【真鍋未央のランニングフォーム診断&改善メニュー】腕振りが小さい
RUNNING style 編集部
- 2020年09月17日
INDEX
ランニングコーチ真鍋未央さんが、頑張る市民ランナーのフォームをチェック。
いまより美しく、快適に走れるフォームへの改善ポイントや、すぐに取り組めるエクササイズなどをレクチャーします!
【今回のチャレンジャー】
小林聖子さん
友人に誘われて10kmのレースに参加したことをきっかけに、ランを開始した小林さん。スピードが上がりにくいのが悩みで、フォーム改善を決意した。
小林さんのランデータ
ランニング歴
3年半
月間走行距離
30〜100km
ランニング頻度
週2〜3回
1回あたりの距離
5〜15km
自己ベスト
4時間53分/フル
目標
フルでサブ4
【BEFORE】小林さんのフォームをチェック!
悩み
スピードが上がらない
トラブル例
- 推進力を得られない
- 腰を痛めやすい
- ふくらはぎが張る
【真鍋コーチのフォーム診断】
体幹への刺激と動きの意識付けを!
一見きれいなフォームですが、筋力が弱いせいか全体的に動きがコンパクトな点が気になります。腕振りも小さく、脚もしっかり引き上げられていないので、これでは推進力が得られません。また、反り腰な点も修正したいポイントですね。体幹を強化するエクササイズに取り組み、ダイナミックかつ効率的なフォームを手に入れましょう!
NGポイント
- 腕振りが小さい
- 反り腰気味
- 脚を引き上げられていない
フォーム改善に役立つエクササイズ&ストレッチ
反り腰改善に役立つ体幹トレ
四つん這いの状態から、対角のヒジとヒザを引き寄せ、ゆっくり伸ばす。回数をこなすことよりも、筋肉を意識して丁寧に行うことがポイント。毎日各脚3〜5回取り組む。
脚の引き上げに役立つ裏モモ筋トレ
長座の状態から片脚を曲げる。体幹とモモ裏の筋力で尻を持ち上げ、上がりきったらゆっくりもとの状態へ戻す。腕の力を使わないように意識しながら3回繰り返す。
【AFTER】体幹をしっかり使えるダイナミックなフォームに!
動画でもっと詳しくフォーム改善エクササイズをチェック!
コーチ紹介
真鍋未央
現役時代、資生堂で実業団選手として活動した経歴をもつランニングアドバイザー。現在は、楽しく、美しく、速くをモットーに、クラブや企業などを対象にしたランニングイベントを開催。
公式ブログ:「Miobiyori 〜Beautiful Running Life〜」
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PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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