シェルターテントには魅力が沢山!選び方のポイントからおすすめ商品を紹介
FUNQスタッフ
- 2023年06月29日
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キャンプをするなら、1つ持っていると便利なのがシェルターテント。風雨から身を守れるだけでなく、景色やレイアウトがより楽しめて、あなたのキャンプスタイルの幅を広げてくれます。
しかし、いざ購入するとなると「どんなシェルターテントを選べばいいの?」と、迷う方もいるはず!
そこで、この記事ではそんな方に向けて以下の内容を詳しく解説します。
- シェルターテントと普通のテントとの違い
- シェルターテントの選び方のポイント
- 人数別シェルターテントおすすめ14選
シェルターテントを手に入れれば、次のキャンプがさらに楽しく、快適になること間違いなしです。記事を最後まで読んで、あなたが求める最適なシェルターテントを見つけましょう!
シェルターテントと普通のテントとの違いは?
シェルターテントに馴染みのない方は、まず普通のテントとの違いをチェック!
強みを理解して、有効活用しましょう。
インナーシートがなく開放感が◎
シェルターテントには、普通のテントにある、インナーシートとフロアシートがありません。インナーシートがないことで、開放感が高まり、自然をさらに満喫できます。またフロアシートがなく地面がむき出しなので、自然との一体感も感じられるでしょう。
また、シェルターテントを出たり入ったりするときは、靴のままでOKです。テントの中にいながら屋外の風を感じ、周囲の景色や夜空を堪能するにはベストなテントですよ。
設営が簡単でアレンジも豊富
シェルターテントは、普通のテントと比べて設営も簡単。フロアシートがないため、設営・撤収の手間が省けます。
また、構造がシンプルなテントが多く、張り方のアレンジも豊富です。側面を開けて眺めを楽しむスタイルにしたり、フルクローズにして風雨を防ぐなど、シーンに応じて使い方が可能。シェルターテントがあれば、あなた好みのキャンプスタイルが楽しめるでしょう。
シェルターテントの選び方のポイント
シェルターテントにはさまざまな種類があり、それぞれに個性があります。あなたのキャンプスタイルに合うシェルターテントが見つかるように、選び方のポイントを解説します。
キャンプスタイルに合った種類のものを選ぶ
シェルターテントを選ぶ上で、最も重要なポイントは、キャンプスタイルに合う種類のものを選ぶことです。種類ごとの特徴を解説するので、しっかりチェックしましょう。
風に強いスクリーンタイプ
スクリーンタイプのシェルターテントは、風に強く、大きなスペースの提供が可能。ドーム型テントのように、フレームによって支えられるので、安定感は抜群です。さらに、テント内の空間を広く保てるので、寝室だけでなくリビングとしての居心地のよさも感じられます。
小型で軽量さに優れたワンポールタイプ
ワンポールタイプのシェルターテントは、小型で軽量なモデルが豊富。持ち運びやすいため、ソロキャンプや少人数のキャンプに最適です。構造もシンプルなので、設営や撤収が簡単にできますよ。
内部が広く快適に過ごせるツーポールタイプ
ツーポールタイプのシェルターテントは、ワンポールタイプより内部スペースが広く、スクリーンタイプより設営が簡単な特性を持っています。
2つのポールでテントを支えることで、室内空間が確保され、ワンポールテントの課題である狭さの改善を実現。ポールの数が増えることで、風に対する強さもアップしています。
利用人数に合わせて
シェルターテントを選ぶときは、利用人数に合わせてサイズを選びましょう。どんなサイズを選ぶかは、キャンプの快適さに影響するからです。
例えば、ソロキャンプやカップルでのキャンプなら小型のモデルがいいでしょう。家族や大人数でのキャンプなら、大型で安定感のあるモデルを選ぶことを推奨します。
泊まりのキャンプなら、メーカー推奨の「人数+1名」の、少し大きなサイズのテントを選びましょう。荷物があっても、スペースに余裕があるので、窮屈になりませんよ。
焚き火をするなら素材も気をつけて
焚き火をするなら、難燃性の高い「コットン」や「TC(ポリコットン)」の生地がおすすめです。燃えやすい素材が使用されている場合、危険だからです。
焚き火で起こる火の粉が、テントに直接触れると、テントに穴が空いてしまうことも…。また最悪の場合には、テントが燃えるリスクもあります。
焚き火をするときは、難燃性の高い素材のシェルターテントを選ぶと同時に、タープも燃えにくい素材のモデルが安心です。気になる方は、以下の記事もチェックしてください!
