベキューを楽しめます。
- メーカー参考価格:17,600円
- 使用サイズ:27.8×29.5×18.8cm
- 重量:2.8kg
- タイプ:卓上タイプ
- ガス缶の種類:カセットボンベ
- 出力:2.8kw(2.400cal/h)
- 付属品:グリルキット、収納袋、コンセプトブック
ガス式バーベキューコンロで手軽に楽しもう!
火起こしや火力調整が簡単で、後片付けも楽チンなガス式バーベキューコンロ。炭式よりも、気軽にバーベキューが楽しめます。
今回はガス式バーベキューコンロについて、以下の内容で詳しく紹介しました。
- ガス式と炭火式バーベキューコンロの違い
- ガス式バーベキューコンロの選び方
- ガス式バーベキューコンロおすすめ10選!
ガス式バーベキューコンロは、ソロ用のものから大人数用まで、さまざまなタイプが揃っています。ぜひ皆さんのバーベキュースタイルにピッタリのものを見つけて、気軽にバーベキューを楽しんでくださいね。
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- ランドネ
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