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ロングトレイル「東海自然歩道」をつないで。知らない日本、知らない自分を歩いて見つける旅に出よう

東海自然歩道とは、日本で最初の長距離自然歩道。東京都八王子市「明治の森高尾国定公園」から、大阪府箕面市「明治の森箕面国定公園」までをつなぐ、総延長1,748㎞ のトレイル。そのうちの37.7%が国立・国定公園内に位置。緑豊かな自然と貴重な歴史文化財を訪ねながら、心身の健康と安らぎを得るための場として整備されている。

知らない日本、知らない自分を歩いて見つける旅に出よう

1974年に開通した東海自然歩道。50周年となるいま、改めてこのロングトレイルの価値と、これからの在り方について考えるときを迎えている。

東京・八王子から大阪・箕面を一本の道でつなぐ、東海自然歩道が目指したものは何か。都市化や地域開発の波が押し寄せ、日本人の心のふるさとや憩いの場であった自然が、人々にとって遠い存在になりつつあった当時。国民一人ひとりが、気軽に自然や文化財にふれ合うことのできる美しい日本の道にしたい。また、その道を歩くことで豊かな心を育て、〝人間性を取り戻す〞機会になってほしい。そんな構想のもとにこの道は開通している。

富士山のさまざまな表情が見られるのも、東海自然歩道の魅力。三湖台から眺める青木ヶ原の樹海は、圧巻の風景。
田貫湖の湖畔からは、目の前にそびえる富士山を望む。

時代は流れ、身の回りの環境は日々、目まぐるしく進化を続けている。タイパやコスパはあたりまえ。人々の価値観や選択肢が多様化しているなか、「歩く」という原始的な行動が、現代の人たちに与えるものは、東海自然歩道の掲げる人間性の回復、そして、自然について考え、未来に向けて行動するきっかけではないだろうか。

ポイントまでの距離と時間を示す道標が、トレイル上にある。

東海自然歩道には、課題も多い。充分とはいえない認知度、トレイル沿いの宿や登山道整備をする後継者問題、地域の人たちとの連携、集約されていない情報など。これらは、さまざまな視点が介入することで少しずつ解決へと導かれ、ハイカーの〝歩きたくなる道〞に変わっていくだろう。まずは自分たちの目で、足で、心で、この道の魅力を確かめてみてほしい。

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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