BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

キャスティング&ジギングで大型ヒラマサ ニュージーランドでキングフィッシュを狙う【後編】

日本で毎回コンスタントにヒラマサを釣るというのは大変である。
しかも大型となると、なかなか簡単にはいかない。だがニュージーランドはそれを叶えてくれる地として知られる。
レギュレーションがしっかりとしているからこそ、魚が豊か。だからアングラーとして得られることも多い。
ただ30㎏オーバーとなると、簡単には釣ることができない。そんな大型ヒラマサを求めて、ノアマリンのスタッフが挑戦した。

前編で紹介した釣行初日だけでもニュージーランドの海の豊かさはお分かりいただけたと思う。
後編となる今回はどのようにこの豊かなフィールドを守っているのか、そして続けて2日目以降の釣果をお見せしよう。

キャスティング&ジギングで大型ヒラマサ ニュージーランドでキングフィッシュを狙う【前編】】>>>

キャスティング&ジギングで大型ヒラマサ ニュージーランドでキングフィッシュを狙う【前編】

キャスティング&ジギングで大型ヒラマサ ニュージーランドでキングフィッシュを狙う【前編】

2021年11月26日

魚影豊かなフィールド

ちなみにニュージーランドでは、キングフィッシュをキープできるのは70㎝以上を1日3匹と決められている。そのため釣り上げたら即リリース。小型は船べりで外していく。大型のものは、タグを打ちリリースとなる。そして船長が釣り上げたキングフィッシュは全てノートに記録する。そのような決まりがあるため、魚は多く、さらに大きい個体も多い。そんなことを聞き、「魚を食べないからだ!」と考えるかもしれない。しかしニュージーランドの人も魚は大好き。ただ小型のものを沢山キープするのではなく、保護しつつ大きいサイズになってから捕るという考えだ。それが自然保護というものである。

▲キングフィッシュにタグを打ちリリースすると、最後にカードを受け取る。再捕されれば、連絡があるそうだ。

▲船べりまで寄せたキングフィッシュは、大型でなければ船べりでリリースとなる。

▲レギュレーションがしっかりとしているニュージーランド。海産物ごとに決まりがある。そんな決まりにより、豊かな海が残されている。

その後、2日目、3日目も同じように小型、良型を次々とメンバーは釣り上げていった。最終的には142匹のキングフィッシュをキャッチした。15㎏オーバーは17匹であった。

▲ファカタネから岸に沿って南下した岸よりのポイントにも入った。ホワイトアイランドでなくてもキングフィッシュはたくさんいた。ニュージーランドはどこでも魚が多い。

▲今回の釣行では、最終的にキャッチ数は3人で142匹。その中で15㎏オーバーは17匹だった

▲良型がダブルでヒットすることもある。ジグやプラグを奪い合うかのように、数匹のヒラマサ付いてくることが何度もあった。

▲プロポーションの良い15㎏オーバー。

そんな中で、魚はいるが、潮が流れていないなど、釣れない時間帯ももちろんあった。そこでバイトを引きずり出すのは、ただひたすら同じことを繰り返していたのではダメということ。プラグの動きのアレンジ、ダイビングさせるピッチ、スピードの変化など、状況に合わせていろいろと試すことが重要となる。

それを実践していたのが小谷だった。小谷はミスの少なさも目立った。フックはバーブレスのため、バレる率も高い。そして、3日目に最大となる25㎏クラスをきっちりキャッチしてみせた。ファイトも見ていて、安定したものであった。

今回、目標の30㎏には届かなかったが、メンバーは日本では得られないほどの多くの魚とのやり取りを経験した。それは魚影豊かな夢のようなフィールドだから得られるもの。その経験は、ノアマリンの今後に活かされることだろう。

▲ワンパターンにプラグを引いてくるだけでは、ヒットしないことも多い。魚は多いが、スレてもいる。速さやテンポなど、いろいろと試してパターンを探し出すことが大切だ。

▲強烈な良型キングフィッシュの引き。ちょっとしたミスが、バレに繋がる。常にプレッシャーを与え続けることが大切だ。

▲いつ大型がヒットしてくるか分からない。小型のヒットのたびにリーダーをチェック。少しでも何かがあれば、すぐに結び直す。

▲常に安定したファイトをみせる小谷さん。このような大型魚との経験が、自身が操船する遊漁船・ノアマリンでも役立つ違いない。

ちなみに今回、滞在中にホワイトアイランドの噴火に遭遇した。我々は離れたところにいたため難を逃れたが、島に上陸していた人の中で亡くなった方もおり、残念で仕方がない。ただ島周りの釣り、魚影の豊かさは、その後も変わらないだろう。

▲今回の最大魚25㎏。ミックはもっとあると言っていたが、控えめに25㎏とした。

▲今回の最大魚を釣り上げてもらい、ミックも嬉しい。お互い、「ありがとう」を握手して伝える。

▲今回の釣行で、キープしたのはエラにフックが刺さってしまった1匹だけ。あとは全てリリース。ちなみに最近、19年前にリリースした10㎏が、39㎏になって再捕されたとミックが教えてくれた。凄い!

【この記事は2020年1月現在の情報です】
キャスティング&ジギングで大型ヒラマサ ニュージーランドでキングフィッシュを狙う【前編】>>>

キャスティング&ジギングで大型ヒラマサ ニュージーランドでキングフィッシュを狙う【前編】

キャスティング&ジギングで大型ヒラマサ ニュージーランドでキングフィッシュを狙う【前編】

2021年11月26日

出典

SHARE

PROFILE

SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

No more pages to load