BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

日本の道をつなぐジャパントレイル。写真でふり返る、石鎚山の旅

標高1,982m。西日本最高峰の頂を目指して、自分の足でゆっくりと一歩ずつ。歩くことで知る、その土地の空気感と、雄大にそびえる山の姿、忘れたくない気持ちを写真に収める「歩く旅」。

ジャパントレイルとは

沖縄から北海道まで、日本各地のロングトレイルや登山道、長距離自然歩道などをつないだ道。総距離約1万㎞。国土の7割を占める山々とふもとの町をたどる「歩く旅」を通じて、日本の美しい自然や歴史、文化を体感してもらうことを目的とする。https://japantrail.jp/

写真でふり返る、石鎚山の旅

朝日が昇る瞬間を、目と心に焼きつける

時刻は4時50分。石鎚神社頂上山荘に宿泊した更紗さんは、山小屋のサンダルを履いて外に出る。昨日、夕日の沈んだ海とは反対側に連なる山並みの奥から、今日の太陽が昇る。心と体が温かい。一日の始まりを山の上で迎えることのできるぜいたく。自然から与えてもらえるパワーを、体全部で受け止めている瞬間だ。言葉にならない気持ちで胸がいっぱいになる。

歩いてきた道のりをふり返り、また次の一歩へ

バックパックを山小屋に置いて、空身で天狗岳の山頂を目指す途中、眼下に歩いてきた道が見渡せた。気持ちのいいトレイルが続いていた夜明かし峠は、あのあたりかな。歩く前に安全登山を祈った成就社があんなに遠くに見える。よくここまで歩いてきたな。累積標高差1,000mほどの道のり。ふり返ると、辛かった場面も含めすべてがなつかしく、自分をもっとほめてあげたくなる。

歩行時間 5時間30分

1日目:石鎚登山ロープウェイ・山頂成就駅~(25分)~石鎚神社中宮成就社~(20分)~八丁坂鞍部~(80分)~夜明かし峠~(30分)~石鎚山公衆トイレ休憩所~(35分)~石鎚頂上山荘

2日目:石鎚頂上山荘~(20分)~石鎚山公衆トイレ休憩所~(20分)~夜明かし峠~(50分)~八丁坂鞍部~(30分)~石鎚神社中宮成就社~(20分)石鎚登山ロープウェイ・山頂成就駅

(アクセス)公共交通機関:JR 伊予西条駅から石鎚ロープウェイ前まで路線バス(せとうちバス)で約55分。車:松山自動車道・いよ小松ICから県道142号を経由して、石鎚登山ロープウェイまで約40 分

▲視界が一気に開ける夜明かし峠。

愛媛県にそびえる石鎚山は、古くから修験道の山として知られ、多くの人たちから崇拝されている存在。いまでは日本百名山のひとつとして全国各地から登山者が多く訪れ、その頂を目指している。さらにジャパントレイルのルートの一部としても選定されるなど、山旅を心から楽しむことができる魅力的な山岳だ。

石鎚山の山頂までは、ロープウェイを利用すれば片道3時間ほど。普段から日帰りハイクやテント泊山行を楽しんでいる吉岡更紗さんは、この日が初めての山小屋泊。成就社の鳥居をくぐり手を合わせ、背筋をすっと伸ばして歩き出す。太陽の光を受けた葉がキラキラと輝く森を抜け、少しずつ標高を上げていく道。途中にある岩場にかかる険しい鎖場を迂回しながら、一歩ずつ、一歩ずつ。何度も立ち止まり、呼吸を整え、たどり着いた山頂からは、さらに奥へとつながるトレイルが見渡せた。

歩く道は、どこまでも続いていく。

▲山頂まであと少し。ここから最後の登り坂へ。
▲天狗岳を目の前に望む。山頂までは岩場を伝い15分。
▲石鎚神社の奥宮 頂上社。玉持ちの御神像、鏡持ちの御神像、剣持ちの御神像が祀られ、直接御神像に触れる神事を受けることも。
▲ショウガの効いた温かいあめゆをいただき、ほっとひと息。
▲石鎚神社頂上山荘で購入した、天狗岳モチーフのバッジをお土産に。

「JAPAN TRAIL フォトコンテスト2024」開催

ジャパントレイルを歩き、心の動いた瞬間や地元の人との出会い、トレイルから見た美しい風景など、トレイルの魅力を写真で伝えてみませんか。だれでも参加はOKです。好きな区間を切り取って歩いたり、自分なりのスタイルで楽しんでみれば、新しいトレイルの歩き方や知らなかった日本の魅力に出会えるきっかけにもなるはずです。

【応募条件】
応募期間:2024年9月1日(日)~10月31日(木)
入賞発表:2024年12月 表彰:2025年1月
応募部門:
JAPAN TRAIL / JAPAN TRAIL plusおよびその周辺の景色・景観・風景を撮影した写真
· トレイル上の絶景部門
· トレイルでのスナップ部門
JAPAN TRAIL / JAPAN TRAIL plus およびその周辺で出会った地域の歴史や文化、人々とのふれ合いなど、風景と人物がマッチングしたシーンを撮影した写真、ほかにも日清食品製品を楽しんでいる食シーンを撮影した写真

副賞:各部門
最優秀賞50万円(×1名)
優秀賞20万円(×2名)
佳作10万円(×2名)
日清食品賞・日清食品製品詰め合わせ(×若干名)

問い合わせ:日本ロングトレイル協会事務局
長野県小諸市大久保100番 安藤百福センター内
TEL.0267-24-0811
info@longtrail.jp
詳細は「JAPAN TRAIL フォトコンテスト 2024」公式サイトへ
www.smartcross.jp/japantrail_2024/

SHARE

PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

No more pages to load