BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

オフショアジギングで使うメタルジグのおすすめを教えて!

ジギングで使用するメタルジグは、多くのモデルが店頭に並んでいる。そのどれが自分が行く釣りに適切なのか、迷うことだろう。だが、ジグはいくつかのグループに分類できる。それぞれの特徴を知り、よりベストなものをセレクトしよう。

ジグセレクトの基準

釣具店に行くと、メタルジグの種類の多さに驚くことだろう。長いもの、短いもの、幅の広いもの、細長いもの、厚みのあるもの、ウエイトバリエーション、そして様々なカラーがある。カラーに関しては奥深く、最初は好みのものを選ぶか、リアルなカラー、シルバー系とゴールド系などと選びたい。

さて、まずメタルジグをセレクトする際、最初にセレクト基準にするのが重さである。ジギングは魚のいる層にジグを落として、そこでジグを動かして魚を誘き寄せる釣法であり、まずその層に沈めることができる重さが絶対条件となる。

では自分が釣行するエリアで必要な重さは何g、サイズはどのくらいなのか? ジグには一桁のグラムから、500g を超える重いものまで存在するが、その中でのベストなウエイトは、釣り場の水深、潮流の速さで異なる。また捕食しているベイトによって、サイズを吟味したほうがよい場合もある。

まずウエイトだが、水深×1〜2倍というのが一般的な考えだが、探る水深、潮の速さなどが分からなければセレクトしづらい。そこで、訪れる船の船長に使用する重さを聞くのが一番である。「何gを用意すれば良いのか?」「他のお客さんはどのくらいのウエイトを使用しているのか」などを聞き、それを基準に当日潮が速かったというシチュエーションも考慮して、少し重めのものも用意するのが無難だ。

また水深や潮の速さだけでなく、前述したようにベイトの大きさによって変わることもある。大きなベイトフィッシュを捕食している状況であれば、あえてシルエットの大きいジグをセレクトすることもある。逆に小さいベイトを捕食しているようなら、ジグのシルエットを小さくして対応する場合もある。

次にどう動かして食わせるかによって、形状が決まってくる。そのひとつが細長いものか、扁平な形かということ。細く長いものは、水中での水切りが良く、スライドさせるような動きを演出するものが多い。一方、扁平なものはヒラヒラとフォールしてアピールしたり、巻き上げで細かく動かすのに長けているなどの性能を備える。どちらがいいかは、ケースバイケースだ。
▲釣具屋には様々な形状のジグが並んでいる。基本を知って、よりベストなものを選びたい。

またジグの断面が左右対称か非対称かということも重要だ。このバランスにより、動きは異なり、アングラーが演出するロッドアクションも変わってくる。

またジグの重心もチェックしたい。ジグには「フロントバランス」「センターバランス」「リアバランス」がある。それぞれに動きの特徴があり、適した使い方が存在する。

ジグセレクトの流れ

水深や潮流の速さ=ウェイトを決定

ベイトのサイズ=シルエットを決定

どう動かして誘うか=形状を決定

水色をチェック=カラーを決定

ジグのウェイト

探る水深や潮の速さなどによって決まるウエイト。水深×2倍となることが多いが、海域の潮の速さや探り方、ベイトのサイズなどによっても変化する。訪れる船の船長に聞くのが、もっとも手っ取り早い。そのウエイトを基準に用意する。

メタルジグの素材

メタルジグの素材は鉛がメインだが、タングステン、鉄、アルミニウムなどがある。タングステンは鉛と比べると比重が高く、同じウエイトでもシルエットを小さくできるため、小型のベイトを捕食している状況で活躍する。また鉄やアルミニウムは、比重が鉛よりも軽いため、鉛とウエイトが同じならシルエットは大きくなる。比重が軽いことで、水中でフワリと浮遊しているような動きで誘う時に活躍する。
▲写真上からスミス・TGチビマサムネ80g、ボーズレス・TOKICHIRO60g、ダイワ・TG ベイト45g。チビマサムネはタングステンと鉛のコンポジット。TOKICHIROとTGベイトはタングステン。鉛に比べシルエットはかなり小さい。

形状の分類

▲スロージギング、スローピッチジャークといったスロー系の釣りでは、上下異なる形状のジグを使用することが多い。フォール時にしっかりと水をつかみ、アクションを出してアピールする。

フックセッティング例

通常のジギングの場合、フックセッティングはフロントに装着するのが基本だが、狙う魚、状況に応じてその他のセッティングが良いときもある。
▲リトリーブ中、フォール中、両方のバイトチャンスに強いセッティング。フロント、リアともにシングル、トリプルともに使用可能だが、激しくシャクるとリーダーが絡みやすい短所(通称、エビ)もあり。

重心の分類

▲前方重心のタイプ。ロッドワークスに素早く反応するため、細かいジャークの動きで誘う時に活躍する。

出典

SHARE

PROFILE

SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

No more pages to load