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「SWM OUTLAW125/SM125R FACTORY/RS125R FACTORY」~イタリアンブランドSWMが発信する趣味性の高い本格125cc~【R/C インプレッション archives】

イタリアで創業され、エンデューロやトライアルで名を馳せた「SWM」が、「SWMモーターサイクルズ」として再スタートを切ってから数年が経過。積極的な展開を見せるニューモデルの中で特に注目する3台の125ccを紹介しよう。そこにはイタリアンブランドらしい高いスポーツ性があった。
(※本記事は『ライダースクラブ 2019年6月号』掲載記事を再編集したものです)

125だから……という妥協は一切ナシ!!

日本に導入されているSWMのモデルは現在8機種を数え、今後はそのラインナップがさらに拡大していく予定だ。特に注目なのは、2019年3月の東京モーターサイクルショーで初披露されたアウトロー125で、さっそく試乗することができた。

OUTLAW125:ご覧の通り、車体サイズも質感もとても125ccには見えないがパワー不足はまったく感じられず、トルク感もたっぷりだ

スタイリングはスクランブラーのそれだが、単なる懐古趣味に留まっていない。LEDヘッドライトや液晶メーター、倒立フォークを装備する他、リヤブレーキを踏めばフロントも作動するコンバインドブレーキを採用。ノスタルジックなたたずまいと現代的な機構が上手くミックスされている。

全長は2078mm、ホイールベースは1386mmゆえ、車体サイズは堂々としたものだ。それを前後17インチのリムとピレリのブロックタイヤ・スコーピオンラリーSTR、φ41mmの倒立フォークが支えている。

これらは125ccのエンジンに対してオーバークオリティにも思えるが、見た目の印象とは裏腹に車重は130kgと軽く、加速力にも低回転域のトルクにも不足はない。いざスロットルを開ければ、1万1000rpm超までスムーズにエンジンは回っていく。ハンドリングにクセはなく、街乗りはもとよりワインディングも充分に楽しめるはずだ。

巧みなのはブレーキの味つけで、フロントだけを掛けた時はリヤと連動しない。その時の制動力はオンロードの感覚からすると甘いのだが、ダートに持ち込むとその意味が分かり、実にコントローラブルなのだ。小型二輪の最初の1台としても、セカンドバイクとしても実に魅力的な性能と仕上がりを持っているネオクラシックである。

上級グレードはすべてが現代的

(左)RS125R FACTORY/(右)SM125R FACTORY

そして今回、併せて試すことができたモデルが、アウトロー125とは対称的にすべてが現代的、かつハイスペックなSM125RとRS125Rだ。いずれもファクトリーの名を持つ上級グレードで、即実戦も可能な本気仕様と言える。

実際、スプリングやハンドルバー、シートはレーシングパーツそのもので、さらにはアロー製マフラーやプログリップ製のグリップを標準装備。スプロケット、スイングアーム、サブフレームにアルミが採用されているのがファクトリーの証だ。

アウトロー125と同系のエンジンを搭載するが車重の軽さと吸排気系の変更によって、走りは一段と軽快だ。とはいえ、車体にも足周りにもたっぷり余力が残されているため、少々の高荷重ではビクともせず、エンジンのパワーを100%タイヤに注ぎ、アベレージスピードを高めいくことができる。 どのモデルもクラスを感じさせない真のピュアスポーツだった。

SM125R FACTORY:ハイスピードでコーナーに飛び込んでも剛性の高いフレームが荷重をしっかり受け留め、抜群のスタビリティで駆け抜けていく
RS125R FACTORY:よく動くサスペンションは大きなギャップやジャンプも許容。林道はもちろん、オフロードコースもこなせるポテンシャルだ

SWM OUTLAW125 ディテール

前後連動ディスクブレーキや無段階のプリロード調整(リヤ)、倒立フォークなど、クラスを超えた充実の装備と上質さがアウトロー125の魅力。

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2019年10月15日

サスペンションは前後ともにFASTACE製。フロントは伸び側減衰力、リヤには伸び側減衰力とプリロードの調整機構を備える。

スクランブラーの定番アイテムのひとつ、アップタイプの2本出しマフラーを採用。ヒートガードを備え、質感も高い。

メーターは小型ながら高い視認性を持つ液晶ディスプレイを装備。デジタルながらクラシックなスタイルに違和感なくマッチしている。

エンジンはSM/RS125Rと同系の水冷DOHC4バルブ単気筒を搭載。レブが作動する1万1000rpm付近までよどみなく回り切る。

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2019年10月22日

Specifications:SWM OUTLAW125

最高出力 15ps/10500rpm
燃料タンク容量 16.5L
乾燥重量 130kg
シート高 720mm
価格 52万9200円

SWM SM125R FACTORY/RS125R FACTORY ディテール

SM125Rファクトリーは前後ホイールを17インチに換装してモタード化。俊敏なハンドリングが与えられている。

レーシングスプリングを標準装備するリヤサスペンションはリンク式でプリロード調整が可能。

軽量コンパクトなメーターを装備。

124.7ccの水冷単気筒ユニットは15psの最高出力を発揮。アロー製のマフラーが小気味いい排気音とレスポンスを披露する。

RS125Rファクトリーはフロント21インチ、リヤ18インチのホイールを装着するフルサイズ。スイングアームはアルミだ。

Specifications:SWM SM125R FACTORY

最高出力 15ps/10500rpm
燃料タンク容量 7.2L
乾燥重量 120kg
シート高 914mm
価格 56万9000円

Specifications:SWM RS125R FACTORY

最高出力 15ps/10500rpm
燃料タンク容量 7.2L
乾燥重量 117kg
シート高 950mm
価格 55万9000円

※本スペックは『ライダースクラブ 2019年6月号』掲載時のものです。

取材協力

MVアグスタジャパン(TEL:0538-23-0861)
https://www.swm-motorcycles.jp/

出典

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PROFILE

伊丹孝裕

RIDERS CLUB / メインテスター

伊丹孝裕

ライダースクラブのメインテスター。アマチュアレースに熱中した後、バイク雑誌編集者に。鈴鹿8耐やマン島TTなど、国際的なレースに参戦し、近年はオフロードも本格的に。何にでも積極的に首を突っ込むスタイル

伊丹孝裕の記事一覧

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