【真鍋未央のランニングフォーム診断&改善メニュー】肩が力んでいる
RUNNING style 編集部
- 2020年09月16日
INDEX
ランニングコーチ真鍋未央さんが、頑張る市民ランナーのフォームをチェック。
いまより美しく、快適に走れるフォームへの改善ポイントや、すぐに取り組めるエクササイズなどをレクチャーします!
【今回のチャレンジャー】田中寿朋さん
第1回「富士山マラソン」の出走をきっかけに、本格的にランを開始。サブ4を目標に日々マイペースにトレーニングに励んでいる。“重たい体でいかにラクに走るか”が課題。
田中さんのランデータ
ランニング歴
7年
月間走行距離
約100km
ランニング頻度
週2回
1回あたりの距離
10〜20km
自己ベスト
4時間12分/フル
目標
サブ4
【BEFORE】田中さんのフォームをチェック!
悩み
体が重いこと
トラブル例
- スピードにのりにくい
- 後半にペースダウンしやすい
- 前モモが張りやすくなる
【真鍋コーチのフォーム診断】
動きづくりを取り入れて、フォームの意識付けを!
パワフルで力強い走りですが、全体的にフォームが硬い点が気になります。肩に力が入っており、姿勢も立ちすぎているので、これでは走りにブレーキがかかってしまいます。また、カカト着地になってしまっているため、前モモやヒザなどに負担がかかりやすくなります。フォーム改善のための動きづくりを取り入れて、効率的なフォームを体得しましょう。
NGポイント
- 肩が力んでいる
- 姿勢が立ちすぎている
- カカト着地
フォーム改善に役立つエクササイズ&ストレッチ
前傾姿勢をつくる壁押し
両手を壁に着き、頭からつま先が斜め一直線になるように前傾姿勢になる。そこから片脚を股関節から大きく引きつけ、うしろへ伸ばす。一連の動作をラン前に左右10回。
着地の意識付けドリル
前傾姿勢を保持した状態で、前に進みながら大きくモモ上げ。股関節からしっかり脚を引きつけることを意識しながらリズミカルに行う。ラン前に左右10回ずつ取り組む。
【AFTER】ブレーキのかかったフォームから、なめらかなフォームに改善!
動画でもっと詳しくフォーム改善エクササイズをチェック!
コーチ紹介
真鍋未央
現役時代、資生堂で実業団選手として活動した経歴をもつランニングアドバイザー。現在は、楽しく、美しく、速くをモットーに、クラブや企業などを対象にしたランニングイベントを開催。
公式ブログ:「Miobiyori 〜Beautiful Running Life〜」
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PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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