「なんちゃってフォアフット走法」とは?痛みを引き起こす原因を見直す3つのポイント

RUNNING style 編集部
- 2017年10月26日
さらにポピュラーになってきたからこそ気を付けてほしいのが、正しいフォアフット走法をしていない「なんちゃってフォアフット走法」だ。Japanマラソンクラブ創設者で、現在もコーチとして活躍中の牧野仁コーチによると、多くのランナーが前足部着地を意識しすぎるあまり、この「なんちゃってフォアフット走法」に陥ってしまっているという。そこで、牧野コーチにチェックすべき3つのポイントを教えてもらった。
脚全体のバネを使って足底への負担を軽減
ビギナーの場合は前足部着地をすると、足裏が反ったままの状態でつねに足裏の筋肉が引っ張られた状態になりトラブルを引き起こす原因に。痛みやケガを防ぐためには脚全体のバネを使うことで、足底への負担を軽くすることが大切だ。カカトからの着地をイメージしつつ、小指側で重心移動して母趾球で蹴り出すのが理想のフォアフット走法。
脚の着地位置はほぼ真下
正しい着地位置は体のほぼ真下。しかし、中途半端なフォアフット着地をしていると脚が体の前になりがちに。すると、結果的にヒザがロックした状態となり、ヒザやふくらはぎ、足首や足底などに大きな負担がかかってしまう。トラブルを引き起こすだけでなく、これでは推進力も得られないため、走りも非効率だ。
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ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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