「ランニング・スタイル」金哲彦コーチのフォーム・チェックしてみようvol.21_2
RUNNING style 編集部
- 2023年10月22日
ランニングマガジン「RunningStyle」でお馴染みの金コーチが読者ランナーのフォームを見て、キレイなフォームになるコツをレクチャー!
金哲彦コーチのフォーム・チェックをドーンとしてみよう!
今回のポイントとワークアウト
日頃から正しい姿勢を意識して重心位置を下げることと、でん筋の強化&骨盤の動きをスムーズにするワークアウトについて紹介します。
読者ランナーのお悩みは、右に体が傾いていることです。
同じ悩みを抱えている方はヒントをみつけ日々のトレーニング、ランニングに取り入れてみてください。
参照「『ランニング・スタイル』Vol.21~フォーム・チェックしてみよう2」
肩甲骨を意識した腕振りはよくできています。
しかし骨盤がやや後傾しているため着地の際に体重が後ろに残っています。
そのた、肩甲骨く動かせても骨盤の動きとうまく連動できていません。
骨盤を前傾し、しっかり動くようにするためには臀筋と腸腰筋をトレーニングするのが効果的です。
正面からフォームをみてみましょう。
右足で着地するたびに右肩が、がくっと落ちた走り方をしています。
もともと上半身に少し歪みがあるのかもしれません。
このフォームのまま走っていると右足の故障を招く恐れがあります。
また、重心の位置が若干高いようです。
こういった走り方のクセは自分ではきづきにくいため
普段から意識して直してていきましょう。
Lesson
▼詳しくは動画を参照ください。▼
改善点
・重心の位置が高い
・骨盤が落ちている、後傾している
・右肩が落ちて上半身が左右に揺れている。
Lesson
・正しい肩の位置を意識し重心を下げる練習 (動画:3分00秒頃)
・臀筋に刺激をいれるワークアウト (動画:4分00秒頃)
・腸腰筋を鍛えるワークアウト (動画:5分25秒頃)
After Lesson
修正ワークアウト後のフォームをみてみます。
臀筋と腸腰筋をうまく使えるようになったので
骨盤が前傾し走る際の姿勢がよくなりました。
骨盤が前傾したことで
足の運びはスムーズになりストライドも自然にひろくなりましたね。
両肩のバランスを意識し
体の軸を正したことによって
上半身の無駄な揺れがなくなりました。
これにより修正前は高めだった重心も
理想的な重心位置いなり
下半身の動きがとても安定しました。
修正前と修正後のフォームを比較してみましょう。
修正前に比べ修正後は効率的に前へ進むスムーズなフォームに変化しました。
さらなるスピードアップを実現するためにも
この調子でトレーニングをつづけてみてください。
出典「RunningStyle・Vol.21」
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PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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