「ランニング・スタイル」金哲彦コーチのフォーム・チェックしてみようvol.21
RUNNING style 編集部
- 2023年10月15日
ランニングマガジン「RunningStyle」でお馴染みの金コーチが読者ランナーのフォームを見て、キレイなフォームになるコツをレクチャー!
金哲彦コーチのフォーム・チェックをドーンとしてみよう!
今回のポイントとワークアウト
今回は、上半身の正しいフォームを腹筋を意識して覚えることと、正しい腕振りを意識し、肩と背中の筋肉をほぐすワークアウトについて紹介します。
参照「『ランニング・スタイル』Vol.21~フォーム・チェックしてみよう」
読者ランナーのお悩み
・腕が開いてしまう。
・スネが痛くなる
Form Check
足の筋力に頼ったバネのある走りをしています。
下をむきすぎてはしっているのが気になります。
腹筋が弱いのでしょうか、
うまく上半身を前傾してささえられていないようです。
右手はうまくふれていますが、
左手が外に開いてしまっています。
左右の腕のバランスの腕振りが悪いですね。
特に左腕がしまっている分肩甲骨の動きが良くないと思います。
こんな場合フルマラソンの長い距離をチャレンジする場合は、
ランニングフォームを改善する必要があります。
読者ランナーのクセは、
上半身が棒立ちで下半身のバネが生かせていないことです。
Lesson
詳しくは動画を参照ください。
・肩甲骨から腕を引く練習 (動画:2分28秒頃)
・肩甲骨周りの筋肉をほぐすワークアウト (動画:3分32秒頃)
・上半身の前傾、腹筋を意識するワークアウト (動画:5分27秒頃)
After Lesson
修正ワークアウト後のフォームをみてみます。
体の軸を作り前傾を導き出すための腹筋を使えるるようになったため
上半身と下半身の動きがうまく連動するようになりました。
姿勢も良くなり、しっかり前をみて走っています。
腕振りの左右の腕振りのバランスがとても改善しました。
特に左の腕振りが良くなりました。肩甲骨をうまく使えるようになったんですね。
修正前は開いていた左腕もしっかり後ろにひけるようになりました。
修正前と修正後のフォームを比較してみましょう。
しっかり前をむいて安定して走れるフォームに改善しましたね。
修正後のフォームで走れるようになれば
もっと楽に長い距離を走れるようになるはずです。
フルマラソン目指してもっと頑張ってください。
出典「RunningStyle・Vol.21」
SHARE
PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。