日帰りバックパックは山行スタイルで選ぶ!スペック別3タイプとかしこい選び方
ランドネ 編集部
- 2023年03月17日
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山登りを始めるならまず手に入れたいバックパック。いざ購入しようとなると、種類がたくさんあってどれを選べばいいか迷っている人も多いのでは?自分にぴったりのモデルを見つけるには、行動スタイルや重視したいポイントから選ぶのがコツ。今回は、日帰り山行におすすめのバックパックを3つにわけて、失敗しない選び方を紹介します。
日帰り山行におすすめのバックパックの容量とは?
日帰りハイクであれば、15〜25ℓのバックパックを選ぶのがおすすめ。水や行動食、レインウエアなどがちょうどよくおさまり、サッと取り出しやすい大きさです。大は小を兼ねるとはいえ、大きすぎるのはNG。行動中に中身が揺れてしまい、不快感や疲れにつながります。
長時間歩く・荷物をたっぷり入れるならコチラ
フレーム&ハーネスしっかりタイプ
往復6〜8時間くらいの山で、長時間歩く場合や、調理器具や食材などで荷物が多い場合には、背面フレームや肉厚で幅の広いハーネスがついたモデルがよいでしょう。体にフィットする背面フレームにより荷物をブレずに背負えるので疲れにくく、ショルダーハーネスとウエストベルトで荷重を分散させることで、腰や肩への負担を減らせます。
女性の体に合わせたサイジングで抜群のフィット感
グレゴリー/マヤ20
・容量:20ℓ
・重量:980g
・カラー:アイリスレッド、サンセットグレー
小柄な人にも背負いやすいようにデザインされた女性用モデル。伸縮性の高いショルダーハーネスとウエストベルトを採用し、体の動きにしなやかに追従します。背面長は最大89mm伸ばせるため、体型に合わせてフィット感を調整可能。
荷物が少ない・タウンユースもしたいならコチラ
UL(ウルトラライト)タイプ
ULタイプは、往復3〜5時間の短いコースを歩く場合や、荷物が少ないミニマル派におすすめです。魅力は軽さとシンプルなデザイン。フレームレスでウエストベルトが細い分、フレーム&ハーネスしっかりタイプと比べると、軽量です。ウエストベルトが取り外せたり、日常の服になじむものが多く、タウンユースしやすいのもポイント。
山からビジネスまで。軽量ながら高耐久性
エクスペド/サミットハイク15
・容量:15ℓ
・重量:350g(最小)、400g(最大)
・カラー:ブラック、ネイビー、フォレスト
最小350gと軽量ながら、引き裂きや摩擦に強い600デニールのオックスフォードポリエステルを使用した高耐久性モデル。深いサイドポケットやギアの外付けができるループを備えつつ、すっきりしたデザインでビジネスにも◎。パックカバー付きなので、雨が降っても安心です。
旅とともにハイキングを楽しむならコチラ
パッカブルタイプ
旅行先にある遊歩道や、ケーブルカーなどで上がることができる低山を1〜2時間歩く軽ハイキングなら、パッカブルタイプがおすすめ。薄手のナイロンを使用していることが多く、背面やショルダーハーネスも軽量なため、使わないときは小さく折りたたんで収納できます。さらに、大きなバッグの中を仕切るスタッフバッグや、お土産を買って荷物が増えた場合のエコバッグとして活躍することも。
わずか163g!なのに使い勝手も妥協なし
モンベル/ポケッタブル ライトパック 10
・容量:10ℓ
・重量:163g
・カラー:ターコイズ、ブラック、ダークグリーン、イエロー、ネイビー
大きな水筒やタブレットも入るサイズながら超軽量で、5,000円以下で購入できるコスパ抜群のモデル。フロントとサイド、内部の3箇所にポケットがあり使い勝手がいいのもうれしいところです。鮮やかなカラーリングで、コーディネートの差し色にも◎。
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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