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歴史といまを重ねて味わう、暮らしの宿てまり「おいとま」に泊まる旅

1泊2日の岡山旅の拠点に選んだのは、倉敷。白壁やなまこ壁、瓦屋根の建物、蔵など、江戸時代の情緒ある風景がいまも残るエリアで、なかでも倉敷川を中心に広がる倉敷美観地区は、多くの観光客がゆったりとした時間をすごしに訪れている。

ものに触れて感じる倉敷での暮らしと道具

荒井愛花さんがこの日お世話になったのは、倉敷でカフェやレストラン、土産物店などを営む行雲が手がける「暮らしの宿てまり」。代表の犬養拓さんにお話を伺うと、「この倉敷は、手仕事によって生み出される生活雑器のなかにある美を、正しく見出すための民芸運動の中心になった場所です。1日1組限定の『暮らしの宿てまり』は、ものが主役の宿。暮らしのなかでものに触れる。そうすることで、その価値と使い心地の良さがわかる。倉敷だからこそ、この宿をやることに意味をもつと思うんです」。

▲土間スペースとつながる1階の和室では、仲間と朝夕のごはんを食べたり、談笑をしたり。

それぞれ特徴のことなる3棟があり、愛花さんは「おいとま」に滞在。暖簾をくぐり、ガラガラガラと引き戸の玄関を開けると、どこか懐かしい空間が広がっている。靴を脱ぎ、和室に敷かれた畳の上にバックパックを下ろすと、旅の疲れと緊張の糸が、体から離れていく。さて、まずは何をしてすごそう。

▲木製の照明器具を制作する「ナカオランプ」のペンダントライトが部屋を照らす。ほかにも手仕事でていねいに作られた、暮らしの道具が置かれている。

身軽になった体で、散歩に出かけ、日が暮れるころに、「ただいま」とまた玄関を開ける。ごはんの準備をして、お鍋から湯気が立ったら、酒屋で調達してきた地元のお酒も少しだけいただく。「倉敷はほどよく田舎で、晴天率も高い。とても住みやすい町です」という、行雲スタッフの瀬戸珠実さんの言葉を思い出す。この町に住んだら、どんな自分になれるのか。想像してみては、少しにやけてしまう。旅はいつでも、そんな新しい発見を与えてくれるものだ。

▲チェックインしたら、倉敷美観地区を散策。阿智神社へと続く階段を上ると、倉敷美観地区が見下ろせ、夕日を眺めることもできる。
▲夕食は、キメが細かくて柔らかい岡山産の桃太郎ポークをお鍋で。

暮らしの宿てまり おいとま

倉敷美観地区から少し外れた場所に建つ、「暮らしの宿てまり」の手がける一棟貸しの宿。柱や梁、すりガラスなどの古民家らしさを活かしながら改装した2階建ての宿には、9名までの家族やグループで宿泊することが可能。親しい人とゆっくりくつろいでもらいたい、という想いから「おいとま(お暇)」に。おばあちゃんの家に遊びにきたような、懐かしくて居心地のよい空間。

岡山県倉敷市船倉町1223-1
TEL.086-527-6338
宿泊料金:1棟47,520円~(大人9名まで)

おいとま

 

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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