【人数別】シェルターテントおすすめ14選
ここからは、シェルターテントのおすすめ14選を紹介します。一緒に利用する人の数に合わせて、最適なサイズのモデルを選んでください。
ソロキャンプ向け
ソロキャンプには、小型で軽量なシェルターテントが最適です。1人で設営や撤収を行うなら、手軽に扱えるモデルがおすすめです。
WAQ(ワック) Alpha TC SOLO DX ソロ〜デュオ用ティピテント
二又タイプのポールが標準装備されており、ワンポールの狭さを解消したシェルターテント。火の粉に強いTC素材を採用しているので、焚き火も薪ストーブも安心して使えます。テント前幕の跳ね上げ方を変えれば、3パターンの空間も楽しめますよ。インナーテントも付属していて、最大2名まで利用可能。
- メーカー参考価格:39,800円
- 設営サイズ:300×300×180(高さ)cm
- 収納サイズ:28×58cm
- 重量:9.5kg
- 素材:TC
- 耐水圧:300〜350mm
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)UA-66 トレッカー ユーティリティードーム3UV(カーキ)
つり下げ式のインナーテントも付属していますが、フライのみを設営することで、シェルターテントとして使用可能。トンネル型のテントは、組み立てやすいフレーム構造になっており、前幕を跳ね上げればリビングスペースも広々としますよ。
- メーカー参考価格:82,500円
- 設営サイズ:220×450×135(高さ)cm
- 収納サイズ:20×50cm
- 重量:5.2kg
- 素材:フライ/ポリエステル・フロア/ポリエステル
- 耐水圧:フライ/2,000mm・フロア/3,000mm
PAAGO WORKS(パーゴワークス) ニンジャシェルター
軽量・コンパクトさが強みのシェルターテントです。重量は本体とポール2本で、たったの1.15kg。まさに、ソロキャンプにぴったりのアイテムです。ジュラルミン製の付属ポールは、120〜140cmの間で、5段階の長さ調整もできます。側面のファスナーにより、出入り口やキャノピー(ひさし)の使い分けがしやすく、前室にバリエーションがありますよ。
- メーカー参考価格:46,200円
- 設営サイズ:380×220×120〜140(高さ)cm
- 収納サイズ:45×15cm
- 重量:1.15kg
- 素材:ポリエステル
MINIMAL WORKS (ミニマルワークス) SHELTER G | シェルターG
設営に使用する2本のクロスポールが、居住空間の広さを実現しています。テントの前面が広いので、開放感も抜群です。4箇所にベンチレーションが設置されており、通気性がよく結露しにくいので、快適に過ごせます。オプションの着脱可能なメッシュドアは、テントの前面に設置できるので、夏の防虫対策に最適。
- メーカー参考価格:125,400円
- 設営サイズ:350×300×170(高さ)cm
- 収納サイズ:65×25cm
- 重量:6.4kg
- 素材:ナイロン・ポリエステル
- 耐水圧:記載なし
OneTigris(ワンタイガー)ROC SHIELD タープテント パップテント
「ROC SHIELD」は、パップテント風のミリタリー系デザインのシェルターテント。張り方を変えることで、開放感を重視したりプライバシーを確保したり、自由に選べます。YKKのジッパーや防水キャップなど、ユーザーがよろこぶ細かな部分の質の高さも魅力。
- 設営サイズ:420×200×160(高さ)cm
- 収納サイズ:約15.4×23cm
- 重量:3.2kg
- 素材:ナイロン
- 耐水圧:1,500mm
2~3人でのキャンプ向き
2〜3人のキャンプでは、少し大きめのシェルターテントを選ぶとよいでしょう。ここでは、さまざまな種類のシェルターテントから、おすすめを紹介します。
ZANEARTS(ゼインアーツ) ギギ2
ツーポールタイプの広々としたシェルターテントです。別売りのインナーテントは両サイドにつるせて、4人ほどが快適に過ごせます。2つのポールを立てて、数箇所ペグダウンすれば設営は完了。張り方によっては、開放的な部分を残しつつ、プライバシーの確保もできます。独特なシルエットなので、キャンプ場でテントがカブりにくいのも、魅力の1つです。
- メーカー参考価格:69,960円
- 設営サイズ:750×400×220(高さ)cm
- 重量:7.5kg
- 素材:ポリエステル
- 耐水圧:1,500mm
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)トレッカー ワンポールテントレクタ270UV タイプ2 UA-68(カーキ)
インナーテントが付属しているので、通常は4名分の寝室を確保する使い方を想定しています。しかしインナーを使わずに設営すれば、そのままぴったり2〜3名のシェルターに。ワンポールタイプなので、設営も撤収も非常に簡単です。テントの前面には、居住空間を広げてくれるルーフとキャノピーを装備していますよ。
- メーカー参考価格:66,000円
- 設営サイズ:270×345×180(高さ)cm
- 収納サイズ:66×17×17cm
- 重量:4.8kg
- 素材:ポリエステル
- 耐水圧:2,000mm
snowpeak(スノーピーク) リビングシェル
通気性が抜群のメッシュパネルを豊富に設置し、プライベート感を確保しながら、開放感も感じられるシェルターテントです。テントの裾にはスカートを備えているので、外の寒さを遮断したい冬のキャンプにもバッチリ対応しています。対応テントとのドッキングや別売りのインナーテントの設置で、アレンジができるのも魅力の1つです。
