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田辺・龍神の立ち寄りスポット|龍神の山とふもとの温泉旅 #2(和歌山県田辺市)

山深い豊かな自然に育まれた、和歌山県田辺市にある龍神村。自然の恵みを味わえる温泉や個性豊かなお店の一部をご紹介。

>>>和歌山県最高峰の”低山”を歩く|龍神の山とふもとの温泉旅 #1(和歌山県田辺市)

1300年の歴史ある山間の秘湯、龍神温泉へ【上御殿】

1657年、紀州藩主であった徳川頼宣公が龍神温泉へ湯治に訪れるために建てられた「上御殿」。本館には徳川公が泊まった「御成りの間」が残り、国の登録有形文化財に。

その昔、弘法大師が夢に現れた龍王のお告げによって開かれたと伝えられ、紀州徳川家との縁も深い龍神温泉。山に囲まれた渓谷を眺めながら温泉に癒やされよう。なめらかなお湯で、浸かればお肌がすべすべ、体の芯から温まる。檜の内湯のほか露天風呂もあり。

地元で採れた季節の新鮮な山の幸を使ったお料理がずらりと並ぶ夕食も魅力。この日のメインは、アマゴの塩焼きと鹿肉のルイベ。一品一品手の込んだ品と女将さんとの朗らかな会話を楽しみながら、ゆっくりとした時間をすごせる。

▲部屋から側を流れる日高川の青く澄んだ清流を見下ろせ、川の音が心地いい。

上御殿
和歌山県田辺市龍神村龍神42
TEL.0739-79-0005
宿泊料金:2名1室(1名様料金)17,600円+入湯税150円

龍神村の魅力が注がれた、おいしい珈琲を【豆んと森珈琲】

トレイルランナー中川政寿さんが、龍神温泉街で唯一残っていた喫茶店の閉店を機に引き継ぎ、オープンした焙煎所兼カフェ「豆んと森珈琲」。龍神村の休耕田で自ら栽培したサツマイモを使った地ビール「龍神金熊」を商品化するなど、地域の魅力を発信する拠点を目指している。

豆んと森珈琲
和歌山県田辺市龍神村龍神44
営業日:HPで営業スケジュールをチェック
https://mamentomori.theshop.jp

営業日限定でオープンする古民家カフェ【茶房 梅樹庵】

周囲の景観に溶け込むように佇む梅樹庵(めいじゅあん)のメニューは、季節野菜や里山の恵みをたっぷりといただけるサンドウィッチやサラダなど。横浜でシェフをしていたご主人の作るこだわりの南高梅ドレッシングや、季節ごとに素材の変わる手作りジャムは、お土産に選びたい逸品。

茶房 梅樹庵
和歌山県田辺市龍神村西281-1
TEL.0739-78-2056
営業時間:10:00~15:00
営業日:4/1~11/30までの土日祝、12/1~3/31は完全予約制のコースランチ

源泉かけ流しの日帰り浴場【龍神温泉 元湯】

龍神温泉元湯は、日本三美人の湯と称される龍神温泉の湯元であり、源泉かけ流しが自慢の共同浴場。龍神村産の檜風呂と岩風呂、渓流を眺める露天風呂などがあり、夜9時まで営業しているので、登山の帰りに山谷の秘湯で汗を流し、疲れを癒やすことができるのもうれしい。

龍神温泉 元湯
和歌山県田辺市龍神村龍神37
TEL.0739-79-0726
営業時間:7:00~21:00(最終受付20:40)
定休日:なし
入浴料金:大人800円、子ども400円

道の駅 水の郷日高川 龍游(りゅうゆう)

田辺市内から龍神温泉に向かう途中に、少し寄り道したいのが「道の駅 水の郷日高川 龍游」。敷地内には、地元産の肉厚シイタケやソバ、あまごなどを使ったメニューが食べられる「つぐみ食堂」のほか、龍神の山の恵みが詰まった土産物が並ぶ「龍游館」、紀州産スギを使用した家具の販売と工房が併設する「G.WORKS」などの施設が立ち並ぶ。

G.WORKS内のショップでは、龍神エリアの作家さんの作品を中心にセレクト。木工小物をはじめ、一点ものの藍染の洋服、陶器、和歌山・熊野古道にまつわる絵本など、選んでいるだけで楽しいこの土地ならではのアイテムが店内にずらり。

1日10食限定の「龍神そば」は、紀州産高菜を使用した「めはりずし」と「とろろそば」のセット(1,150円)でいただける。

道の駅 水の郷日高川 龍游
和歌山県田辺市龍神村福井511

(龍游館/つぐみ食堂)
TEL.0739-77-0380
営業時間:9:00~17:00、食堂11:00~14:30
定休日:火曜(祝日の場合は営業)、年末年始

(木の椅子工房 G.WORKS&Wood stock cafe)
TEL.0739-77-0785
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜、年末年始

もんぺとくわ

龍神村に移住した夫婦が営む、自然派カフェ。日高川と周りに広がる豊かな自然を眺めながらいただけるランチには、「十品目のおふくろ定食」や「天然酵母ナンの野菜カレー」など、畑で育てた無農薬野菜をたっぷりと使用した、おいしくて体に優しいメニューが揃う。

カフェにはドミトリースタイルの宿が併設。1泊2食付き(7,300円)ほか、朝または夕食付、素泊まり、1棟貸切プランなど、選べるスタイルはさまざま。龍神岳の前泊、後泊に利用しやすいのもうれしい。龍神温泉で汗を流してから、チェックインを!

もんぺとくわ
和歌山県田辺市龍神村西258
TEL.0739-78-2124
営業時間:11:00~17:00(ランチ11:00~14:00L.O.、カフェ11:00~16:00L.O)
※売り切れ次第終了
定休日:月、火曜(月曜祝日の場合は営業)
https://monpetokuwa.com/

道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー

護摩木を積み上げた形のスカイタワー展望塔が、ひときわ目を引く道の駅。エレベーターでアクセスできる高さ33mの展望塔からは、大台ケ原や大峯奥駈道の山々をはじめ、紀伊水道の島々や、空気の澄んだ日には四国山脈を望めることも。

1階の売店には、龍神村や熊野地方の魅力の詰まったお土産が、多数ラインナップ。ごまさんスカイタワー限定「ごまごまソフト」は、くろごま(500円)、みるく(400円)、みっくす(450円)の3種類。護摩壇山から龍神岳を歩く途中、ひと息つくスポットとして立ち寄りたい。

道の駅 田辺市龍神ごまさんスカイタワー
和歌山県田辺市龍神村龍神1020-6
TEL.0739-79-0622
営業時間:平日9:30~16:00、土日祝9:00~16:00
(展望塔)平日9:30~15:50、土日祝9:00~15:50
定休日:12月~3月
展望塔入場料:1名300円

※高野龍神スカイライン(国道371号)の高野町高野山~田辺市龍神村龍神字大熊の区間は、2024年3月25日(月)7:00まで冬期通行規制あり。

田辺で楽しむ山旅をまとめた「田辺の低山とまちを歩く旅のはじまり」はこちらから!

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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