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世界遺産の島で釣り三昧! 小笠原諸島のジギング【PART1】

世界自然遺産に登録され、大自然が残る小笠原。アクセスに24時間を必要とするが、今まで多くの大物釣師が訪れ、数々の大型魚とのドラマが存在する地である。そんな小笠原で漁師経験も持つ横島敏弘さんに、小笠原のジギングについて解説してもらった。

遠い国内の一級フィールド

私が紹介する小笠原諸島は、東京から南へ1000km南下した紺碧の大海原に、大小約20の島で構成され、北から聟島列島、父島列島、母島列島と連なり、更に南には火山列島(硫黄島三島)が続く。

北緯27度から26度に位置し、沖縄県とほぼ同じ緯度である。そのため、一年を通じて気候は温暖で、元旦に海開きとなる島である。

▲東京都である小笠原。沖縄本島とほぼ同じ緯度である。そのため、一年を通じて気候は温暖。元旦に海開きされる。

この小笠原諸島は海洋島と呼ばれる海底隆起で出来た島であり、その進化の過程によって様々な固有種がこの島に生息している。そして「東洋のガラパゴス」と称されるように、現在でも素晴らしい大自然が残る楽園といえます。

▲島の周りには、つい写真を撮りたくなるような景色が広がる。そして海底も陸地と同様、起伏に富んでいることが想像できる。

この小笠原諸島への交通手段は6日に一便の定期船「おがさわら丸」だけである。東京の竹芝桟橋と、小笠原諸島の玄関口である父島二見港を24時間で結んでいるのです。

以前はもっと時間が掛っていましたが、昨年の7月に現在の三代目「おがさわら丸」に変わり、スピードがアップされ、更に船内もより快適に過ごすことが出来るようになりました。この「おがさわら丸」が東京を出港してから再び東京へ戻るまでを「一航海」と呼び、この一航海が6日間である。片道一日要するので、実釣は父島入港日と中二日、そして帰りの出港日の半日の合計約4日間が父島での釣りが可能な日数となります。

また、父島の南に位置する母島へ渡航した場合は、帰りの日は父島へと戻らなくてはならないので、釣りはできず、約3日間です。

▲小笠原父島に行く手段は東京竹芝桟橋から就航している「おがさわら丸」だけ。24時間の船旅となる。

▲本土に帰る時の様子。島のボート、人たちが「おがさわら丸」と並走して見送ってくれる。

▲船内は6つのグレードの部屋に分かれており、最もリーズナブルなのが2等和室。

▲2等和室よりも上のランクとなる、2等寝台もオススメだ。

小笠原の釣行スタイル

釣行パターンとしては2通りあります。それは父島をベースにした釣りと、母島へ渡航して母島をベースにした釣りです。

父島をベースにした場合は宿にチェックインしたら直ぐにスタンバイして沖に出る事が可能。父島到着後、昼から夕方の日没まで半日ジギングをすることができ、初日の様子見といった感じで楽しむことができます。

この父島をベースにした場合は、北側に位置する無人島群であるケータ列島へ船中泊で行く事も可能。船は内地での乗合船のような船は無く、全て漁船をチャーターすることになります。従って決して快適とは言えないが、それでも価値のある釣行になる事は保証できます。

また母島をベースにする場合は父島から定期船「ははじま丸」で母島へ渡り、その翌日から釣りをするか、あらかじめ船長に頼んで母島から父島まで迎えに来てもらい、釣りをしながら母島へ向かう方法があります。何度か来島したことがあるアングラーは、父島へ迎えに来てもらう方法を取る方が多いです。

但し、母島の船は父島との中間線より南側まで戻らないと釣りが出来ないため、父島を出港して2時間程度は走ることになります。

狙う水深は、母島も父島もシャローエリアで50m~80m、ミドルエリアで100m~180mがメインです。更にディープは200m~380m位のエリアがあります。

ケータ、父島、母島のどの海域でも、最も多くの時間を費やして狙うエリアは100m~180mといったところでしょう。

▲横島さんがいつもお世話になっている船。母島の棒名丸。

▲こちらもお世話になっている船で、父島の恵丸。

釣行費用

小笠原までの渡航費用が二等寝台利用で往復51,320円(二等和室45,040円)。宿泊費が素泊まりで4,000円~6,000円(父島の場合)、食事付8,000円~10,000円(母島の場合)、その他、昼食用の弁当1,000円(一食当たり)。船のチャーター料は、一日80,000円〜100,000円(船の大きさによる)。ケータ列島へ船中泊200,000円(一泊二日、食事付)。目安として、父島へ5人で釣行してケータ列島へ船中泊に行くことを含めると、一人当たり180,000円程度。母島の場合は200,000円程度ですが、母島の場合は釣った魚の保管料を漁協で徴収されるのでプラスアルファーが必要となる。また、往復のおがさわら丸船内で、合計6回の食事をすることになるので、その費用も別途必要だ。
[船宿]父島/おつかめや(仰天丸・登地船長)04998-2-2204 
恵丸(斉藤船長)090-4671-9101 
母島/棒名丸(宮川船長)04998-3-2144 090-8001-7746

【この記事は2017年2月現在の情報です】
※現在の新型コロナウイルスに対しての対策については、小笠原村公式ホームページ(https://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/)で内容確認の上、来島してください。

出典

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SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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