BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

ソルティガの基本設計を受け継いだオフショアゲームに広く対応するロッドシリーズ DAIWA Outrage【ダイワ・アウトレイジ】

オフショアゲーム、特に大物狙いにおいて「ロッドの金額=獲る確率が高くなる」という方程式が変ってきた。
技術の向上、工夫により、手に取りやすい価格帯の良いロッドが多くなってきた。今回のダイワ・アウトレイジもそのひとつ。すでに多くの実績を得ており、2022年5月に幅広いラインナップで発売される。

ソルティガユーザーが違和感なく使える性能

ダイワオフショアロッドの中で、ソルティガがフラッグシップモデルの位置づけであるが、そのソルティガの性能を継承しつつ価格帯を抑えたハイスタンダードモデルとして、これまではキャタリナを展開していた。今回、紹介するアウトレイジは、そのキャタリナの後継として新たに発売されることになったNEWシリーズである。そこで開発担当であるダイワスタッフの金満秀幸に話を聞いた。

▲ソルティガロッドに加え、今回のアウトレイジも担当する金満秀幸。その他にも様々なロッドを担当するが、このアウトレイジは完成度が高く、しっかりとした性能とオススメする。

「昨年、ロッド同様、オフショアスピニングリールにおいても、これまでハイスタンダードとして継続してきたキャタリナを、大型モデルまで拡張したセルテートSWに引き継ぐことになりました。そこでこれを期に長年続けてきたキャタリナシリーズも一新しようということになり、長さやパワー、バランスといった部分を見直した新たなモデルの開発に着手しました」
 
前記したように最高峰フラッグシップモデルはソルティガ、その次のハイスタンダードモデルが今回のアウトレイジ、そしてベーシックモデルとなるのがブラスト、エントリーモデルがバデルだ。この4シリーズで、ユーザーが自身のレベルに合わせて選べるようにしている。

「今回の〝アウトレイジ〞という名前は、ご存じの方も多いでしょうが、命名の由来は、この言葉が持つ力強さからです。そしてカッコよさというもの。オフショアロッドはやはり力強さが必要と感じています。そんなイメージを持っていただけたらと思っています」

もちろん完成した製品は、名前のイメージだけでなく、力強さを備える。ハイスタンダードモデルというクラスであるため、これまでソルティガを使っていた人が違和感なく使える性能を目指した。長さ、調子、ガイド位置などを徹底的に考え、作り込んだのだ。

ブランク素材は、ソルティガと同じ。ではどこで販売価格を下げるのか? それはガイドをチタンでなくステンレス+オールSicリングに変更。さらにリールシートのナットを富士工業の既製品にするなど、性能が大きく変更しない部分で調整。ブランクも、派手な装飾は入れず、名前のイメージもあったためシンプルでシックな黒にした。限りなくソルティガに近い性能を備えつつ、手に取りやすい3万円台前半の価格を実現させた。

「ただ、ネーム部分は凸シールにして高級感を出しています。性能においては、開発担当の私が、ソルティガとアウトレイジのロッドを比べても、遜色が無いレベルです。完成度は相当高いと自信をもって言えます」

ちなみにブランクは、ソルティガと同様にHVFナノプラスやX45、Vジョントαは採用。ただ調子などは、前作のキャタリナより使いやすさを追求して変更が施されている。地域に特化したモデルというより、日本全国どのエリアでも活躍する汎用性を持たせた性能だという。

「スピニングのジギングモデルだけ、今回のモデルはリールシートをエアセンサーに変更しています。ソルティガRと同じです。これを使うことで、軽くなり、感度も良くなります」

実際持ってみると、その軽さに驚く。またグリップも握りやすいように細めに設定。これも軽量化につながっている。軽量化という考えで言えば、セパレートのグリップを採用するという考えもあるが、大型青物などを狙うロッドにおいて、ダイワではストレートのグリップをあえて採用している。それは脇挟みしたときに、挟む位置が人によって異なるからだ。誰もが脇挟み時に、違和感なくしっかり保持できるようにする考えだ。

