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【おすすめ5選】雪山登山のあとに温泉を楽しみたいあなたへ!気になる効能なども紹介

1月中旬へと差しかかり、積雪量の多い地域によっては、一面真っ白な銀世界が広がっています。そんな”冬の醍醐味”を存分に味わいたい方には「雪見温泉」がおすすめです。真っ白な雪景色を眺めながら、温かい湯に包まれる至福のひとときは、心身ともに癒しを与えてくれるはず。

日本各地には、自然の美しさと温泉の心地よさを一度に楽しめる名湯が点在しています。本記事では、とくにおすすめしたい温泉地を5つ、厳選して紹介します。この冬、雪山登山やスキー・スノーボードと併せて、極上のひとときを体験してみませんか?

【青森県】酸ヶ湯温泉

酸ヶ湯温泉旅館は、「江戸時代から続く歴史ある湯治場」が楽しめる宿。八甲田連峰の西麓、標高約900mの高地に位置しており、四季折々の絶景を楽しみながら温泉を満喫することができます。

昭和29年には「国民保養温泉地第1号」に指定された酸ヶ湯温泉。名物の総ヒバ造り、160畳の広さを誇る混浴大浴場「ヒバ千人風呂」は、ひとつの浴室に4つの異なる源泉があることから、多くの人々を癒し続けています。約300年以上の歴史をもつこの名湯は、いまも変わらぬ魅力を持ち、訪れる人々を魅了し続けています。

  • 泉質:酸性硫黄泉
  • 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症
  • お風呂の種類:混浴大浴場「ヒバ千人風呂」、男女別内湯
  • 洗い場の有無:あり
  • シャワーの有無あり

編集長からのコメント

温泉好きなら一度はその湯に浸かりたい、と思う人の多い名湯・酸ヶ湯温泉。八甲田山のふもとにあることから、冬の時期はスノーシューを履いて樹氷鑑賞をしたり、BCツアーに参加して降り積もるパウダースノーを滑り尽くしたり、思う存分雪遊びをしたあとに立ち寄りたい場所です。名物のヒバ千人風呂は混浴ですが、湯あみ着の着用がOKなのもうれしいポイント。個人的には、男女別の「玉の湯」で心置きなく白濁した温泉を堪能する時間も贅沢だなと。ぜひ湯治棟に連泊しながら、湯に浸かり、雪で遊び、この季節ならではのすごし方を!

【福島県】檜枝岐温泉/燧の湯(ひうちのゆ)

檜枝岐温泉は、尾瀬国立公園の玄関口に位置している、豊かな自然に囲まれた温泉。四季折々の美しい景色を楽しめる温泉として知られており、とくに冬季は雪見温泉として人気を集めています。源泉かけ流しの湯は、肌にやさしい単純硫黄泉で、疲労回復や美肌効果が期待できます。

また周辺には、燧ヶ岳、会津駒ヶ岳、田代山などのハイキングスポットがあることから、グリーンシーズンに山歩きを楽しみたい方にもぴったり。下山後には、ゆっくりと温泉で羽休めをしてから村内の民宿に1泊する旅も人気です。

  • 泉質:単純硫黄泉
  • 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復など
  • お風呂の種類:内湯、露天風呂
  • 洗い場の有無:あり
  • シャワーの有無:あり

編集長からのコメント

檜枝岐村は日本有数の豪雪地帯であることから、冬のあいだは深い雪に囲まれています。降り積もる雪は極上のパウダースノーで、スノーシューで歩くだけでも楽しいですが、スキーやスノーボードをする人たちは地元ガイドの案内のもと、燧ヶ岳や会津駒ヶ岳を登って滑るBCツアーに参加するのもおすすめです。村内に3つある公共浴場のなかでも燧の湯は、泉質、大浴場の雰囲気ともに一番好きな温泉。すぐ近くにオープンしたばかりのワーケーション施設「つれづれラボ」を利用しながら、雪で遊び、一日の疲れを温泉で癒す。そんな滞在スタイルも、”これからの檜枝岐村らしい”楽しみ方ではないでしょうか。

【長野県】乗鞍温泉/温泉の宿 Raicho

乗鞍高原 温泉の宿 Raichoは、源泉100%かけ流しの硫黄泉を楽しめる宿泊施設。檜の内湯と露天風呂があり、部屋ごとに時間貸切制で利用できるため、プライベートな空間で温泉を満喫できます。

温泉は乗鞍岳の中腹が源泉で、自然湧出の天然乳白色の温泉です。強い硫黄臭があり、PH3と酸性が強いため、殺菌作用も大きいのが特徴。美しい自然を楽しみながら、極上の癒しの体験ができる温泉宿です。

  • 泉質:単純硫黄泉(硫化水素型)
  • 効能:【一般適応症】 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔病・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進 【泉質別】 切り傷・やけど・慢性皮膚病・慢性婦人病・糖尿病・高血圧症・動脈硬化症
  • お風呂の種類:内湯、露天風呂
  • 洗い場の有無:あり
  • シャワーの有無:あり

編集長からのコメント

標高3,026mの乗鞍岳(剣ヶ峰)が目の前にそびえる乗鞍高原。青々とした草木が風に揺れる美しい草原風景の広がるその場所は、冬になるとその姿は一面の銀世界へと姿を変えます。ここ「温泉の宿 Raicho」は登山者の拠点として人気の宿であり、貸し切り利用できる温泉はまさに格別。だれに気を遣うことなく、冬季は雪見露天風呂を独り占めすることができるのです。スキー・スノーボードを楽しみたい人は、Mt.乗鞍スノーリゾートへ。また宿を拠点に参加できるスノーシューツアーもあり、真っ白な乗鞍高原の森のなかを歩いたり、自然がつくり出す圧倒的な美しさの氷瀑を巡ったりと、特別な体験ができること間違いなしです!

