令和のトレンド徹底予測!SS以外も増えてきた『フィンガーフォロワーロッカーアーム』

令和元年のバイクトレンドを先取りスペシャル!『フィンガーフォロワーロッカーアーム』編

平成という時代がついに幕を閉じ、令和元年もはじまってちょうど半年となる。平成という31年でバイクという乗り物は飛躍的な進化を遂げた。インジェクション化や数々の電子制御は言うに及ばずついに大排気量エンジンと同等クラスの電動バイクも登場。新しい時代の令和では、果たして何がトレンドとなるのだろうか? 今回も連載中の第3弾として『フィンガーフォロワーロッカーアーム』編をお届けしよう。

今回連載している『逆回転クランク』や『可変バルブタイミング(なかでもスズキのSR‐VVT)』、『フィンガーフォロワー』など、進化が止まらない。これらの機構は、モトGPやWSBで見直されたり活用され、市販車にフィードバックされるモノが多いのだ。

吸排気効率を向上してさらなるパワーとレスポンスを追求!『フィンガーフォロワーロッカーアーム』編

かつてのOHV やSOHC はテコのような形状のロッカーアームで吸排気バルブを開いていたが(構造的に使わざるを得ない)、吸排気でカムシャフトが独立したDOHC はカムが直接バルブを押して開く“直押し式”が、ひと昔前まで高性能の証と捉えられていた。しかし近年は、支点を持つレバーのような形状のフィンガーフォロワーを介して開閉する方が駆動ロスは少なくリフト量を稼ぎやすいことから、こちらが主流に。部品点数は多いが、結果的に軽量化や小型化にも貢献。スーパースポーツ系ではDLC コーティングなど、低フリクションを狙った処理が施される。

カワサキZX-10RR

WSBエンジニアが手がけたカワサキのフィンガーフォロワー

ZX-10RRが装備したフィンガーフォロワー。直押しタイプより駆動ロスが少なく信頼性が高く、レース用のハイリフトカムにも対応。じつはGPZ900R系エンジンやMotoGPマシンZX-RRも装備した

スズキ GSX-R1000Rにも搭載されている。

BMW R1250GS

SS以外にもどんどん普及しているのだ!

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RIDERS CLUB 編集部

RIDERS CLUB 編集部

1978年の創刊時から、一貫してスポーツバイクの魅力を探求し続けるオピニオンマガジン。もはやアートの域に達している、バイクの美しさを伝えるハイクオリティの写真はいまも健在。

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