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だれでも簡単にできる!山でおいしくギョウザを焼く方法|山で実践編

だれでも簡単にできる!山でおいしくギョウザを焼く方法|自宅仕込み編

ギョウザの餡は準備万端。包む作業は、水分の染み出しを考慮して山で行なうのがベスト。ここでは、どう山へ食材や調味料を持ち運ぶか、山という環境でどのように焼くとよいか……をていねいに解説してもらいます。

教えてもらったのは/三浦夏美さん
山を走るのが好きな二児の母。簡単かつ家庭料理とは思えないレシピをひらめいたり、飲食店で食べたもの
を家で再現するなど、アイデアや腕前はアウトドア関係者の界隈で有名。

食材は繊細だからていねいに。どう山へ持ち運ぶ?

餡は保存袋といっしょに

ひき肉は加工や下ごしらえの過程で空気や空中の雑菌が入り込み、足が早いと言われている。「暖かい時期は冷凍して、保冷バッグと保冷材で保冷しながら持ち運びます」。

タレと油は、液漏れに要注意

バックパック内での液漏れは悲惨のひとこと。「漏れないボトルはアウトドアショップで買うのが手堅いですが、明治のR-1のボトル(右)が手ごろサイズで使えます」。

皮はオーブンシートが大活躍

“皮をいかに濡らさず山へ持っていくか”は実践編のなかでも最重要ポイント。「結露で濡れて包めなかった……では悲しすぎます。オーブンシートを利用する方法が確実です」。

①オーブン(クッキング)シートを手ごろな長さにカットし、皮を重ならないように敷き詰める。

②さらにシートを重ね、皮を追加で敷き詰めていく。皮に水分は厳禁なので水まわりでの作業時は注意して。

③端からクルクルと巻いていく。シートは表面にシリコン加工がされ、液体を通さず食材がくっつきにくい。

④棒状になったシートをラップでくるむ。乾燥が心配な人はさらに密閉式ビニール袋などに入れておくとよい。

⑤形状が細長いので、バックパックの中はもちろん、サイドポケットに立てて持ち運ぶこともできる。

いい匂いを漂わせて。ギョウザの焼き方

①フライパンにフタがない場合はアルミホイルでフタを形作り、中央に穴を開ける。

②大さじ2の油を一度温めてのばし、火から下ろしてギョウザを並べる。

③加熱し底に焼き色がついたら、ギョウザの3分の1が隠れるほど水を入れる。

④アルミホイルのフタをして中火(強風下では中強火)で5分蒸し焼きにする。

⑤水分の大半が飛んでパチパチ音がしたら、火を消して盛り付けたら完成!

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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