オレのマシンをカッコよく撮る!【撮影テクニック】

ライダーがバイクに惹かれる理由の一つに「バイクそのものの美しさ」がある。金属の曲面に光が映り込むと背中がぞくぞくするほどだ。誰もが一度は、「自分のマシンをカッコよく撮りたい」と考えることだろう。しかし、これがなかなか難しい。普通にパシャッと撮るだけでは、悲しいかな、この「ぞくぞくする感じ」がなかなか伝わらないのだ。1歩進んだ表現をするためには光の方向や強さなども考慮して撮影しなければならない。

[PHOTO DATA]
絞り:F2、シャッター速度:1/320 秒、ISO感度:100
焦点距離:40mm、WB:晴天
PHOTO:柿島達郎

バイクのタンクに映り込む光を狙う

20160323_02_1

バイクの形状は直線と曲線でつくられた金属パーツで構成されている。どの部分に美しさを感じるかはそれぞれであるが、ここでは映り込みが美しくロゴのペイントというポイントを持つタンクを構図の中心に捉えている。タンクのような面の大きい丸型のものは映り込む範囲も広いので、空の綺麗なグラデーションが期待できる。

背景が雑然としているときはシャドーを利用する

対象を全体で捉えようとしたときに、背景が乱雑になると印象が薄くなる。すっきり整理するのが望ましいが、状況から難しいこともある。そこで、対象物が引き立つよう背景のシャドー部分を利用する。暗い中に明るい対象が入ることで、ボディが浮かび上がってくる。

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[PHOTO DATA]
絞り:F2、シャッター速度:1/640 秒、ISO感度:100
焦点距離:40mm、WB:晴天
PHOTO:柿島達郎

コントラストを強調してメリハリのある写真に

ハンドル部分やモール部分など面になっていない金属部分は、ハイライトとシャドーをはっきり分けることで力強い印象をつくり出すことができる。光源を使ってコントラストを強めて情報を整理する。白と黒ではっきり分けた表現で対象物に寄ると、力強く印象深い写真になるだろう。

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[PHOTO DATA]
絞り:F2、シャッター速度:1/20 秒、ISO感度:400
焦点距離:35mm、WB:晴天
PHOTO:柿島達郎

光の映り込みや、シャドーの利用、コントラストの強調など、ちょっと意識するだけで、これまでとは一味違う写真になるはず。「ぞくぞくする写真」をぜひともあなたのマシンで!

(編集 M)

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