エンジンの「空冷」と「水冷」はどっちがいいの? 【ネモケンの今さら聞けないバイクのギモン】
- 2019年10月22日
「空冷でもロングセラー」にはワケがある
このままでは空冷エンジンはなくなってしまう!? いやいやパフォーマンスを最優先しない空冷エンジンにはライダーに愛される味のあるキャラクターがあり、それがロングセラーになる素質となっている。SR400もW650(現行は800)も、いちどはカタログ落ちしてしまったが、FI化して見事に復活を遂げている。そこで、空冷エンジンのなかでもロングセラーを誇る3基を紹介しよう。
78年から現在まで生産されているヤマハのSR。国内を代表する400ccのビッグシングルだ。以前は500cc版もあった。
99年に登場したW650のエンジンは、あえて大量生産に向かないベベルギヤを採用したバーチカルツイン。
モトグッツィV7が搭載する縦置きVツインは、77年に登場したV35やV50の時代から30年以上熟成を重ねてきた。
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PROFILE

ネモケン
根本健。75 ~78年まで世界GPに参戦。帰国後はライダースクラブ編集長として、ワークスマシンから市販車まで幅広く試乗。70歳を超えた今も最新マシンに乗り、読者にライテクを指南している
根本健。75 ~78年まで世界GPに参戦。帰国後はライダースクラブ編集長として、ワークスマシンから市販車まで幅広く試乗。70歳を超えた今も最新マシンに乗り、読者にライテクを指南している