- メーカー参考価格:145,200円
- 設営サイズ:455×415×210(高さ)cm
- 収納サイズ:76×28×33(高さ)cm
- 重量:13.2kg
- 素材:ポリエステル・ナイロン
- 耐水圧:3,000mm
ogawa(オガワ) ツインクレスタT/C
オールシーズン快適に過ごせる、ツインポールのシェルターテント。フライシートがTC素材なので、火の粉に強く、焚き火も気兼ねなく楽しめます。入り口のサイドウォールや前後の2箇所が跳ね上げ可能で、張り方のバリエーションは豊富。シーンに合わせたアレンジができます。フルオープンすると、とても広々として開放的ですよ。
- メーカー参考価格:97,900円
- 設営サイズ:507×305×200(高さ)cm
- 収納サイズ:72×30×30cm
- 重量:11.1kg
- 素材:TC
- 耐水圧:350mm
グループやファミリーキャンプ向けの大型シェルターテント
グループやファミリーキャンプには、大型のシェルターテントが最適。大型のスクリーンタイプやツーポールタイプのテントを紹介します。
SABBATICAL(サバティカル) スカイパイロットTC
サバティカルの代表的モデルである「スカイパイロットTC」は、遮光性と通気性を兼ね備えたTC素材の大型シェルターテントです。サブポールを用いてデットスペースを無くしたことで、広い居住空間が実現。張り方のバリエーションが豊富で、5つのスタイルをシーンごとに切り替えられます。美しいフォルムと実用性を兼ね備えた、完成度の高いテントです。
- メーカー参考価格:99,800円
- 設営サイズ:720×380×270(高さ)cm
- 収納サイズ:82×39×29(高さ)cm
- 重量:22.4kg
- 素材:TC
ZANEARTS(ゼインアーツ) ゼクーM
「エクステンションフレーム」によって広い空間の創出に成功し、ワンポールのデメリットを解決したミドルサイズのシェルターテント。テントの下部にある3つのベンチレーションと、パネルの1つを大きく開くことで、高い通気性を確保できます。こだわりのテントの生地は、強度や耐水性・遮光性など、さまざまな性能が秀逸です。
- メーカー参考価格:89,980円
- 設営サイズ:440×440×250(高さ)cm
- 重量:11.5kg
- 素材:ポリエステル
- 耐水圧:1,500mm
Coleman(コールマン) タフスクリーンタープ 400
コールマンのドームテントとの連結もできる、スクリーンタイプのシェルターテント。1人でも設営できる、アシスト機能があります。4つの側面がすべてメッシュになるので、テント内の通気性が確保され、新鮮な空気をキープできます。「タフスクリーン」の名のとおり、強い風が吹いてもビクともしません。
- メーカー参考価格:62,480円
- 設営サイズ:約400×360×210(高さ)cm
- 収納サイズ:約26×74cm
- 重量:12.5kg
- 素材:ポリエステル
- 耐水圧:2,000mm
snowpeak(スノーピーク) ゼッカ TP-710
独特で曲線的なデザインと大胆に開くフロントパネルにより、抜きんでた開放感が感じられる大型の2ルームシェルターテント。自然の眺望を楽しむキャンパーから、とても高い評価を得ています。弧を描いたテントの外に出ると、そこには焚火台を置いて集まりたくなる空間が!張り方のアレンジも、存分に楽しめますよ。
- メーカー参考価格:345,620円
- 設営サイズ:880×420×205(高さ)cm
- 収納サイズ:92×35×40(高さ)cm
- 重量:30kg
- 素材:ポリエステル
- 耐水圧:1,800mm
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)UA-21 エクスギア スクリーンツールームドーム
スクリーンタイプのシェルターテントは、フライシートだけで大きなリビングスペースを作れます。張り方のアレンジも効いて、フルクローズ・フルオープン・フルメッシュなどシーンに応じて、快適さを追求可能。通気性の高い「ノーシームメッシュ」を全面に備え、テント内の空気は、常に新鮮に保てます。
- メーカー参考価格:165,000円
- 設営サイズ:345×460×H200cm(高さ)cm
- 収納サイズ:76×32×32cm
- 重量:15kg
- 素材:ポリエステル
- 耐水圧:1,200mm
よりキャンプを楽しくするために
シェルターテントのような、寝室やリビングになる空間を作るアイテムは、とても重要です。なぜなら、キャンプの快適さや安心感を決める存在だからですね。
「では、キャンプをより楽しくするためには、どうすれば?」それは、あなたのスタイルに合ったアイテムを選ぶことが重要です。キャンプに必要な基本的なアイテムを確認して、おしゃれで快適なキャンプを実現したい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。
シェルターテントでキャンプをより楽しもう!
シェルターテントは、あなたのキャンプをさらに快適にしてくれる、すばらしいアイテム。張り方のアレンジや、キャンプギアのレイアウトを楽しみたい方には最適です。
当記事で紹介した「選び方のポイント」を参考にして、ぜひ「おすすめ15選」から、あなたにぴったりのシェルターテントを見つけてください!好みのスタイルや使用人数、アウトドアシーンに合わせて選ぶことで、理想的なキャンプが実現しますよ!
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- ランドネ
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