BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

みんなの知らない秘密の高尾山へ行ってきました!Mt.ランドネ会員限定イベントレポート

月に1回のペース開催しているMt.ランドネ会員限定イベント。今回はなんども訪れたことがある人という人も多い高尾山です。登山ガイドで、本誌では、「神様百名山を旅する」を連載中の広田勇介さんが、ディープな世界を案内してくれました。

一つひとつを知ることで新しい山の楽しみに

「まずはこちらです」と広田勇介さんが案内してくれたのは、駅のほぼ並びにある氷川神社。「こんなところに⁉」とスタートから高尾山への入口だ。お参りの作法が決まっていないこと、四国八十八カ所の土が埋まっている高尾山内八十八大師があること、そのマップを高尾山別院不動院で購入できるなど、ケーブルカーに乗車する前から、驚きの連続。薬王院の境内に入ってからも、これまで通り過ぎていた門や石像の解説が。一つひとつの意味や役目を知るといつもの道がまったく違う楽しみを持つ道に変わっていった。

薬王院の護摩行を終えると、薬王院の僧侶で山伏としても修行をされている上村さん(なんと、広田さんのお知り合い)がホラ貝を吹いてくれたり、頭襟(頭に乗せている黒いもの)は水を飲んだり、頭を枝から守ったりする役目があることを教えてくれ、またびっくり。

イベント後の参加者アンケートは満足もしくはとても満足したと回答してくださった方が100%。次回も乞うご期待!

「日本の神様カード」を引いて、ご縁のある神様を知る

広田さんとともに小誌の連載でイラストを担当してくださっているデナリさんが手がける「日本の神様カード」。48柱の神々が描かれ、カードを引くとそのときにご縁のある神様のアドバイスを読むことができる。

山頂に行かなくてもお参りができる

山や寺にある石柱などは個人や法人が寄進・寄贈したもの。ふもとにある「高尾山飯縄大権現」と書かれた石柱は、山頂まで行けない人がいつでもお参りができるようにと、高尾山に思い入れのあるご夫婦が寄贈したもの。

高尾山で霊場八十八箇所のお遍路ができる

1903年、薬王院の志賀照林大僧正が四国八十八ヶ所の霊場の土を持ち帰り大師像の下に納めた。この高尾山内八十八大師を巡れば、四国八十八ヶ所を巡拝したのと同じ御利益を受けられる。

つい通り過ぎてしまいがちな「高尾山麓 氷川神社 」

高尾山口駅の近くにあり、子どもに御利益を授けてくれる神社。「二礼二拍手一礼とよくいわれますが、じつはお参りの方法に決まりはないです。神様仏様に失礼がなければいいのです」と広田さん。

ここからが「聖域」、神聖な空気を感じる境界線

薬王院の境内の入り口、「霊気満山」と書かれている浄心門。霊気が満ちあふれている山と記されているとおり、一歩踏み入れると下界と境内の空気の違いを感じ、霊山としての高尾山を体感できる。

水産業の社長が奉納した「蛸供養碑」

樹齢450年、御神木として祀られている「たこ杉」は、その大きく膨らんだ根の形状が名前の由来。このたこ杉にあやかり、横にはタコを扱う水産業者、卸売業者、市場関係者による供養碑が奉納されている。

左右に座っている善童鬼妙童鬼は夫婦!

修験道の開祖「神変大菩薩役の小角」が安置されている。それを守るのは弟子の善童鬼と妙童鬼。実在の人物がモデルとなっているといわれ、ふたりは夫婦だったとか。

 

さまざまな表情、武具を持つ高尾山の青銅三十六童子

不動明王の親衛部隊。ひとりにつき一千万人の従者をもち、不動明王を守っている。一人ひとり、表情や持っている武具が違う。名前を唱えるだけで守護神となってくれるそう。

修行場としての高尾山を感じる

三密の道の端、男坂と仏舎利塔横にそれぞれある「苦抜け門」。門と門のあいだにある石段を三密の道という。三密とは人の日常を構成する行い(身)、言葉(口)、心(意)であり、煩悩の元。三密の道では煩悩を消すことを心がけて歩き、煩わしさや心配ごとをなくす。

神秘的で迫力があった護摩行体験

護摩行は煩悩を表す薪を御本尊飯縄大権現の智慧の浄火で焼くことにより、悟りが見えてくるという修行。僧侶たちが護摩壇を囲み、お経が響くなか、まっすぐに燃えさかる火は大迫力だった。護摩行後に解説をしてくれたのは地元八王子出身の僧侶・上村公昭さん。

花まつりの日は舎利殿の扉が開く

日本のボーイスカウトがタイ国王陛下から本物のお釈迦様の遺骨をいただき、高尾山の仏舎利塔に埋葬したという。お釈迦様の誕生日などには、扉が開かれ、僧侶による奉納行事が行われる。お釈迦様の銅像に甘茶をかけ、お参りする。

奥之院だったとされる「富士浅間社」

富士山信仰ともゆかりが深い。高尾山の僧侶はいまでも毎年、数日間をかけて高尾山から富士山に向かって歩き、修行している。富士山をかたどった石碑に祈ることで、富士山で行う10段階の修行と同じ御利益があるという。

福徳弁財天を祀った洞窟にふたり一組で入る

洞窟のなかに祀られた福徳弁財天。洞窟の中はせまいので、日本の神様カードでふたり一組になり順番に入ることに。洞窟の入り口でお賽銭をして、奥に鎮座している腕が八本ある弁財天にお参り。地元の人が大切に守っている神社なので、静かに。

 

SHARE

PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

No more pages to load