田辺のまち歩きと海岸線トレイルへ|ランドネ100楽山(和歌山県田辺市)
ランドネ 編集部
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南紀白浜空港から車でおよそ30分。紀伊半島の南部、熊野古道への玄関口に位置する和歌山県田辺市は、山とまちを歩く旅を〝楽しむ〞拠点として、とっておきの場所です。
キホンが詰まった、まち歩きと海岸線トレイル
海をつなぐ
「海岸線トレイル」とも呼ばれる、扇ヶ浜から天神崎を経由し元島までをつなぐ道。およそ4km のルートを歩けば、海のそばで暮らしを営む、地元の人たちの日常が垣間見れる。
一日目はまちと海。山の行動食にふさわしい地元の銘菓を調達するのが、この日の大切なミッション。食べ応えのあるもの、味のバリエーション、持ち運びやすい形
状などなど、行動食としての機能面をよく考えながらお店をめぐる。
田辺といえば「デラックスケーキ」と「田辺っ子」が、僕にとっての絶対的エース。南方熊楠が愛した「おけし餅」や、量り売りが楽しい「ともゑ堂」の煎餅などもレギュラーだ。「菓匠 二宮」のまんじゅうもはずせない。こんなに買ってどうするんだという量を、ホクホク顔で抱える。買いものって楽しいなあ。
まち歩きから海に行けることも田辺の大きな魅力。市街地から至近の扇ヶ浜は、老若男女が憩いに訪れる場所で、熊野詣の歴史を伝える潮垢離場もある。ここから「和歌山のウユニ塩湖」の異名をもつ天神崎まで、歩いておよそ一時間。ほどよい距離だ。引き潮のタイミングと落日の時刻が重なれば、岩礁にとり残された浅い水面に夕陽が反射する美しい光景を目にするチャンス。これはぜひ狙いたい。
その天神崎とまちを結ぶ「田辺大橋」からの眺めが、これまたすばらしい。会津川越しに見える山のなかにある、ひときわ大きな山容が田辺の絶景低山「高尾山(た
かおやま)」。明日はあそこから、いまいるこの場所を眺める。田辺大橋、見つけられるかなあ。
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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