海釣り初心者はちょい投げから!道具選びや釣り場を解説
FUNQスタッフ
- 2022年06月26日
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いろいろな魚が釣れる海釣りを始めてみたいという方は多いのではないでしょうか?
でもいざ始めるとなると、どんな釣りをすればよいのか、どんな道具を揃えればよいのかわからないことだらけですよね。
確かに海釣りはいろいろな釣り方がありますが、初心者の方でも安心して楽しめる釣り方があります。
この記事では海釣りの様々な釣り方の紹介に加え、初心者の方におすすめの釣り方や、海釣りで注意した方がよいことになどついて紹介していきます。
この記事を読むことで、海釣りを始めるハードルがぐっと下がりますので、最後までお読みください。
海釣りと言っても場所や釣り方は様々!
海釣りと言っても、陸でやる釣りや沖で船に乗ってやる釣りなど多くの釣り方があります。さらに、陸でやる海釣りの中には、港、砂浜、地磯、沖堤防など様々なフィールドがあります。
フィールドだけでなく、釣り方にもたくさんの方法があり、餌を使った釣りもあれば、ルアーを使った釣りもあります。
このように様々な場所や釣り方がある海釣りについて、陸と沖の違いや、陸での釣り方の違いについて紹介していきます。
ショアフィッシングとオフショアフィッシング
海釣りはショアフィッシングとオフショアフィッシングに分けられます。
ショアフィッシングとは海釣りの中でも陸からする釣りのことで、漁港、堤防、砂浜、地磯、沖堤防など様々なフィールドがあります。ショアフィッシングでは足場などが安全で、初心者でも簡単に楽しめる釣り方もあります。
一方のオフショアフィッシングは船に乗って沖でする釣りのことで、陸から少し離れた沖で釣りをする場合もあれば、陸が見えないほどの沖に出ることもあります。
サビキ釣り
サビキ釣りとは、キラキラした装飾の付いた釣り針や、サバやカワハギの皮が付いた釣り針を使って、アジやイワシやサバなどの魚を狙う釣りです。
一つの仕掛けに複数の釣り針が付いていることが多く、群れで行動する魚を一回で数匹釣り上げることができます。仕掛けを足元に落とすだけで魚を釣ることができる簡単な釣りです。
港や堤防など簡単にエントリーできる釣り場でも十分に楽しめる釣りで、初心者やファミリーフィッシングにもおすすめです。
ちょい投げ釣り
ちょい投げ釣りはショアフィッシングの中でも簡単に始めることのできる釣りです。イソメやカツオの切り身などの餌を付けた仕掛けを近距離に投げて魚が掛かるのを待ちます。
港や堤防などの安全な場所で楽しむことができるつりで、道具や釣り方も簡単なので、海釣り初心者のはじめての釣りにおすすめです。
ハゼやアイナメやカレイなど、食べておいしい魚が釣れますし、運が良ければ大物が掛かることもあるので、はじめてでも楽しめる釣りです。
ウキ釣り
ウキ釣りは海面に浮く「ウキ」という道具を使って、仕掛けを海面から一定の深さに漂わせることで魚を狙う釣りです。
磯ではメジナなどを狙うゲーム性の高い釣り方として人気で、メーカー主催の大会が開催されるほどです。また、ウキ釣りは魚だけでなくイカを狙える釣りとしても有名です。
堤防や漁港でもアジなどを狙うことができますが、潮の流れを把握したり、魚のいる深さを把握したりする必要があり、海釣り初心者には難しい釣りです。
投げ釣り
投げ釣りは堤防や砂浜で仕掛けを100m以上などの遠くに飛ばして魚を狙う釣りです。季節によって様々なターゲットを狙うことができ、置き竿でのカレイ釣りや、砂浜でのキス釣りが有名です。
ショアフィッシングの中では最も陸から離れたポイントを攻める釣りで、思わぬ大物が釣れることもあります。しかし、仕掛けを遠くに飛ばしたり、狙った方向に安定して飛ばしたりするにはキャスティングの慣れが必要で、海釣り初心者には少々難しい釣りです。
海釣り初心者はちょい投げ&海岸・堤防がおすすめ!
