
204馬力のカワサキNinja ZX-10R、ワールドプレミア参加の小川編集長からレポート!

小川 勤
- 2018年09月03日
カワサキのバイクの中で、もっともスポーティなモデルであるNinja ZX-10Rシリーズがモデルチェンジを受け、RIDERS CLUB誌の小川編集長がワールドプレミア会場である大分県の阿蘇山近くにあるオートポリスに行ってる。
こちらでは、小川編集長のファーストインプレッションをお届けする予定だが、まずは試乗の前日、全日本ロードレースの会場でのアンベールの様子をレポートしていただこう。
『カワサキのスーパースポーツNinja ZX-10Rシリーズがモデルチェンジ。全日本ロードレース選手権のオートポリスラウンドで世界初披露された。デモランをもってアンベールを務めたのは、ワールドスーパーバイクで3度のタイトルを獲得し、今シーズンもランキングトップをいくジョナサン・レイ選手。その後レイ選手は、Ninja400ワンメイクレースの先導を務めたり、柳川明選手とトークショーをしたりとファンサービス。
2019年モデルとなるZX-10RシリーズはZX-10R、ZX-10RR、ZX-10R SEの3モデルを用意。主な変更点はエンジンで、全モデルにフィンガーフォロワーバルブシステムを採用。クランクマスも軽減している。また、RRにはチタニウム製のコンロッドとハイリフトカムシャフトを採用。その結果、RとR SEは203ps、RRは驚異の204psを発揮している。
(レーストラック上でZX-10Rがお披露目された。)
シャシーに大きな変更はないが、エンジンを見直すことでハンドリングを磨き、すべてはレースで勝つために進化。その他、SEにはショーワ製の電子制御サスペンションを採用。クイックシフトは、Rはアップのみだが、RRとR SEはアップ&ダウンに対応。RRとR SEにはマルケジーニ製のアルミ鍛造ホイールを採用するなど、WSB最強をさらに固めるための進化を感じられる。日本仕様は来春デビューとの予定だ。
(8耐でも圧倒的スピードを見せたジョナサン・レイ選手)
いよいよ明日は試乗。そのポテンシャルを体感してきます!
ライダースクラブ
編集長・小川 勤』
明日からの試乗レポートが楽しみだ。
(スーパーバイク世界選手権で、ZX-10を駆るジョナサン・レイ選手)
(ついに発表されたZX-10シリーズ。RRはなんと204馬力を発揮する)
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