だれでも簡単にできる!山でおいしくギョウザを焼く方法|山で実践編
ランドネ 編集部
- 2024年02月06日
だれでも簡単にできる!山でおいしくギョウザを焼く方法|自宅仕込み編
ギョウザの餡は準備万端。包む作業は、水分の染み出しを考慮して山で行なうのがベスト。ここでは、どう山へ食材や調味料を持ち運ぶか、山という環境でどのように焼くとよいか……をていねいに解説してもらいます。
教えてもらったのは/三浦夏美さん
山を走るのが好きな二児の母。簡単かつ家庭料理とは思えないレシピをひらめいたり、飲食店で食べたもの
を家で再現するなど、アイデアや腕前はアウトドア関係者の界隈で有名。
食材は繊細だからていねいに。どう山へ持ち運ぶ?
餡は保存袋といっしょに
ひき肉は加工や下ごしらえの過程で空気や空中の雑菌が入り込み、足が早いと言われている。「暖かい時期は冷凍して、保冷バッグと保冷材で保冷しながら持ち運びます」。
タレと油は、液漏れに要注意
バックパック内での液漏れは悲惨のひとこと。「漏れないボトルはアウトドアショップで買うのが手堅いですが、明治のR-1のボトル(右)が手ごろサイズで使えます」。
皮はオーブンシートが大活躍
“皮をいかに濡らさず山へ持っていくか”は実践編のなかでも最重要ポイント。「結露で濡れて包めなかった……では悲しすぎます。オーブンシートを利用する方法が確実です」。
①オーブン(クッキング)シートを手ごろな長さにカットし、皮を重ならないように敷き詰める。
②さらにシートを重ね、皮を追加で敷き詰めていく。皮に水分は厳禁なので水まわりでの作業時は注意して。
③端からクルクルと巻いていく。シートは表面にシリコン加工がされ、液体を通さず食材がくっつきにくい。
④棒状になったシートをラップでくるむ。乾燥が心配な人はさらに密閉式ビニール袋などに入れておくとよい。
⑤形状が細長いので、バックパックの中はもちろん、サイドポケットに立てて持ち運ぶこともできる。
いい匂いを漂わせて。ギョウザの焼き方
①フライパンにフタがない場合はアルミホイルでフタを形作り、中央に穴を開ける。
②大さじ2の油を一度温めてのばし、火から下ろしてギョウザを並べる。
③加熱し底に焼き色がついたら、ギョウザの3分の1が隠れるほど水を入れる。
④アルミホイルのフタをして中火(強風下では中強火)で5分蒸し焼きにする。
⑤水分の大半が飛んでパチパチ音がしたら、火を消して盛り付けたら完成!
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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