【群馬県】万座温泉/日進館

日進舘は、標高1,800mに位置する万座温泉の老舗旅館。その最大の魅力は、乳白色の湯と木の湯船が織りなす癒しの空間です。万座温泉は古くから湯治場として知られており、高効能な温泉による奇跡的な治癒力で、多くの人々を癒してきました。

また、温泉だけでなく、食事や運動、環境など、さまざまな面から心と体の健康をサポートする取り組みも行なっています。

  • 泉質:酸性硫黄泉
  • 効能:糖尿病、胃腸病、神経痛、膠原病、リュウマチ、心臓病、自律神経失調症、関節炎、腰痛、アトピー性皮膚炎、婦人病、貧血、便秘、ぜん息
  • お風呂の種類:内湯、露天風呂、貸切風呂
  • 洗い場の有無:あり
  • シャワーの有無:あり

編集長からのコメント

JR軽井沢駅から浅間山を横目に、鬼押出しの溶岩台地に圧倒されながら、車で進むこと1時間30分。”わざわざ”足を運びたくなる温泉のひとつが、万座温泉です。硫黄の濃度、一日の湧出量の多さがその理由のひとつですが、万座温泉スキー場で「粉雪の万座」を存分に楽しみ、目の前の雪山を眺めながら白濁した温泉に浸かれば「来てよかった~」と必ず思う、定番の温泉でもあります。多くの宿で日帰り入浴ができるため、ゆっくりと滞在しながら風情の異なる湯めぐりをするのもおすすめです。

【秋田県】乳頭温泉郷/鶴の湯温泉

秋田県の深山に佇む乳頭温泉郷の中でも、もっとも古い歴史をもつ温泉宿として知られる鶴の湯温泉。豊かな自然に囲まれた秘湯で、四季折々の景色を楽しみながら湯浴みができるのが魅力です。源泉かけ流しの湯は、乳白色の湯花が特徴的な硫黄泉で、肌にやさしく、疲労回復や美肌効果が期待できます。

冬季には、雪見露天風呂として楽しむことも。静寂な雪景色のなかでの入浴は、きっと格別な時間になるはずです。

  • 泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉、他3種
  • 効能:高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、皮膚病、糖尿病など
  • お風呂の種類:混浴露天風呂、男女別露天風呂、内湯
  • 洗い場の有無:あり
  • シャワーの有無:あり

編集長からのコメント

茅葺屋根の宿泊棟(本陣)が出迎えてくれる、まさに「秘湯」という言葉が似合う温泉宿は、一面雪景色になる冬こそ、その魅力を存分に堪能できる場所です。たざわ湖スキー場で田沢湖を見下ろしながらスキー・スノーボードで真っ白な斜面を滑り降りたり、岩手山や鳥海山を一望する秋田駒ヶ岳で雪山登山を楽しんだり。遊び疲れた体は、泉質の異なる4つの源泉をひく温泉でじっくりと癒し、山菜や芋鍋、岩魚の塩焼きなどがお膳に並ぶ”山らしい”食事に舌鼓を打つ。山の恵みを全身で求めるなら、ぜひ乳頭温泉へ。

岳温泉の女将に聞く!温泉のQ&A

ここでは、温泉の基本知識やマナーについてQ&A形式でご紹介。今回は、温泉ソムリエの肩書を持ち、岳温泉 お宿花かんざし 女将を務めている二瓶明子さんにお話を伺いました。

Q1.飲める温泉と、飲めない温泉の違いは?

A.飲泉可能な温泉を飲むと、腸が活性化して便秘に効果があったり、胆のう機能の改善が期待されたりなどがありますが、まずはその温泉に飲泉許可があるかどうかを確認してみましょう。炭酸泉の温泉などでは、みずみずしくふっくらすることから、そのお湯でご飯を炊くお宿があったりもします。

Q2.混浴の温泉は、タオル巻きをして入ってもよい?

A.湯船にタオルを入れられない理由はいくつかあり、衛生上の問題のほか、泉質の異なる温泉に入ったタオルを使いまわすことで、温泉成分を保持できなくなるなど。そのため、施設のガイドラインを確認して入浴方法のマナーを守りましょう。

なかには、湯あみ着の着用OKの場所もあります。混浴での入浴に抵抗のある方は、男女別のお風呂や、貸し切り風呂、露天風呂付のお部屋を選ぶなど、選択肢はいくつかあります。日本の伝統的な温泉文化は、やはり裸で入ること。温泉に浸かり、さっと浴衣を羽織り、再び温泉に入る。その風景が日本の温泉の魅力のひとつです。

Q3.温泉入浴後に行なうべき、体のケアはありますか?

A.酸性泉や硫黄泉の場合、体の汚れや角質が落ちた状態のため、入浴後はとても肌が乾燥します。そのため保湿はしっかりと行ないましょう。また、それらの温泉成分が体についた状態のままでは肌荒れの原因にもなるため、上がる前にはシャワーで洗い流すとよいですね。

保湿効果のあるといわれる単純泉やアルカリ泉は、皮膚を柔らかくして保湿してくれるため、お肌は穏やかな状態です。入浴後の水分補給も欠かせません。30分ほどは静かにすごしながら、ミネラルウォーターをコップ一杯飲みましょう。ビールは水分を体から出してしまうので、白湯を飲んでからどうぞ。

【出典:ランドネNo.137 P42-43】

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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