ちょい投げ釣りは、仕掛けにイソメやカツオの切り身などの餌を付けて近距離に投入し、魚のアタリを待つ釣りです。
海岸や堤防など落水の心配が少ない、比較的安全なフィールドで楽しむことができ、難しい道具も必要ないことから、海釣り初心者におすすめの釣りです。
しかし、ちょい投げ釣りでは生き餌であるイソメを使うので、生き餌を触るのが苦手な方には難しい釣りです。その場合は、生き餌を触らなくても簡単に魚を狙えるサビキ釣りがおすすめです。サビキ釣りはキラキラした装飾の付いた仕掛けを足元に垂らすだけで、アジなどを狙うことが出る釣りです。
ちょい投げ釣りの場合も、サビキ釣りの場合も、日の出の前後1時間程の朝マヅメ、日の入りの前後1時間程の夕マヅメと呼ばれる時間帯に釣りをすることがおすすめです。朝マヅメと夕マヅメは1日の中でも特に魚が釣れやすい時間帯なので、海釣り初心者でも魚が釣れる可能性が高まります。
海釣り初心者の道具選びは釣具屋さんで話を聞こう!
最近はネットショップでも多くの釣具が販売されていますが、海釣り初心者の方が紹介文や様々な数値から使いやすさなどを判断するのは難しいです。
そのため、海釣り初心者が道具を選ぶ際には、実際に釣具屋さんに行って相談しながら選ぶのが一番おすすめです。釣具屋さんで話を聞く際は、海釣り経験の有無、釣りをしたい場所、釣りたい魚種、予算などを伝えると店員さんは条件に合う道具を選んでくれます。
さらに、釣具屋さんには地元の釣り情報が集まるので、海釣り初心者が釣りをしやすい釣り場や、最近よく釣れている釣り場などを教えてくれることもあります。
海釣りの道具をネットで選ぶなら
近くに釣具屋さんがない場合などは、ネットショップで釣具を購入することができます。
本格的な釣具を揃えるとなると、釣り竿やリールなどは別々に選んで購入する必要があります。しかし、釣り竿やリールは大きさや価格も様々で、海釣り初心者が自分で選ぶには難しいこともあります。
釣り竿とリールがセットになった商品なども発売されているので、海釣り初心者はセット商品など簡単に釣具が揃う商品を選ぶようにしましょう。
【シマノ】シエナ コンボ 2500 combo S86ML
釣り竿とリールとタックルケースがセットになった商品です。
リールにはラインも巻いてあるので買ってすぐに使用することができ、釣り竿もリールも水洗い可能なので釣りが終わってすぐに水洗いすることができます。水洗いすることで、道具の劣化の原因となる塩分を洗い流して長持ちさせることができます。
釣り竿もカーボンが多くまれているので、簡単な負荷で折れることもなく安心して使うことができます。
- 参考価格:13,500円
- 竿の長さ:2.59m
- 錘負荷:5~15号
【ダイワ】#go_fishing SS (スターターセット) TYPE-2
釣り竿やリールがセットになっていて、タックルケースも付属しています。リールにはラインが巻いてあるのですぐに釣りを始めることができ、TYPE-2はチョイ投げに最適なバランスに設計されているので、海釣り初心者の方でも使いやすいタックルです。
海釣りを始めたいけど何を選べばいいかわからないという初心者は、このセットを選べば問題なく海釣りを始めることができます。ダイワからは海釣りをするのに他に必要な仕掛けなども発売されています。
- 参考値段:13,900円(税抜)
- 竿の長さ:2.40m
- 錘負荷:5号~15号
- リールサイズ:2500
海釣りに行くならこんなアイテムも一緒に!
