アメツチ 星野晃宏さんが選ぶ「わたしの町の山といいもの」｜半月山

地域に寄り添い、個性あふれる商品セレクトが人気のアウトドアショップをピックアップ。地元を愛するスタッフさんに、ショップを拠点に歩いてほしいお気に入りの山と、その山におすすめのイチオシアイテムを聞きました。

私がおすすめします

天地 Ametsuchi　店長・長尾竜太郎さん

幼少期を日光の山間部で暮らし、自然のなかで遊ぶことを覚える。2020年に妻とともにアメツチをオープン。

DATA
天地 Ametsuchi
栃木県日光市東和町93-１
営業時間：13:00～18:00
定休日：不定休

まるで箱庭のような魅力が満載

日本最古の国立公園、日光国立公園を中心にアウトドアの魅力を発信する「アメツチ」。登山のギアから地元の民芸品まで多彩なアイテムをラインナップするほか、ガイドサービスも提供。ハイキングやトレイルランニング、釣りなど、幅広い外遊びを提案している。

「私たちがガイドする日光エリアには2000ｍ級の山や湖、湿原や滝などが〝箱庭〞のように存在します。日帰り旅でも美しい風景がダイナミックに変化するようすを楽しめます。元々、修験道ということもあり、神社仏閣や人々の暮らしが国立公園内にある点も日光ならでは。さらに、多種多様な泉質の温泉が点在していることも魅力。山と温泉の相性は言わずもがなですね」（星野さん）

わたしの町のいい山：半月山

星野さん夫婦がアウトドアを仕事にするきっかけとなった、思い入れの深い半月山。雄大な男体山や中禅寺湖を見渡しながら山を歩いた際、「日光の地で、この美しい自然を伝える仕事がしたい」という想いが重なり、お店のオープンへとつながったという。半月山は、いろは坂を上り終えてすぐ、いわゆる奥日光の玄関口に位置する。

「展望台からの眺めはまるで絵葉書のよう。圧巻の風景です」と星野さん。

わたしの店のいいもの：アンコウマウンテンワークス／シット

2023年にスタートした栃木発のアウトドアブランド「アンコウマウンテンワークス」。アイテムのフィールドテストにはアメツチが協力しているそうで、その使用感はお墨付き。「シット」はサコッシュとしては珍しい自立型で、テーブルやイスの上に置いて中の荷物を取り出したいときに便利。また止水ジッパーや、万が一水が中に入ってしまった場合の水抜き用ドレンホールを採用。箱型かつ大容量のため、カメラの持ち運びにも重宝する。

100楽山ステッカーをプレゼント！

ランドネでは、山頂を目指すだけではない＋αの楽しみのある山を「100楽山」として、誌面やWEB で紹介しています。記事で紹介した栃木県の半月山に登り、お店を訪れた方には100楽山ステッカーをプレゼント！お店のスタッフさんに山の写真を見せてください！
※ステッカーはなくなり次第終了となります。