【真鍋未央のランニングフォーム診断&改善メニュー】上半身が力んでいる
RUNNING style 編集部
- 2020年09月15日
INDEX
ランニングコーチ真鍋未央さんが、頑張る市民ランナーのフォームをチェック。
いまより美しく、快適に走れるフォームへの改善ポイントや、すぐに取り組めるエクササイズなどをレクチャーします!
【今回のチャレンジャー】
振原美緒さん
学生時代は陸上部出身で走ることが大好き。大人になり駅伝に出たことをきっかけに、再びラン熱が再燃。これからも快適に走り続けるために、より効率的なフォームを目指す。
振原さんのランデータ
ランニング歴
3年半
月間走行距離
約100km
ランニング頻度
週2〜3回
1回あたりの距離
10km前後
自己ベスト
3時間49分/フル
目標
フル3時間45分切り
【BEFORE】振原さんのフォームをチェック!
悩み
後半のペースダウン
トラブル例
- 横ブレが生じやすい
- ヒザに負担がかかりやすい
- 呼吸しにくい
【真鍋コーチのフォーム診断】
上半身と下半身をバランスよく鍛えて、ラン力アップ!
さすが元陸上部! バランスのとれた美しいフォームです。強いていえば、上半身の力みとワキの開きが気になりますね。このフォームだと、横ブレが生じやすくなり非効率です。また、着地時に若干沈み込んでしまっている点も気になります。太モモの筋力を強化するエクササイズに取り組み、より力強く効率的なフォームを手に入れましょう。
NGポイント
- 上半身が力んでいる
- ワキが開いている
- 沈み込みが大きい
フォーム改善に役立つエクササイズ&ストレッチ
腕振り意識付けドリル
ワキの開きを改善する腕振りの意識付けドリル。始めに肩甲骨から動かす意識で大きく腕を振り、徐々に小さな腕振りへと移行する。これをラン前に10回×3セット取り組む。
沈み込みを減らすランジ
片脚を大きく一歩前に踏み出し、ヒザを曲げる。太モモや尻に刺激が入るところまで沈み込み、ゆっくり元に戻す。ヒザがつま先より前に出ないよう注意して、左右5回ずつ。
【AFTER】着地時の沈み込みの少ない、より効率的なフォームに!
動画でもっと詳しくフォーム改善エクササイズをチェック!
コーチ紹介
真鍋未央
現役時代、資生堂で実業団選手として活動した経歴をもつランニングアドバイザー。現在は、楽しく、美しく、速くをモットーに、クラブや企業などを対象にしたランニングイベントを開催。
公式ブログ:「Miobiyori 〜Beautiful Running Life〜」
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PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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