マダラ狙いの中深海ジギング 新潟柏崎から出船する冬場の人気ゲーム【PART2】
SALT WORLD 編集部
- 2021年12月04日
日本海側、関東以北の太平洋沿岸、北海道と本州に意外と広く生息するマダラ。
そのシーズンは、夏と冬に分かれることが多く冬場は深場メインになるものの、白子が大きいため人気。
今回、筆者であるモーリスのテスター横島敏弘さんがマダラをジグで釣るために訪れたのは新潟・柏崎。
爆釣ではないが、ほどよく釣果があり、釣行を満喫した。
初日の早い段階で入れ食いとまではいかないまでも船内のメンバーが入れ違いにマダラのヒットを楽しむことができた前回。
その後さらなる良型を求めて船は移動を開始する。
マダラ狙いの中深海ジギング 新潟柏崎から出船する冬場の人気ゲーム【PART1】>>>
ボトムを意識した釣りでさらに大型を狙う
船長は周辺のエサ釣りの船と情報を交換しながら次のポイントをチョイスした。最初のポイントから北東方向(佐渡ヶ島方面)へ少しずつ移動しながらジギングを繰り返して行く。ヒットするのは2〜3㎏クラス。時折5㎏オーバーのグッドサイズがヒットする感じだ。
すると他船からの情報で「数は釣れないがポツリポツリと大きいのが喰っている」との情報が入った。そこで更に移動し、エサ釣り船団の近くへ船を寄せる。水深260mと、先程より少し深いポイントだ。前方に佐渡ヶ島が雄大な姿を見せ、そんなロケーションの中でのジギングは何とも言えない。
ここで大型「GT」(=ジャイアントタラ)狙いでジグを2WAYスパイキーのセミロング300gにチェンジした。同行者もロングタイプやセミロングタイプのジグにチェンジして大型を狙っている。
マダラは縦方向に活発にベイトを追う訳ではなく、上から落ちて来るエサを待ち構えていたり、フワフワと漂うエサを捕食する習性があるので、ジグのアクションもボトム付近を丹念に探る感じだ。そして時折ロングフォールを入れるアクションが有効だと考えている。
このボトムを意識した釣りが功を奏し、ポツポツと大型魚がヒットし、マダラ特有のズシッとした重量感とヘッドシェイクのファイトを楽しんだ。水深が200m後半とマダラを狙う水深としては浅いので、手返しも良い。広大なポイントを転々と船長にガイドしていただき、初日の釣行を終了した。
【この記事は2020年1月現在の情報です】
マダラ狙いの中深海ジギング 新潟柏崎から出船する冬場の人気ゲーム【PART1】>>>
SHARE
PROFILE
SALT WORLD 編集部
近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。