ヒザとモモの寒さ対策に|芥田晃志の体も心も痛めないスゴ技炸裂塾!
RUNNING style 編集部
- 2021年02月07日
寒い日が続きます。冬場のトレーニングやレースでの寒さ対策を知りたい! そんなみなさんに! 寒さ対策はもちろん、翌日の筋肉痛予防にも役立つテーピングを紹介します。
寒さ対策におすすめのテーピングのやり方
人が「寒いよ~」とジェスチャーするとき、ヒザやヒジをさするポーズをしませんか? そう、人が寒さを感じやすいのは、ヒザやヒジといった関節なのです。ですから、それらの部位にテーピングを貼るだけでも寒さ対策になります。伸縮性のあるテーピングを貼れば、冷たい空気を直接素肌で感じることがなく、ヒフがもう一枚ある感覚が得られてポカポカになりますよ。
「テーピングしただけで、なんで!?」と思う人も多いはず。簡単に説明すると、伸縮性のあるテープをテンションかけずに貼ることで、ヒフにシワが寄り皮下の血流が促されたり、ヒフに厚みが生まれて温かさを感じやすくなる、という仕組みなんですね。
そして! ただいまレースシーズン真っ只中。筋肉疲労や筋肉痛に悩んでいるランナーも多いのでは? 今回はマラソン後の筋肉痛の代表格ともいえる前モモやヒザをサポートするテーピングを下で紹介しています。これで、レース翌日のツラい階段の上り下りが解消されるはず。あら、うれしっ! 寒さ対策と筋肉痛対策になる一石二鳥の貼りかたなので、ぜひ試してみてくださいね。
冷たい風をシャットアウト
テーピングは筋肉をサポートするだけでなく、ヒフも保護してくれます。そのため、寒さ対策にも効果的! テープはテンションをかけずに貼りましょう。
貼りかた
<STEP1>
イスなどに座り、ヒザを曲げ前モモの筋肉を伸ばす。ヒザの皿上あたりからテープを上方向へと貼り付けていく。
<STEP2>
STEP1だけでもOKだが、ヒザに「ニューハレ・Vテープ」を組み合わせて貼ると、より安定感が生まれ、防寒効果もアップ。
教えてくれた人
テーピングトレーナー/芥田晃志さん
ニューハレテーピングトレーナー。マラソンやトレランなどの市民ランナーからトップアスリートまで、幅広い層のボディケアを行う。
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PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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