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【ゆるっと親子ハイク】#00 気負わずゆるりと、親子ハイクはじめました!

昨年6月に第一子を出産し、家族でアウトドアを楽しむようになった編集部にのみやが、親子ハイクに関するあれこれを発信するWEB連載。“ゆるく楽しく”をモットーにフィールドを歩いては更新していきます。

大切なのは“がんばりすぎない”こと

子どもといっても、わが子はまだハイハイで移動するのがやっとなので、自分の足で山を歩くことはできません。そのためもちろん親が子どもを背負って山を歩くわけですが、もっとも大切にしていることは“子どもファーストな発想”でいること。寒すぎたり暑すぎたりしないか、ゆっくり休憩できるスポットはありそうか、そして親が疲れてしまわないかを事前によく考えるようにしています。

親が心身ともに疲れ切ってしまうと子どもの安全に関わるのはもちろん、無理をしすぎると次から腰が重くなってしまう性分なので、わが家ではがんばりすぎない山行計画を心がけています。初めての子育ては日常生活ですらてんやわんやなのに、山に行ってまでがんばる必要はなし!むしろ、山に行く日はベビーキャリアの中でたっぷり寝てくれて寝かしつけに苦戦することもないし、ごはんだってベビーフードで楽してしまおう~と前向きな気持ちで。親が余裕をもって楽しめていれば、きっと子どもにも楽しい気持ちが伝わっていくと考えます。

大切な友だちを初めて山に連れていくときのように、このプランであの子は楽しんでくれるかな?どんなふうに山を好きになってくれるかな?そんな温かい気持ちで山の計画を立てる時間も楽しみのひとつになっています。

以下は、がんばりすぎないためのチェック項目です。

  1. トータル4時間以内でかえってこられるプラン
  2. ゆっくり休めそうなポイントをみつける
  3. ザレ場やガレ場など転ぶリスクが高いルートは避ける
  4. ピーク(山頂)は必ずしも踏まなくてOK
  5. 父と母で交代しながら子を背負う
  6. 車で行けるルート

気負わず、ゆるりと

「hike(ハイク)」には、木々や草花、川、湖、岩など自然に囲まれた場所を楽しみながら歩くという意味があります。山だけでなく自然のなかを歩くことが中心にあり、必ずしも山頂を目指すものではないため、いろんな旅の楽しみ方の想像がふくらみ、私はこの言葉がとても好きです。なので、この連載ではあえて「親子ハイク」という言葉を使うことにしました。

森に囲まれた公園を歩くのもハイクだし、山のてっぺんでゆったりすごすのもハイク。そんなふうに親子ハイクを楽しんでいくなかで「これはほかの家族はどうしているのだろう」と疑問に思うことが増えてきたこのごろ。そこで、ランドネ読者の先輩ママたち「ランドネたのしみ隊 ママ部」に悩みをぶつけてみました。次回からは、おむつ替えや日焼け、機嫌の問題、山で食べるもの、下山後のすごし方……などなど、さまざまなトピックを取り上げていきます。

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PROFILE

二宮 菜花

ランドネ / 編集部(ADDIX)

二宮 菜花

ランドネ編集部いちの食いしん坊。山でいただくごはんが大好きで下山後に体重が増加していることがしばしば。体育大学のワンダーフォーゲル部出身ということもあり、トレイルランニングのレースに出たり、パックラフトで川を下ったり、ときどきアクティブな一面も。2歳の女の子を子育て中で、親子ハイキングの楽しみ方を模索中。

二宮 菜花の記事一覧

ランドネ編集部いちの食いしん坊。山でいただくごはんが大好きで下山後に体重が増加していることがしばしば。体育大学のワンダーフォーゲル部出身ということもあり、トレイルランニングのレースに出たり、パックラフトで川を下ったり、ときどきアクティブな一面も。2歳の女の子を子育て中で、親子ハイキングの楽しみ方を模索中。

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