足底はテーピングでラクになる|芥田晃志の体も心も痛めないスゴ技炸裂塾!
RUNNING style 編集部
- 2021年02月01日
今年も東京マラソンEXPOに出展し、多くのランナーのお悩みを解決してきました。例年はヒザや足首などのサポートを求める声が多かったのですが、今年多かったのは “足裏のサポート” を求める声でした。そう、ランナーならよく耳にする “足底” の違和感や痛みです。それではなぜ、足底が痛くなるのか、まずはその理由から説明しましょう。
足底が痛くなる原因とその対処法
じつは足裏はかなり感度が高く、手のひらに次ぐ感知度をもっています。そのため、シューズ内で足がミリ単位で前後左右に動くだけでも、その滑りを感知し足裏の筋肉を酷使してしまいます。その結果、「足底腱膜炎」という炎症を起こしてしまうのです。つまり、シューレースがユルいまま走っていると、シューズが脱げないように無意識に指を反らせたり握ったりと、余計な筋肉を使ってしまい、足底に違和感が生まれやすくなってしまうんですね。そこで工夫してほしいのが、シューレースの締めかたです。
つま先に一番近い一段目だけをキツくし、二段目以降はキツすぎずユルすぎない適度なテンションをかけていきます。すると、シューズ内で足が滑りにくくなり、足底腱膜炎になりにくくなります。そして、対策としておすすめなのが下で紹介しているテーピング! 多くのランナーが効果を実感しています。テープを貼ることで、筋肉をユルめる効果が期待できるので、足裏がラクになりますよ。
足底に効くテーピング
走る際に足裏がズキズキと痛む人はテーピングを施してみましょう。テンションはかけずに、優しく貼りつけることがポイントです。
やりかた
<STEP1>
足の指に手をかけ、足裏と土踏まずをいっぱいに伸ばす。テープを貼り終えるまで、この状態をキープしながら行う。
<STEP2>
足の親指から中指にかけての付け根部分に、テープの端点を合わせて貼りつける。このとき、手のひらで圧着すると剥がれにくくなる。
<STEP3>
残りのテープを土踏まずのラインに沿ってカカト方向へ。テープは伸ばさず置くような感覚で貼りつけたら、完成!
教えてくれた人
テーピングトレーナー/芥田晃志さん
ニューハレテーピングトレーナー。マラソンやトレランなどの市民ランナーからトップアスリートまで、幅広い層のボディケアを行う。
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PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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