PEラインに装着するリーダーの太さの目安って?
SALT WORLD 編集部
- 2020年10月21日
釣りスタイルに応じたリーダーの種類と長さ
では、リーダーはどのくらいの太さが適正なのか? これは多くの人が基準にしているのが使用PEライン号数×10×2倍。1号なら、10×2で20。この数値をlbに置き換えるというもの。または、使用PEラインの×5の号数としている人もいる。1号なら5号のリーダーだ。ちなみにこれらはひとつの基準であり、歯の鋭い魚を狙う場合は少し太くしたりすることもある。
また素材については、キャスティングではナイロンリーダー、ジギングやタイラバではフロロカーボンリーダーというのが一般的。キャスティングでは、キャストする時に柔軟な素材でトラブルの少ないナイロンをセレクトする。一方、ジギングやタイラバでは、ロングキャストすることが少ないので、より擦れに強いフロロカーボンリーダーを使用することが多い。
長さは、キャスティングの場合は、キャスティング時にガイドがらみなどのトラブルを少なくするために、竿先から少しだけリーダーを出したキャストポジションの状態の時に、リーダーとPEラインの結び目がリールスプールに巻かれない長さが良い。
一方、ジギングの場合は、特に決まりはないが、3ヒロ~4ヒロほどが一般的。この長さは、船べりまで魚を寄せて魚が暴れたときに、リーダーがスプールに収まることで、リーダーとメインラインの結束部のラインブレイクの可能性を下げるということ。魚を抜き上げを多用する場合も、リーダーがスプールに収まっていれば、より安心だ。
ではさらに長くすれば良いと考えがちだが、長くすれば、それだけ水中での抵抗が増し、ジグの動きに影響が出てクイックに動かせなくなることもある。そういったことから丁度良い長さが3ヒロ~4ヒロと考えられている。ちなみに、あえて長くしたり、リーダーを太くしたりして、リーダーの水中抵抗でジグを浮遊させて攻略する裏技的なセレクトをしている人もいる。
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PROFILE
SALT WORLD 編集部
近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
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