アイテム数は、スピニングのジギングが4アイテム、ベイトのジギングが3アイテム、キャスティングが6アイテムの展開。

▲ジギングモデルも幅広いラインナップ。人気のトンジギなどにも最適な、しっかりとパワーを備えたモデルもある。

▲キャスティングモデルは、キャスト性能はもちろん、操作性、さらにはファイト時のトルクと、必要な要素を高い次元で備える。

「いろいろな魚相手でソルティガテスターに使用してもらいましたが、使用した人は皆、最初は内心『ソルティガのセカンドラインでしょ?』って思っていたようです。ところが、いざ使ってみると、その完成度の高さに驚いていました。『この価格でこんなの作って大丈夫?』と心配されたほどなので(笑)、間違いないと思います。」

ジギングモデル

キレのあるジャークと安心して魚とやりとりできるソルティガ譲りのブランク設計。調子の良さにこだわったため、スピニング、ベイトモデルともにワンピースモデル。

スピニングジギングアイテム J63S-2.5 / J63S-3 / J61S-4/ J61S-5

全4アイテム。PE2~ 2.5号で140g前後のジグ、水深30~80mでの使用に適したJ63S-2.5は、ハマチ、ブリ、サワラ狙いに最適。J63S-3は、PE2.5 ~3号、160g前後のジグで、水深100m前後までのエリアで、ブリやヒラマサなどの10㎏クラスにも対応するモデル。 J61S-4は、PE3~4号、180g前後のジグで、水深130m前後までのエリアでワンピッチやコンビネーションジャークでの青物狙いで活躍する1本。J61S-5は、PE4~5号、200g前後のジグを使用し、潮流が速いエリア、水深160m前後のディープエリアで、15㎏クラスの青物、マグロのエビングにも対応可能なモデルだ。

ベイトジギングアイテム J62B-2.5 / J62B-3 / J60B-4

全3アイテム。J62B-2.5は、PE2~ 2.5号、140g前後のジグでシルエットの小さいタングステンジグやセミロングジグを使用したワンピッチでの攻略に最適な1本。PE2.5 ~3号、160g前後のジグを使用し、水深40~100m前後で、セミロングジグ、ロングジグを使用したワンピッチジャークでの10㎏クラスの青物狙いにはJ62B-3がベストチョイスだ。J60B-4は、PE3~4号、180g前後のジグで、水深130m前後までのエリアで10㎏オーバーの青物狙いに最適。強めのバッドで、深い場所でもしっかりとジグを動かすことが可能。遠征釣行にオススメのモデルだ。

キャスティングモデル

飛距離と操作性といった部分を快適に行えるように設計しつつ、魚が掛かってからは体力負担を軽減しつつ、十分なリフトパワーを演出し魚を寄せることが可能なブランク設計。近海のライトな青物キャスティングから遠征の大物まで対応するラインナップ。グリップ脱着式で、ジョイント部には曲がりと強度を併せ持つVジョイントを採用。

キャスティングアイテム C76-2 / C79-3 / C82-4 / C82-5 / C82-6 / C82-8

全6アイテム。C76-2は、PE1.5~2号、45g前後のプラグや小型ジグのキャスティングでのサワラ、カツオ、シイラ狙いに最適。C79-3は、PE2~3号を使用し、大型サワラ、大型カツオ&シイラ狙いで活躍。C82-4は、PE3~4号を使用し、160㎜前後のプラグで近海のブリやヒラマサ狙いにベストな1本。PE5号、160~190㎜のプラグを使用し、ヒラマサや相模湾のキハダを狙うにはC82-5がベストマッチ。C82-6は、PE6号、180~200㎜のプラグを使用し、大型ヒラマサ、大型キハダ狙いの標準モデル。さらにPE8号、200㎜以上のプラグで20㎏クラスの大型ヒラマサ、GT、大型キハダ狙いにはC82-8モデルが、強靭なブランクスで対応する。

▲軽く、ジャーク時の操作性が向上するリールシート・エアセンサーは、スピニングジギングモデル全アイテムに搭載。
▲ガイドはモデルごとに最適なサイズや位置を突き詰めダブルラッピングで設置。全て安心のSICリング。
商品詳細はこちらから!

ダイワ・アウトレイジ商品ページ

SHARE

PROFILE

SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

No more pages to load