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青木宣篤がインプレッション!! 万能タイヤ ブリヂストン BATTLAX SPORT TOURING T32

濡れた路面が怖くない! スポーツもできる万能タイヤ

カタナの印象がガラリと変わった。適度に軽快なハンドリングは、切り返しが楽しい
驚かされたのはウエット路面でのパフォーマンスの高さ。安心感が極めて高い
公道で、サーキットで、ウエットで……。真のオールマイティが、ここに

青木宣篤 スズキMotoGPマシン開発ライダーとして知られる青木さんは、01年、ブリヂストンのMotoGPタイヤ開発にも従事。マシンとタイヤに対する深い見識からのインプレには定評がある

特徴的なパルスグルーブは見た目だけのものじゃない

もともと楽しいカタナのライディングが、より楽しくなった。バトラックス・スポーツツーリングT32を履いた第一印象である。

倒し込みが軽快なのだ。カタナがスパスパと寝てくれる。今回はサーキットでテストしたが、グリップ、接地感ともに不満は感じなかった。

もちろん、本気で攻めていけば、よりスポーティーなS22やRS11に敵わない部分が出てくる。だが、滑り出しは分かりやすく、安心感がある。サーキット走行会の初級~中級レベルのペースなら問題ない。

T32が優れているのは、軽快でありながら軽快すぎないことだ。常にほどよい手応えを感じる。これはT32があくまでもツーリング向けのタイヤとして設計されていることを示している。

これぐらいの手応えがあった方が公道走行の幅広い用途や状況に応じやすいし、ライダーのスキルも問わない。T32ならビギナーにも安心して勧めることができる。温まりも早かったので、路面温度が低い冬や高地などでも意識せずにライディングが楽しめるだろう。

グリップ力自体も高いが、フィーリングはやや硬質だ。ゴムを動かしてグリップするというより、ブリヂストンらしいガシッとしたケース剛性の高さを感じる。これもT32ならではの設計。車重のあるツアラーに履かせることを思えば、これぐらいのガッシリ感が適切だ。

サーキットでは、高荷重に耐えるこの剛性感が功を奏し、ブレーキを握りながらの旋回も余裕でこなせた。

特筆したいのは、ウエットコンディションの安心感だ。T32の特徴的なパルスグルーブにはデザイン的なインパクトがある。「これはイケそうだぞ」と思ったが、実際の走行フィーリングは期待以上。何の不安もなく、なんとウエットでもABSが効くところまでフロントブレーキを握り込むことができた。

これだけのウエット性能があれば、公道での雨中走行を安心してこなせるだろう。パルスグルーブがデザインだけのものではなく、パフォーマンスにも大きなインパクトを与えていることが確認できた。

このオールマイティさ、サーキット走行会に挑戦したいツーリングライダーにも検討してほしいタイヤだ。

高荷重にも耐えるケース剛性を備えており、ブレーキをかけながらのコーナー進入にも不安がない。切り返しは軽快で、グリップ感も高い
ウエット性能は秀逸。不安なく思い切ってフロントブレーキをかけることができ、ロックもしづらい。ABSもかなり奥で作動していた
新設計パターン「パルスグルーブ」
波打った脈動形状のパルスグルーブを採用。ディフレクターの設置と相まって、水の流れを速めることで排水性を向上。前作T31に比べてウエット路面での制動距離を7%短縮している
[搭載技術]
フロント&リア
・新設計パターン:パルスグルーブ搭載によるウエット性能の大幅向上(※)
・シリカ・リッチコンパウンド:低温時、ウエット時のグリップを確保
・MS・BELT:運動性能、高速安定性の確保(※)
※フロントGTスペックを除く
リア
・新形状:接地均一化による耐摩耗性の確保
・3LC+CAP&BASE:コーナリング時の安定性の確保

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PROFILE

RIDERS CLUB 編集部

RIDERS CLUB 編集部

1978年の創刊時から、一貫してスポーツバイクの魅力を探求し続けるオピニオンマガジン。もはやアートの域に達している、バイクの美しさを伝えるハイクオリティの写真はいまも健在。

RIDERS CLUB 編集部の記事一覧

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