海釣りをするには、釣り竿やリールや餌などの釣具の他にも必要なアイテムがたくさんあります。
中でもご自身の健康に関わるアイテムや、自然の保護に関わるアイテムは釣具と同じくらい欠かすことができません。これらを忘れてしまうと、釣りの最中に体調を崩してしまったり、ゴミなどを釣り場に放置したりすることになってしまいます。
他の人に迷惑をかけないためにも、釣具以外のアイテムをしっかりチェックしてください。
ご飯や飲み物
釣り場の近くにはコンビニやスーパーなどがない場合があります。また、スーパーがあっても、朝早く釣りに行く時間帯にはまだ開店していないことも多くあります。そのため、ご飯や飲み物は釣りに行く前に用意することがおすすめです。
さらに、夏などの暑い時期の釣りは熱中症の危険もありますので、特に飲み物は必ず用意してください。釣り場に行ってしまうと途中で買い出しに行くことは大変なので、多めの飲食料を用意して釣り場に行くことをおすすめします。
帽子やタオル、日焼け止めも
釣り場では直射日光に加えて、海面からの照り返しも強く、紫外線トラブルは避けられません。帽子やタオルを頭にかぶることは熱中症予防にとても大切です。
釣り場では日影がないことがほとんどなので、帽子やタオルで頭を保護しないとあっという間に熱中症になってしまいます。
日焼け止めも忘れてはいけないアイテムの一つです。釣り場では頭上からも海面からも強烈な紫外線が当たるので、日焼け止めを塗らないと真っ赤に日焼けしてしまいます。
ゴミ袋や魚を入れるバケツ、ジップロック
釣り場では糸くずや食べ物の包装など、意外と多くのゴミが出るので、ゴミ袋は必ず持って行きましょう。ゴミを放置すると釣り場が汚れてしまい、他の釣り人にも迷惑をかけてしまいます。
釣れた魚を入れるバケツやジップロックも必須アイテムです。釣りをしている最中はバケツに海水を入れて魚を生かしておいても良いのですが、持ち帰る際にはジップロックがおすすめです。
ジップロックに入れることで水漏れを防ぐことができ、クーラーボックスに入れて新鮮なまま持ち帰ることができます。
海釣りのマナーや注意点
釣り人の中には釣り場にゴミを放置したり、立入禁止の危険な場所で釣りをしたりする人も見られます。
自然を汚したり、命が危険に晒されたりしますので、これから海釣りを始める初心者の方は、釣り場でのマナーや注意点を守って海釣りを楽しんでください。
マナーの悪い一部の釣り人が原因で、釣り場が釣り禁止になってしまうなどの問題も起こっています。これから長く釣りを楽しんでいくためにも、基本的なマナーや注意点は絶対に守りましょう。
立入禁止の場所では釣りをしない
立入禁止と明記されている場所では絶対に釣りをしないようにしてください。
波が高かったり、堤防が老朽化していたりして立入禁止になっている場合は、釣りの最中の事故に繋がります。海での事故は命の危険がありますので、絶対に立ち入らないようにしてください。また、立入禁止の理由として、漁業関係者などが作業をする場所であることもあります。
釣り人と漁業関係者のトラブルも発生してしまうので、このような場所での釣りもやめてください。
釣り場はキレイに、ゴミは持ち帰る
海釣りをしていると、糸くずや食べ物の包装など、たくさんのゴミが出ます。
釣り場が汚れていると、他の釣り人も気持ち良く釣りをすることができません。さらに、漁業関係者の施設や船舶にゴミが溜まってしまい迷惑をかけることもあります。釣りをしていて出たゴミはきちんと持ち帰って、釣り場が汚れないようにしてください。
また、撒き餌やちぎれた生き餌などは匂いの原因にもなりますので、釣りが終わったら海水を汲んで洗い流してから帰りましょう。
ライフジャケットを着用しましょう
海釣りをするのであれば、ライフジャケットは必ず着用してください。万が一の落水事故の際に、ライフジャケットを着用していると生存率が上がるという報告もあります。
漁港や堤防など足場が安全で落水事故が起きるようには見えない場所でも毎年事故は起こっています。安全そうだからとか、いつも行って慣れているからといった理由があっても、ライフジャケットの着用は絶対に忘れないようにしてください。
海釣りはのんびりと自然を楽しみましょう!
海釣りには陸からの釣りや沖での釣りなど、たくさんの釣り方があります。
たくさんある釣り方の中でも海釣り初心者におすすめの釣り方は陸からの「ちょい投げ釣り」、生き餌を触るのが苦手な人は「サビキ釣り」という釣り方もおすすめです。
最初に使う道具は近くの釣具屋さんに行って相談しながら選ぶと、自分に合った釣具が見つかりやすいです。
マナーや安全に気を付けて、海釣りを楽しんでください!
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