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目指せフルマラソン! 疲れにくい走り方に必要なのは?【水分補給編】

フルマラソンに挑戦するランナーにとって、どうにか乗り越えたい30kmの壁。そのためのトレーニングとして取り入れたい「LSDトレーニング」について紹介してきたが、今回は疲れにくい走り方のためには外せない「水分補給」について紹介する。
(※LSDとはLong=長く、Slow=ゆっくり、Distance=距離の頭文字をとったトレーニング名称。「長くゆっくり、距離を踏む」という意味。「筋持久力」と「心肺能力」を同時にアップできる)

水分補給には水よりスポーツドリンクを

「水分として選ぶなら水よりも、失われる栄養分などを補給できるスポーツドリンクがおすすめ」。『ランニング・スタイル』をはじめ雑誌や書籍でランニング関連の監修を数多く手がける牧野仁コーチは、そう話す。スポーツドリンクは疲労を軽くすることができるからだ。走りながら少しずつ水分をとることで、疲労が軽くできるということはLSDトレーニングを行ううえで便利。より長く走れることにつながる。

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水分は「とり続ける」ことが重要

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水分をとるときに気を付けたいのが、『とり続ける』こと。ひと口ずつなど少量ずつ、こまめにとることで水分その他の栄養分が体に行きわたりやすくなり、疲れにくくなる。

水分を携帯するにはボトルポーチが便利だ。「LSDトレーニングはもちろん、本番のフルマラソンでも、水分を携帯できるボトルポーチは役立ててほしい」と、牧野コーチも話す。

また、走りながらボトルポーチから水分を取り出して口に運ぶという、水分補給の動作を練習することにもつながる。「普段からLSDトレーニングの際に取り入れるとさまざまな効果が期待できます」

フルマラソン当日の成功は、日頃のトレーニングの積み重ねから。LSDトレーニングを効果的に取り入れて、万全な状態で本番に臨みたい。

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○牧野仁コーチ
『ランニング・スタイル』巻頭特集などランニング関連の監修を数多く手がける。市民ランナーのランニング・クラブ「Japanマラソンクラブ」を主宰・指導するほか、ランニング関連の監修・著作多数。「フルマラソンスタートBOOK」、「ビギナー・ランナーのお悩み解消BOOK」(いずれも枻(えい)出版社刊)など。「スポーツネットワークサービス」代表取締役

○長距離ランナー必見!30kmの壁はどう破る?LSDトレーニング手法と成功に繋がるアイテム
http://www.runningstyle.jp/lsd_training/

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RUNNING style 編集部

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ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。

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