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今、”3気筒トライアンフ”がバイク界の勢力図を変えようとしている!

いまトライアンフが熱いという。かつては、海外メーカーといえば、ハーレー、ドゥカティ、BMWのビッグ3が、輸入車の顔とされてきた。しかし、いまは違う。このポジションに「トライアンフ」が確実に入ってきたと言っていいだろう。独特なトリプル、伝統のバーチカルツイン、ADVの源流であるタイガーがその代表だ。そんな元気いっぱいのトライアンフの今を3回にわたってレポートしていく。初回は「トリプル」だ。トリプルといえば往年のライダーは100%こう答える。「トライアンフ」と。近年ではヤマハのMTシリーズなどが3気筒を採用し、トリプルの一般化に尽力したかもしれない。しかしそれは単気筒、2気筒、3気筒という数の話にすぎない。だが「トリプル」という冠はトライアンフにしかあてはまらない。

いまトライアンフが熱い! イギリスの伝統と革新

19世紀の末に誕生して20世紀に隆盛を極め、一度は歩みを止めたトライアンフだが、21世紀になった今、再びかつての勢いを取り戻している
昔となんら変わることなく、イギリス人によるイギリス製であることにこだわり続け、伝統と革新を行き来しながら歴史を育んできた
ここからはその魅力にあらためて触れていこう

クラシカルだけど中身は最新! Twin 2気筒

その伝統を語る上で決して外せないのがバーチカルツインと呼ばれる並列2気筒エンジンの成功だ。1937年に発表されたスピードツインはその後、何十年にも渡る改良の果てに黄金時代を構築。現代にそのDNAを残した

病みつきになる独特の脈動 Triple 3気筒

大排気量・高出力時代を見据え、T150 トライデント(1968年)に搭載されたのが同社初の3気筒エンジンだ。新生トライアンフとして復活した際、その形式はアイデンティティの役割を果たし、独自の世界観に貢献してきた

ラインナップを毎年拡大!

特に2000年代に入ってからというもの、積極的にニューモデルを発表。現在、左の5つのファミリーを軸に幅広く展開している。

TRIUMPH FACTORY CUSTOM
特別なパーツやスペックを盛り込み、専任の職人技が光るプレミアムなメーカーカスタム。現在3機種をラインナップする。

Bobber TFC

ROADSTERS
俊敏なハンドリングとアグレッシブなデザインがバランスしたハイパフォーマンスネイキッド。すべて水冷3気筒エンジンを搭載。

Street Triple RS

ROCKET3
量産市販車中、最大排気量となる2500㏄の水冷3気筒エンジンを搭載した究極のクルーザー。劇的な改良を経て復活したばかりだ。

Rocket3 GT

ADVENTURE
世界中のツアラーの冒険を支えるオールラウンダー。この4月からは新型のタイガー900がラインナップに加えられる予定だ。

Tiger900

MODERN CLASSICS
現在9機種を揃えるトライアンフの主軸。味わい深く、美しいバーチカルツインを搭載する正統派ネオクラシックとして人気を誇る。

SPEED TWIN

これぞライトウエイ トスポーツ!  ROADSTERS STREET TRIPLE RS

2007年に初代モデルが登場して以来、着実にアップデートが 繰り返されてきたストリートトリプル 。その最新にして最良のモデルがこのRSである。そこにあるのは群の抜くフレキシビリティだ

すべてを手の内に収め 自在に操れる歓び

なんら気遣うことなくクラッチをラフにつないでも、一切嫌がる素振りを見せることなく、力強く車体が押し出される。アルミツインスパーフレームに搭載されている3気筒エンジンは、ディーゼルのように低回転で粘るのだ。それでいて、スロットルを大きく開ければ1万2000rpmオーバーまでスムーズに到達。3気筒の美点として、「2気筒のトルクと4気筒のパワーを両立」と語られることがあるが、その手本のような仕上がりを持つモデルが、このストリートトリプルRSである。

また、このモデルには熟成という言葉もふさわしい。07 年の初代モデルから数えてこれまでに大小5度の改良が施され、その度に着実に進化。スクラップ&ビルドを好まず、元々の素材を大切に育もうとするイギリス人気質が各部に見て取れる。

