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長野県・安曇野の自然の恵みを味わう旅!|#1 北アルプスの絶景を目指す山歩き

自分の心と体と向き合うことのできる山歩き。日常から少し離れて深呼吸したくなったら、気軽に絶景が見られる長野県安曇野市に。今回はモデルの吉岡更紗さんとともに足を運びました。光城山(ひかるじょうやま)と長峰山(ながみねやま)をつなぐ「ひがし山」へプチ縦走しに出かけてみませんか?

豊かな自然あふれる長野県安曇野市

長野県の中部に位置し、雄大な北アルプスが望める安曇野市。環境省が選ぶ日本の名水百選に選ばれていて、清らかな水を使ったお米やワサビなど名産品もたっぷり。歴史ある美術館や旧跡も点在し、観光に訪れる人も多いまち。

Access
公共交通機関の場合、JR新宿駅から特急あずさでJR松本駅へ。JR大糸線に乗りかえ豊科駅や穂高駅まで(約3時間)

公共交通機関で長野県安曇野市を満喫

慌ただしく流れる日々のなかで思いを寄せるのは、大好きな山の風景。日常から離れて山を歩くことで、張り詰めた緊張感から心が解放され、なによりも安らげる時間だ。でも、目の前のことに追われるなかで登山の計画を立てる時間がなかなかもてない……。そんなときに訪れたいのが、長野県安曇野市にある「ひがし山」だ。

安曇野では、西にそびえる北アルプスの山々を西山。東に連なる山をひがし山と呼んでいる。今回はその山のなかから、光城山と長峰山をプチ縦走することに。市街地を挟んで北アルプス常念山脈と対峙しているため、標高900m弱とは思えないほどの絶景が望める。公共交通機関でも向かえるアクセスのよさも決め手のひとつだ。

また、清らかな水に恵まれている安曇野は、リンゴやそば、ワサビなど、おいしいものも豊富。豊かな自然とそのなかで育まれた食べもの。旅のテーマは〝安曇野の自然の恵みを味わう〞ことに決定!

今回旅をしたのは、モデルの吉岡更紗さん。のんびりと朝をすごしてから都内を出発し、今日の宿である「KIIIYA」にチェックインしたら、必要なものだけを持ってシェアサイクルで道の駅へ。「普段あまり車を運転しないので、移動にシェアサイクルを使えるのがうれしいです! それに、地のものを持って山を歩くと、訪れた地域全体を楽しんでいる気がして、うれしくなります」

買いものカゴには、リンゴチップスや山菜おこわ、赤飯まんじゅうなど、翌日の朝食や行動食が入れられた。

▲JR大糸線の駅前や道の駅、安曇野市のホテルなどにスポットが点在する、シェアサイクル。15分ごとに100円

KIIIYA café&hostel
長野県安曇野市穂高1835-2
TEL:0263-75-2784
営業時間:10:00 ~ 17:00(カフェ)
定休日:不定休

1階がカフェ、2階が宿泊スペースになっている泊まれるカフェ。吹き抜けで開放感あふれるラウンジがあり、ワーケーションにも◎。カフェではグルテンフリーの食事や安曇野産の野菜などが楽しめる

詰め込みすぎない、でもたっぷりと充実した旅へ

上)光城山山頂付近には、実際の風景と照らし合わせて山の名前を確認できる看板が。位置を合わせるのが難しいけれど、それも楽しい!下)光城山までの登山道沿いや山頂には、1,500本あまりの桜の木が

翌日はたっぷりと睡眠をとって、待ちに待った山歩き。梅雨明け前だったこともあり、朝は少しだけ雨が降っていた。しかし、いざ上り始めると太陽が少し顔を出している。雨で潤った植物はみずみずしく、木々をいっそう美しく演出していた。

▲上)烏帽子峰への林道ではヤマホタルブクロの群生を見つけた。下)長峰山山頂付近にはチョウの生息環境を守ることを目指している「蝶の森」も

歩き始めておよそ2時間。たどり着いた長峰山の山頂からは、北アルプスと安曇野のまちが、これでもかというほど眺められる。ベンチに腰かけ、安曇野の水でコーヒーを淹れた。目の前に広がる自然の恵みのなか食べるおやつはいっそうおいしい。

上)この日のおやつは、道の駅で調達したおまんじゅうやリンゴチップス、登山口の近くで購入した石焼のおやき。下)長峰山からは安曇野のまちなみや田園風景を一望できる

「次は友人を誘って、春の桜の季節や秋の紅葉の季節にも訪れてみたいな」

そう、更紗さんは話す。いつもの登山では感じられないふもとの町の魅力にも触れることができた。

吉岡更紗さん

CMや広告などで幅広く活躍するモデル。山登りを始めて約1年。YouTubeチャンネル「さらさらDays(@Sarasayoshioka)」にて、山行のようすを発信中

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PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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