【MICHELIN】岡田忠之×原田哲也がフランスでミシュランを語りつくす! Vol.1前編

ミシュラン・エクスペリエンス・イン・フランス EXPERIENCE in France 岡田忠之×原田哲也

MICHELIN EXPERIENCE in France「ミシュラン・エクスペリエンス・イン・フランス」はミシュランタイヤの生まれ故郷を巡るスペシャルなツアーだ。6月25~30日、4泊5日の小旅行に参加したのは岡田忠之さんと原田哲也さんバイクを知り尽くすふたりが、ミシュランを知り尽くそうとしている。

 

アナキー アドベンチャーでフランス郊外をツーリング

今回は、岡田忠之さんと原田哲也さんが参加したスペシャルツアー「ミシュラン・エクスペリエンス・イン・フランス」を2回にわたりレポート。往年の頃は会話すらしなかった2人が、フランスの自然を駆けながら楽しむその姿は、現役時代が想像つかないほど、ほほえましい光景だった。今回その道程となったツーリングの模様をお届けだ。

岡田忠之さんと原田哲也さん

写真左:岡田忠之さん ’89~’91年、全日本GP250ccクラスで3連覇を達成した。’93年から戦いの舞台を世界GPに移し、250cc、500ccクラスともランキング最上位は2位。写真右:原田哲也さん ’92年、岡田さんとの熾烈なトップ争いの末、全日本GP250ccチャンピオンに。’93 年には世界GP250に参戦し、初年度でいきなり王座を獲得した。

緊張の極みで戦ったふたりがのんびりとフランスを走る

パリからほぼ真南に約430㎞。クレルモン=フェランは「ミシュラン本社のある街」としてフランス人の間ではとてもよく知られている。人口約14万人。赤い屋根の建物が並ぶ美しい街だ。

市街地を抜け、北へクルマで10分ほど行くと、ミシュランが3年ほど前に新たに設立した巨大な研究開発施設、ラドゥがある。そこが、ふたりの旅の出発地点だった。

ふたり――岡田忠之さんと原田哲也さんは、ともに全日本ロードレース、そして世界グランプリで戦ったライバルだ。特に全日本で頂点を競いあった92年のバトルは熾烈を極め、ホンダファクトリーの岡田さん、ヤマハファクトリーの原田さんは口を利くこともなかった。

だが今は、「楽しいねえ」などと笑い合いながら、フランスの郊外をのんびりと走っている。それぞれに極限を突き詰めた選手生活を終え、年齢を重ね、角が取れた。
「こうして岡田さんとフランスをツーリングできるなんて、すごく幸せなことだと思うんですよね」と原田さんが言う。
「そうだねえ」と岡田さん。「無事にレースを終えられたからこそ、だよね。それにしても、ツーリングはいいよね。純粋に、楽しい。現役時代、バイクといえばレースの道具だったし、何かとつらいことばかりだったからなあ」

MICHELIN ANAKEE ADVENTURE× BMW R1250GS

市街地、ワインディングロード、そしてオフロード。さまざまな路面コンディションで、プロフェッショナルふたりに一切の「気がかり」を感じさせなかったアナキー アドベンチャー。本当の意味での「万能選手」

ロードからダートまで200kmを走破

「僕と同じじゃないですか(笑)。プロは結果が求められるし、僕たちは勝つのが当たり前っていう世界で戦ってましたからね」
「レース終盤になってもタイムが落ちない時は、楽しいんだけどさ」
「それってミシュランの強みでしたよね」
「うん、後半になってもグリップは落ちにくかった」

岡田さんは93年に世界グランプリに参戦して以降、長きにわたってミシュランのレーシングタイヤを履いていた。一方の原田さんは、計2シーズンでミシュランを履いている。

だが、時を経たふたりが今、履いているのは、戦いの道具としてのミシュランではない。旅の相棒としてのミシュラン――アナキー アドベンチャーだ。

郊外のレストランでロングランチ。食事時間をしっかり取るのがフランス流だ。「おいしかったことはもちろん、トイレが涼しくてうれしかったよ」と原田さん

フランスは、自然豊かな農業大国という一面を持っている。街を抜けるとすぐに自然に包まれ、快適なワインディングロードが現れる。ツーリングには最適だ。

原田さんは、現役を引退して10年ほど経ってから〝公道ライダーデビュー?を果たした。モナコに居を構える彼は、奥さんを後ろに乗せ、ヨーロッパツーリングを楽しんでいる。

岡田さんがフランスをツーリングするのは、今回が初めてだ。ミシュランの開発ライダーを務めていたこともあり、何度もこの近辺を訪れてはいる。それでも、ツーリングの機会など1度もなかった。あくまでもレースが中心。勝つために生活のすべてを捧げていた。

 

 

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RIDERS CLUB 編集部

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1978年の創刊時から、一貫してスポーツバイクの魅力を探求し続けるオピニオンマガジン。もはやアートの域に達している、バイクの美しさを伝えるハイクオリティの写真はいまも健在。

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