女性におすすめのトレッキングポール5選(ブラックダイヤモンド・ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ)
ランドネ 編集部
- 2023年10月31日
山歩き時の身体の負担をやわらげてくれる、トレッキングポール。
ブランドや素材、長さの調整方法や収納方法などいろいろあるけれど、初めて購入するときにはどれを選んだらいいのでしょうか?
女性におすすめの5アイテムを、登山ガイドの渡辺佐智さんとMtランドネ会員さん、ランドネ編集部でいっしょに比較してみました!
岩場の登りや下り、土の道の登りや下りなどそれぞれをていねいに検証したので、購入の際はぜひ参考にしてみてください!
ブラックダイヤモンド・ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ
- 価格:30,030円(2本組み)
- カラー:ダークパティナ 全1色
- 長さ:95~110cm(収納時34cm)、110~125cm(収納時37cm)
- 重量:95~110cm=324g(組)、110~125cm=
352g(組) - 素材:カーボン
軽量コンパクトで携帯性バツグン!
トレッキングポールの収納方式といえば、シャフトを伸び縮みさせるタイプが一般的でしたが、近年人気が高まっているのが、Z形に折りたためるタイプ。なかでも、定評のあるクライミングギアを多数販売している『ブラックダイヤモンド』の「ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ」は、軽量コンパクトで携帯性に優れているのが特徴です。
「とにかく携帯性を求めるなら、今回比較した5アイテムのなかでダントツなのがこれ。軽量なので振りもよくて、軽快に歩けます。ただし、カーボンはアルミより折れやすいので、扱い方には注意が必要です」と渡辺さん。
また、ディスタンスシリーズは、軽量なカーボン素材で長さ調整のできる「カーボンFLZ」ほか、より丈夫なアルミ素材のタイプや、より軽い長さ調整のできないタイプ、最軽量の折りたためないタイプもあるので、スタイルに合わせて選べます。
折りたたみタイプのメリットは、とにかくコンパクトになること!
「従来の伸縮タイプのポールはバックパックに外付けするしかありませんでしたが、折りたたみタイプはバックパックの中にしまえるのが便利です」
カーボン素材で軽いため、操作性に優れています。ただし、アルミに比べて折れやすく、岩稜帯で岩の間に挟まるなどして横方向の力が加わると折れる可能性があるので、扱いに気をつかうところもあります。
「平地や、岩混じりでないルート、
組み立ては簡単で、Z形に折れ曲がったシャフトをつなげて、スナップボタンがカチッとはまるまで引くだけ。1カ所のレバーロック(フリックロック)によって、15cmの幅なかで長さ調整もできます。収納時はスナップボタンを押せば、簡単に折りたためます。
登山ガイド 渡辺佐智さん
体の使い方や山道具の選び方など、女性ならではの視点でていねいに教えてくれる。おいしいもの好きでも有名で、下山後に寄りたい飲食店にも詳しい。男性と比べて筋力が弱い女性はとくに縦走や下山時などにトレッキングポールを使用することをすすめている。個人的には短めに使うのが好み。
- BRAND :
- ランドネ
- CREDIT :
- Photo/H.Kimoto 木本日菜乃 Text/S.Yamaga 山賀沙耶 Editorial/Randonnee ランドネ編集部
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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