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人気イラストレーターが熱かった80年代を振り返る!! 八代俊二選手の魅力とは?

イラストレーター松屋正蔵が描く 熱狂バイククロニクル

松屋正蔵 1961年・神奈川生まれ。80年に『釣りキチ三平』の作者・矢口高雄先生の矢口プロに入社。89年にチーフアシスタントを務めた後退社、独立。バイク雑誌、ロードレース専門誌、F1専門誌を中心に活動。現在、Twitteの@MATSUYA58102306にてオリジナルイラストなどの受注する

レースにのめり込むきっかけは、 八代俊二さんだった

僕がロードレースを知ったきっかけはモリワキレーシングです。当時テレビで放送された、宮城光さんのドキュメント番組がそれでした。それまでも何台かバイクを乗り継いではいましたが、ロードレースが特別に凄いスポーツである事に気付いてしまったのです。

元々、野球漫画家を目指していて、中学時代から野球漫画を描いていましたが、ロードレースを知ってからは、もうロードレースに首ったけになってしまいました。それからは毎週末に放送される四輪と二輪のレース系テレビ番組をビデオ録画し、チェックするようになりました。ちなみに、85年シーズンから36年分の世界GP、およびモトGPのレースを全戦DVDやブルーレイに収録して、資料としてコレクションしています。

そんな“レースヲタク”となりロードレースを調べているうちに、ある選手が気になり始めました。それが八代俊二さんだったのです。

八代さんは 84 年に全日本TT-F1クラスの初代チャンピオンとなりました。当時のモリワキレーシングのマシンはモリワキゼロX-7。CBX750Fの空冷エンジンを使っていました。他チームが水冷エンジンに移行する中、苦しい戦いとなりながらも「突っ込みハッチ」の異名のとおり、毎戦、八代さんの強烈な走りが目立っていました。八代さんは僕と同年代だった事もあって、あの白地に青と黄色が組み合わされたモリワキカラーに、それは強く憧れ ました。

そして八代さんは86年シーズンの全日本ロードレースから、モリワキカラーのNSR500を駆る事になりました。このNSRにも憧れました。ちょうどこのシーズンから全日本GP500でV3を達成し、世界GPにフル参戦を始める平忠彦さんを、開幕戦のBIG2&4レースで、八代さんが追い掛け回したのです。初めてのGP500のレースであったにも関わらず、激しい走りを見せてくれたのでした。その闘志溢れる走りには感動しました。そしてシーズン中盤には、その平さんを追うかのように八代さんも世界GP参戦を始めました。モリワキカラーのNSR500が世界GPを走ったのです。

翌シーズンの87年から、八代さんはロスマンズホンダのライダーとなり、世界GPにフル参戦しました。今回のイラストはその時の八代さんの絵となります。

87年からは平さんもGP250からGP500へとステップアップしており、世界GPの最高峰クラスに日本人ライダーが二人もフル参戦する事となりました。ファンからするとこれはもう快挙で、夢のような状況になってきたのでした。ただ当時は、まだ世界GPのテレビ放送は、日本GPのみでしたから、1カ月遅れくらいでレースビデオを購入して観るのが通常でした。ちなみに全戦放送になるのは、その2年後の89年シーズンからでした。

そんな八代さんのライディングの特徴は、下半身はシッカリと外足を利かせながら、腰は引き気味、上体はインにグイッと入るフォームでした。右コーナーに関してはアウト側となるクラッチレバーに触れる左手の小指が、ハンドルからわずかに浮いたような感じになっていました。

八代さんがそうであったかは分かりませんが、ブレーキングで頑張るライダーは、フロントにカウンターステアが入る事があり、アンダーステアを感じているみたいで、上体をインに入れて自分の体重をフロントに預ける傾向があるように見えました。このあたりはまた、ジックリと八代さんから教えて頂きたい部分でもありますね。八代さんからは他にも色々と面白いお話しを聞かせて頂 いておりますから……。

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PROFILE

RIDERS CLUB 編集部

RIDERS CLUB 編集部

1978年の創刊時から、一貫してスポーツバイクの魅力を探求し続けるオピニオンマガジン。もはやアートの域に達している、バイクの美しさを伝えるハイクオリティの写真はいまも健在。

RIDERS CLUB 編集部の記事一覧

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