とはいえ、エンジンの中身にはかなり手が加えられている。排気カム、クランクシャフト、バランサーなどが見直され、8000rpm付近のパワーとトルクが9%向上。最大トルクの発生回転数は1500rpm近く引き下げられたことも手伝って、この排気量帯では抜きん出た扱いやすさを見せる。

それをサポートするのが、軽量コンパクトな車体だ。平均的な体格の男性なら足着き性は極めて良好で、マフラーのショート化などによるマスの集中化のおかげで引き起こしにも取り回しにも緊張感はない。
走り出してもその印象は同様だ。軽いがタイヤの接地感は豊富に伝えてくれるハンドリングにおかげで、コーナリングは自由自在。初めてのワインディングでも、とりあえずコーナーに入ってしまえば、あとはなりゆきに任せてしまえるほど、自由度が高い。曲率がきつくなっていればバンク角を足せばよく、さらに旋回力が必要ならブレーキレバーに少し触れるだけで、狙ったラインをき れいにトレースしていく。

多くのライダーが苦手とする、そうした操作をフォローしてくれる懐の深さが心地よく、いつまでも乗っていたくなる。すべてを自分の意志とスキルでコントロールしているという快楽を強く感じさせてくれるコーナリングマシンだ。見た目はアグ レッシブながらフレンドリー。それがこのモデルの魅力である。

ROADSTERS/STREET TRIPLE RS DETAIL

質感も剛性も高いテーパー状のハンドル。メーターには大型のTFTディスプレイが採用され、高い視認性を誇る。表示パターンと背景のカラーにはそれぞれ4パターンが用意されている
ヘッドライトを含め、灯火類はすべてLED化。今回のモデルチェンジでフロントマスクはよりシャープなデザインになった
マフラーも新デザインとなり、ショート化。エンド部分にはカーボンを採用する
フレームやスイングアームなど、車体の基本構造は先代モデルから踏襲されている
オーリンズのSTX40モノショックを装備
フロントはショーワのφ41mmBPFフォークとブレンボのM50モノブロックキャリパーを組み合わせる

Moto2にエンジンを供給 そのレプリカであるデイトナは完売

Moto2マシンに搭載されているエンジンが、他でもないストリートトリプルRS用のものだ。トライアンフはその雰囲気を色濃く反映したモデル「デイトナMoto2 765」を2019年夏に突如発表。世界中のファンからオーダーが殺到し、瞬く間に完売した。Moto2用にチューニングされたエンジンの最高出力が140ps程と言われているが、このモデルは130ps を発揮。ドライカーボンの外装が凄みを効かせている。価格は235万円だった。

大排気量3気筒のスピードトリプルや100万円を切る入門モデルも用意

ストリートファイターは今やひとつのカテゴリーとして定着しているが、その先駆けとも呼べる存在が「ロードスターズ」と呼ばれるこのシリーズだ。これから注目すべきは、戦略的な価格設定を持つ末弟のストリートトリプルSだろう。

STREET TRIPLE S 99万9000円 

95.2psを発揮する660㏄の3気筒エンジンを搭載。エントリーモデルながらライディングモードやLEDライトを 備え、それでいて100万円を切る価格を実現している

STREET TRIPLE R Low 126万7000円

ストリートトリプルRSの装備を簡略化したRがベース。 825mmのシート高を780 mmまで下げて足着き性と扱いやすさが向上。2020年春の発売が予定されている

SPEED TRIPLE RS 194万8500円

こちらは1050㏄のエンジンを搭載するシリーズのフラッグシップ。最高出力は150ps をマークし、軽量ボディを意のままに加速させる。足周りは前後ともにオーリンズだ

TRIUMPHのバイクをもっと詳しく知りたい方はこちら!

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PROFILE

RIDERS CLUB 編集部

RIDERS CLUB 編集部

1978年の創刊時から、一貫してスポーツバイクの魅力を探求し続けるオピニオンマガジン。もはやアートの域に達している、バイクの美しさを伝えるハイクオリティの写真はいまも健在。

RIDERS CLUB 編集部の記事一覧

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