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狙うは“三国モンスター”! ハチマルオーバーマダイを福井県・三国沖でゲット【後編】

マダイ好きのジギングアングラーにとっては、まさに夢のようなフィールドである福井県・三国沖。前編に引き続き、ハチマルオーバーマダイ、“三国モンスター”攻略法を紹介していこう。

狙うは“三国モンスター”! ハチマルオーバーマダイを福井県・三国沖でゲット【前編】はこちら>>>

狙うは“三国モンスター”! ハチマルオーバーマダイを福井県・三国沖でゲット【前編】

狙うは“三国モンスター”! ハチマルオーバーマダイを福井県・三国沖でゲット【前編】

2021年08月17日

春と秋。異なる状況に応じてタックルも使い分ける

前編でご紹介したように、三国沖のマダイは春シーズンと秋シーズンで行動パターンが異なるため、攻略法も大きく異なる。したがって、タックルについてもそれを考慮してセレクトする必要がある。ちなみに、船はドテラ流しである。

春シーズンはポイントの水深が浅く、また乗っ込み時期はマダイが中層に浮いていることも多いため、メインはスピニングタックルとなるだろう。メタルジグをキャストし、広範囲を探るのだ。

永井さんが春にオススメするロッドが、MSJ70LS。マダイジギングの聖地・青森県の陸奥湾で開発されただけあって、ジグの横引きに特化され、アンダーハンドキャスト性能にも優れる。もちろんティップはしなやかなので、マダイのバイトを弾きにくいという特徴も持つ。

その他、同じMSJシリーズの65ULSもオールマイティーに使用でき、オススメだ。

ジグはウィークベイトショートで、ウエイトはベイトや水深に応じて使い分けるとよい。

秋シーズンは狙う水深が深く攻略レンジがボトムから10mが中心となるため、上げ下げの手返しが早いベイトタックルが有利となる。さらに、ワラサなど青物が多いエリアだけに、それが回遊している状況ではそれに対応できるタックルも必要だ。

永井さんが秋に使用するロッドは、MSJ63Lをメインに、青物が多くヒットする状況や、より潮や船の流れる速度が速いとき用としてMSJ63MLを登場させる。

ジグはマダイ用として開発されたと言っても過言ではないドロッパーFSをメインで使用。ウエイトは水深や船が流れるスピードによって、100gと140gを使い分ける。

ラインは、常に大型を意識して年間を通して1号が基準。フックについても、折れに対して強いモデルをセレクトすることが重要だ。

▲常連さんはドロッパーFSのオールシルバーで連発! 秋は青物も多いので、それを考慮してタックルをセレクトしたい。
▲イカメタルが盛んなエリアだけに、ジグにもイカがよくヒットする。このサイズはいいお土産だ。ゲストにはレンコやカサゴ。レンコが連発することも。

ついに出た! これが”三国モンスターだ”

撮影は2018年12月に行った。本書のための撮り下ろしである。

この日のヒーローは、ビートからサポートを受ける西尾篤さんだった。ロッドを強烈なアタリが襲うと、「なんだこりゃ?」と思わず声が出てしまうほどの引き。ズリズリとリールから容赦なくラインを引き出していく。ドテラで流しているため、水圧も加わってかなりのトルクだ。首振りのストロークもデカイ。かなりの大型であることが想像できる。

そんなやり取りがしばらく続いた後、透明度の高い海によやくゆらゆらと白い物体が見えてきた。凄いカタマリ感である。そしてついにボッコン! と大きな波紋と共に海面に姿を現した。とんでもない体高と体幅、そして尾の太さもハンパない、まさに”三国モンスター”である。実際にメジャーを当ててみると、80を超えていた。

三国沖のマダイゲームは、例年であればちょうど本誌が発売される頃から開幕する。マダイアングラーのひとつの登竜門とされるハチマルオーバー。ぜひこの三国沖でその手に収めていただきたい。

▲ロッドの振り幅がデカイ。ラインもズリズリ出される。これは間違いなく大物だ。
▲真っ白な腹を上に向けてボコンと浮いた。三国モンスターだ!
▲釣行時はすでにピークを過ぎていただけに、このサイズには丹船長もビックリ!
▲見事な体高、そして体幅だった。これぞ三国モンスター!
▲メジャーを当てると80㎝を超えていた。尾の幅も凄い。

TACKLE

永井タックル
ロッド:メロン屋工房・MSJ65ULS 、MSJ65UL、
MSJ63L、MSJ65L(プロト)、MSJ70LS
リール:シマノ・ステラ4000、4000H、
カルカッタコンクエスト200HG
ジグ:メロン屋工房・ウィークベイトショート
40g、60g、ドロッパーFS100g、140g
ライン:YGKヨツアミ・ジグマンX8 0.8~1号
リーダー:フロロ4~6号
フック:メロン屋工房・アシストフックフィネス
LJフックMサイズ、Sサイズ
スプリットリング:メロン屋工房・スプリットリング
EX #2、#3

西尾タックル
ロッド:beat・プロパゲートBLX#0+、
プロパゲートEXPERT LONGFOAL#2
リール:ダイワ・リョウガ1012H、2025SH
ライン:YGKヨツアミ・ジグマンX8 0.8~1号
リーダー:YGKヨツアミ・FCアブソーバー
アンフィニ 4号、5号
ルアー:beat・プロト60g、80g、125g

狙うは“三国モンスター”! ハチマルオーバーマダイを福井県・三国沖でゲット【前編】はこちら>>>

狙うは“三国モンスター”! ハチマルオーバーマダイを福井県・三国沖でゲット【前編】

狙うは“三国モンスター”! ハチマルオーバーマダイを福井県・三国沖でゲット【前編】

2021年08月17日

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SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

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