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「MV AGUSTA F4 RC(MVアグスタ・F4 RC)」~WSBの匂いを放つ圧倒的存在感~【R/C インプレッション archives】

市販車レースの最高峰、ワールドスーパーバイク選手権の舞台で戦うMVアグスタのワークスマシンがチーム「レパルト・コルセ」のF4だ。それを再現したリアルレプリカが限定モデルとして登場普通ではない、本物のオーラがそこにはあった。
(※本記事は『ライダースクラブ 2018年2月号』掲載記事を再編集したものです)

世界限定250台が即オーダーストップとなったスペシャルモデル

スペックを確実に引き出すためハンドメイドで組み上げ

MVアグスタのラインナップの中でもフラッグシップに位置するモデルがF4シリーズだが、その中でも飛び切りスペシャルなマシンが存在する。それがここで紹介するF4RCだ。

RCとは「Repart Corse(レパルト・コルセ)」の略称で、現在ワールドスーパーバイク選手権の舞台で戦っているレース部門のことを指す。誇り高いその名を冠しているのは伊達ではなく、レオン・キャミアを度々上位へと導いたワークスマシンの雰囲気がそのまま再現されていることが分かるだろう。

外観のみならず、それに包まれたエンジンにもレーサーさながらのスペックが与えられている。コルサ・コルタと呼ばれる超ショートストロークエンジンはSTDの状態でさえ、205psを発揮するが、同梱されるSCプロジェクト製のチタンエキゾーストやレーシングECUを組み込めば、最高出力は212ps/1万3600rpmに到達。そこにあるのは、まさに異次元の世界である。

そのスペックを確実に引き出すため、F4RCはワークスマシンと同様にハンドメイドで組み上げられ、クイックリリースタイプの燃料キャップやドライカーボンのカウル、アルミ削り出しのミラーステーといった専用パーツも装備される。

もちろん軽量化も進められ、乾燥重量はSTDのF4RRよりも7kg軽い183kgを達成。レーシングキットを装着した状態なら175㎏まで削ぎ落とされている。

そういう出自ゆえ量産は難しく、限定250台でリリースされたものの、世界中のエンスージャストから瞬く間に予約が入り、即オーダーをストップ。日本に割り当てられた、ごく限られた台数の内の1台に今回触れることができた。しかも生産100台目というキリのいいシリアルナンバーを持つ個体である。

個人の所有車で、しかもほぼ降ろしたての状態だったため流す程度に留めたものの、ストロークがたっぷり確保されたサスペンションと鋼管フレームがもたらすしなやかな感触は、『ライダースクラブ 2017年10月号』でお届けしたレオン・キャミア車のインプレッション(小川編集長と宮城光が試乗)に通じるところがあり、絶対的な車重の差を除けば、F4RCとワークスマシンは根幹部分でつながっていることが感じられた。

孤高の存在ゆえに、WSBの舞台でもひと際目をひくのがレパルト・コルセのマシンだ。そこに込められた戦いのDNAが、F4RCには引き継がれていた。

MV AGUSTA F4 RC(MVアグスタ・F4 RC)ディテール

美しいトリコロールカラーを纏ったカウルに描かれる「37」はMVアグスタが獲得してきた世界タイトルの数だ。

ディスプレイ内にはスポーツ/ノーマル/レイン/カスタムという4種のエンジンモードやトラクションコントロールの状態を表示。

専用の削り出しステップはそのイメージとは裏腹にフットペグに硬質ラバーを備える。とはいえ、これが抜群のグリップを発揮し、車体との一体感を高めている。

F4のアイデンティティでもある4本出しマフラーが標準だが、SCプロジェクト製の1本出しレーシングマフラーもキットパーツとして同梱されている。

サーキットでは必須アイテムになっているレバーカードを標準装備する。

リヤサスペンションはオーリンズのハイエンドモデルTTX36を装備。

F4のアイデンティティを決定づけるパーツのひとつがアルミの片持ちスイングアームだ。ボッシュ製のABSはリヤホイールのリフトアップ抑制機能も兼ねている。

フロントフォークには減衰力調整が左右で完全にセパレートされるオーリンズのNIX Type30を装備。ブレーキキャリパーはブレンボのGP4。

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2019年10月15日

Specifications:MV AGUSTA F4 RC(MVアグスタ・F4 RC)

エンジン 水冷4ストローク並列4気筒
バルブ形式 DOHC4バルブ
総排気量 998cc
ボア×ストローク 79×50.9mm
圧縮比 13.4対1
最高出力 205hp/13100rpm
フレーム スチールパイプトレリス
サスペンション F=オーリンズ製Nix30φ43mm倒立
R=オーリンズ製TTX モノショック+片持ちスイングアーム
ブレーキ F=φ320mmダブルディスク
R=φ210mmシングルディスク
タイヤサイズ F=120/70-17
R=200/55-17
全長/全幅 2115mm/750mm
軸間距離 1430mm
シート高 830mm
乾燥重量 183kg(レーシングキット装着車=175kg)
燃料タンク容量 17L
レッド/ホワイト/グリーン
価格 488万1600円
販売台数 250台

※本スペックは2018年モデル欧州仕様。『ライダースクラブ 2018年2月号』掲載時のものです。

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2019年10月31日

取材協力

フィスコ仮想通貨取引所
https://fcce.jp/

出典

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PROFILE

伊丹孝裕

メインテスター

伊丹孝裕

ライダースクラブのメインテスター。アマチュアレースに熱中した後、バイク雑誌編集者に。鈴鹿8耐やマン島TTなど、国際的なレースに参戦し、近年はオフロードも本格的に。何にでも積極的に首を突っ込むスタイル

伊丹孝裕の記事一覧

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