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ハイスピードリーリングで攻略! 青森県・平舘海峡のマダイジギング【SALTWORLD Field Report】

産卵を意識するマダイが集結

青森県の陸奥湾口に位置する平舘海峡、ここは春になるとマダイが産卵をするために湾内へ大挙するポイントである。津軽海峡と陸奥湾の湾口のため、干満による潮の速さは流れているときには非常に速く、マダイの引きも強烈である。回遊してくるマダイは産卵を意識しているためか、中層に浮き気味で群れを形成している。

平舘海峡のマダイの狙い方は特徴的な釣法で、メタルジグをキャストしカウントダウン、狙うレンジを横引きでトレースし狙うのである。もちろんタイラバ、テンヤなどを使用するアングラーもいるのだが、同じ船で自分の好きなそれぞれの方法でマダイを狙うというのも面白く、特徴的である。

青森県というと、代表的なルアーターゲットにクロマグロを思い浮かべるアングラーも多いであろうが、青森県民アングラーの多くはマダイにかける情熱が凄いと、数年前に訪れ知った。近年は奥の深い平舘海峡マダイに魅了されたアングラーが県外からも増加しており、私もその一人である。今回は前半日程でオーツスナッパーズの山中船長の船にお邪魔し、ソルトワールド本誌の取材を行い、後半は高栄丸の高畑船長の船で動画撮影を兼ね、このweb記事の取材をさせていただいた。前半の模様は7月発売のソルトワールド本誌をご覧いただきたい。

クロマグロで有名な青森だが、マダイにかける情熱は凄い。筆者もその魅力にハマっている。
竜飛岬と下北半島が見える場所、潮の速さは強烈である。

想像以上の高速引きに面食らうも……。自分なりにキモをつかんでマダイをゲット

高栄丸の初日午前船、潮が動かず風もない状況が続き苦戦しそうな予感のなか、常連アングラーがジグをカウントダウン後ハイスピードで回収しているかのような釣法でヒットを得ていた。正直面食らった私は、高畑船長に「あのスピードでヒットするんですか?」と聞くと、常連の間では普通の釣り方と返答いただいた。これは面白い! と真似をさせてもらうとアタリが出だし、何度目かでヒットまで持ち込めた。このメソッドで何匹かキャッチ、その模様も動画撮影でき、船長からはハイスピードが効く状況の話も伺え、自分なりのキモもつかめた。内容については動画配信をお楽しみにしていただきたい。

ハイスピードリーリングでキャッチしたマダイ。

午前の部は終始潮が流れず状況も良くならないなか、それでも全員が複数枚キャッチしており、平舘海峡の魚影の濃さが実感できた。一度、港に戻り午後船のお客さんと入れ替わり、午後の部がスタート。午前の潮の状況が続いている感じであったのだが、開始早々マダイが釣れ、状況は良くなっているように感じた。ここ平舘沖には何度も来ているが、1日の間で何度も状況が急変することを経験している。

ハイスピードリーリングが効く状況を含め、そのキモは動画に収めた。動画配信もお楽しみに。

試作品・トリッカースリムも活躍し「ツ抜け」を達成

夕マズメが近づくにつれ、潮が強烈に流れはじめ、ダブル、トリプルとヒットが続いた。カウントダウンからのストレートリーリングにコツコツと当たるマダイをフッキングに持ち込むのはゲーム性が高く、狙い通りにヒットに持ち込めると非常に満足感が高い。試作品で持ち込んだトリッカースリムで何匹もキャッチでき、上々の手応えを得られたことも収穫であった。結局、この日は午後船アングラーで3名が「ツ抜け」、自分は午前午後合算でツ抜けできた。

最終日の翌日は午前船のみであったが、前日と同じく潮が流れない状況のなか、ハイスピードリーリングを確実に自分のものにするためやり通して数枚のマダイをキャッチ。今回は長期の日程であったが、釣果に恵まれただけでなく天候にも恵まれ全日程を出船することが出来でき、新しいメソッドにも出会え、大変有意義な釣行となった。平舘沖マダイはまだまだ中盤なので、ぜひ興味のある方は挑戦してみてはいかがだろうか?

タックルデータ

ロッド:MSJ70LS、70ULS(プロト)、65LS
メタルジグ:トリッカースリム、ウィークベイトミディアム、トリッカーⅡ
フック:LJアシストフックフッ素 Mサイズ、シングルMサイズ

今回使用したジグ、上からトリッカースリム、ウィークベイトミディアム、トリッカーⅡ。
使用したタックル、MSJ70LSは高畑船長のおかげで誕生したロッドである。
製品情報

メロン屋工房

※YouTubeチャンネル近々開設!

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SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

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