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「KAWASAKI Z750 Four(D1)/1978(カワサキ・Z750 フォア)by K-FACTORY」~まるで新車のような丸Zの最終型~【R/C インプレッション】

いまでも絶大な人気を誇る元祖Zシリーズ。その中でも最終型のD1はかなりマニアック。Z2再生&カスタムの部品取りとして使われたため、極端に生存台数が少ないのである。こんなにキレイなD1はなかなか見ない。走り出すとコンディションも抜群だった。
(※本記事は『ライダースクラブ 2018年3月号』掲載記事を再編集したものです)

走り、美しさ、存在感。すべてがドラマチック

「バイクの免許を取得したのが、78年の高校1年生の時だったから、バイクに乗り出す直前、中学生の頃にこのZ750 D1をバイク雑誌でよく見ていた。トリプルディスクって呼んでいて……懐かしいなぁ。ホンダファンだったけれど、やはりZは当時から男っぽいフォルムだと思っていたし、その響きは神秘的だった」と宮城。

この車両はケイファクトリーの代表である桑原さんの愛車。それをMSセーリング代表の竹内さんがフルオーバーホールした。

D1は、72年のZ1&2から始まったいわゆる丸Zの最終型だ。Z1と比較すると、ディメンションやフレーム、タンク形状なども変更されている。ブレーキはフロントがダブルディスク化され、リヤはドラムからディスクブレーキになった。宮城が冒頭で語った“トリプルディスク”だ。ハンドリングは車体剛性を増したことによりZ1&2よりも少しだけ近代的に。そして、Z750シリーズは翌年からFXへ、いわゆる角Zに進展していく。

「40年前のバイクの良さ、当時のスピード感を改めて教えてくれる」

走り出してなかなか帰ってこないときの宮城は、そのバイクが気に入った証拠。D1にもかなり長い間乗っていた。降りてからもD1を絶賛。

「まるで新車みたい。ミッションの作動性も良く、クラッチも軽い。全開にして、回転が上がりカムに乗るところで音が変わっていく感じがたまらない。速くはないけれど、40年前のバイクの良さ、当時のスピード感を改めて教えてくれるね。当時のサスペンションに、スポークホイールとブレーキ、タイヤは最新だけれどバイアス。でも、ハンドリングも気持ちがいい。良い音を奏でるエキゾーストノートも気分を盛り上げてくれるね」と宮城は絶賛する。

桑原さんのD1のコンディションは信じられないほど良いのだ。桑原さんの愛情、そして竹内さんのきめ細やかなこだわりが、そのまま感じられた。ケイファクトリー製のマフラー以外はフルノーマル。スロー系から調教されたキャブレターは、スロットル開け始めの過渡特性が良く、空冷2バルブの4気筒エンジンの気持ち良さを見事に引き出している。

車体は大柄だが、ハンドリングは扱いやすく、当時のZらしさを教えてくれる。それは感動的なほどの気持ち良さだった。走るほどに気持ちが高揚していく。そして、その魅力は走りだけではない。エンジンの美しさ、存在感のあるスタイル、すべてがドラマチックだった。

久しぶりに乗るZ750に興奮を隠しきれない2人。とにかく絶好調だった。そして、良いバイクは旧くならないこと、Zの根強さを改めて認識した。

KAWASAKI Z750 Four(D1)/1978(カワサキ・Z750 フォア)by K-FACTORY ディテール

手曲げのようにひとつのアールで曲げられたφ42.7mmの極太エキパイが特徴のケイファクトリー製CSRフルエキゾーストマフラー。スチールマフラーが’70年代の音を奏でる。

最新のZ900RSにも通じている2眼のアナログメーター。

丸タンクはZ1&2よりも丸みを帯びたカタチ。

キャブはノーマル。

フロントブレーキはダブルディスク、リヤはD1からディスクが採用された。「いまの技術でつくった、もう少しだけ効くノーマルキャリパー&ディスク用のブレーキパッドがあるといいのにね」と宮城。

取材協力

ケイファクトリー(TEL:072-924-3967)
https://www.k-factory.com/

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PROFILE

宮城光

RIDERS CLUB / スーパーバイザー

宮城光

ライダースクラブのスーパーバイザー。名門モリワキで頭角を現し、後にホンダファクトリーライダーとして80年代バイクブームを牽引。現在はMotoGPのTV解説などを担当。ツーリングにカスタムにと、今もバイクを楽しむ

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