プロアングラー折本隆由さんもおすすめ! ソルトフィッシングを快適に レベルアップするInstinct 2 Dual Power Surf Edition
SALT WORLD 編集部
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折本隆由さんは釣りメーカー各社のフィッシングタックル開発やプロモーションを中心に、全国各地のフィールドを駆け巡るプロフェッショナルアングラー。愛称はオーリ―。釣りの腕前はもちろん、親しみやすく、誠実な人柄もあって大人気アングラーだ。今回はそんな折本さんのプライベート的フィッシングに同行、「Instinct 2 Dual Power Surf Edition」のリアルな使いこなし術を教えてもらった。
釣行先は房総半島。都心から近いが豊かな自然が残されているフィールドで、折本さんのホームグラウンドのひとつでもある。今回のターゲットはサーフでマゴチやヒラメといったフラットフィッシュ、磯場では青物などの回遊魚。愛車を駆って移動してはルアーをキャストする、ラン&ガンスタイルでの釣行だ。
Garmin
「Instinct 2 Dual Power
Surf Edition」①
強く、快適なスマートウォッチ、Instinct 2 Dual Power Surf Edition
プロアングラーという憧れの職業でフロントランナーとして走り続けている折本さん。釣りで使う時計には、どのような条件を課しているのだろう?
「第一条件として防水性は絶対ですよね。あとはタフで、ヘビーデューティーなものであってほしい。ボディは樹脂製がいいですね。金属製だと傷が気になるし、重くなりますから」
炎天下、極寒、豪雨など、どんな環境でも釣りをしなければいけないプロアングラー。とりわけ磯をロッククライミングするかのように釣り歩くロックフィッシュゲームでは日本を代表するスペシャリストでもある折本さん。時計のことを気にかけているようでは思い描く釣りを展開することは難しい。
Instinct 2 Dual Powerは、アメリカ国防総省が定めるMIL規格[MIL-STD-810G]準拠の「耐衝撃」「防水」「耐熱衝撃」のテストを全てクリア。防水性に関しては水深100mでも耐えることができる耐水性を確保。フィッシングシーンで求められる、ハイレベルな耐熱性、耐衝撃性を実現している。さらにケースには繊維強化のポリマー製、Corning Gorilla®の化学強化および傷防止ガラスを採用することにより、耐久性に優れているのが大きな特徴。精密機器にとって過酷な環境下においても問題なく使用できるよう設計されている。
「タフであってほしいですけど、あまりごつすぎるとラインが絡んだりすることもあるので、凹凸が少なくてスマートな感じが理想ですね。厚みも薄いほうがいいです。厚みがあるとレインウエアとか防寒着を着たときに違和感がありますから。Instinct 2 Dual Power Surf Editionはすべての条件をクリアしていますね」
魚の動きをつかむだけでなく、自分の身を守るためのタイドグラフ機能
折本さんは前半戦にサーフでマゴチ、ヒラメを狙い、その後に磯場で青物やロックフィッシュを狙うというプランを組んだ。ポイントに着いた折本さんは、まずInstinct 2 Dual Power Surf EditionのGPSボタンを押して現地のタイドグラフをセット。まずは満潮から下げにかけての釣りとなるようだ。
「釣り場についてGPSのボタンをひと押しするだけで、自分の立ち位置周辺のタイドグラフが分かる。これは素晴らしい機能ですね。僕みたいに今日は千葉、明日は茨城、明後日は北海道なんて行動をしている人にはとてもありがたいですよ」
Instinct 2 Dual Powerでは、対応するスマートフォンとペアリングするだけで、満潮・干潮の時間を確認できるタイドグラフ(潮汐表)を表示することが可能。現在地の情報はもちろん、緯度・経度を入力すれば任意の場所の潮汐情報もチェックできる。
「タイドグラフは海の動き、魚の動きを把握するうえで重要なことはもちろんですが、自分の命を守るためにも重要だと考えています。これから潮位が上がってくるのか、下げていくのかによって、自分の立ち位置が決まります。沖へと向かっていいのか、下がりながら帰っていかなければならないのか、タイドグラフの情報によって知ることが出来ますからね」
魚が釣れる以前に自身の危険回避という意味でもリアルタイムで潮汐の情報を得ることができるのはとても重要。気軽なショアフィッシングであっても海を侮ってはいけない、ということだ。移動を繰り返しながらサーフでキャストを続けた折本さん。熱中症警戒アラートが発せられる酷暑のなか、1匹を求める釣りが続いた。
Dual Powerのソーラー充電機能で長時間の釣りでも安心!
「いやあ、暑いですね。でも、Instinct 2 Dual Powerが充電されていると思えば、まあ耐えられますね(笑)。時計ではスマホみたいにバッテリー残量を気にしたくないですからね。釣行中にバッテリーが切れて利用できない、ということになれば、釣りのプランが狂ってしまう可能性もあります。釣りに出ている間、早朝に出発して夜に帰宅するくらいの間は、バッテリーの心配はしたくないですよね」
Instinct 2 Dual Powerのガラスには、透明なソーラーパネルである「Power Glass」を採用。ガーミンが独自に開発したこのPower Glassは、これまでの不透明なソーラーパネルを透明なレンズに置き換えた革新的な技術で、どんな釣り場でも太陽の日差しさえあればより長くスマートウォッチを活用できる。一定条件をクリアしたソーラー充電を使えば、スマートウォッチモードで無制限にバッテリーを持続させる可能性があるし、さらにパワーマネージャーでの設定やセンサーを制御することでバッテリー消費を抑えることもできる。日の出から日の入りまでの長時間のフィッシングでも安心、というわけだ。
どういうわけか海には広範囲に濁りが入っていた。折本さんも「何でだろう?」と首を傾げる。自然相手の釣りではままならないことが起きるのは日常茶飯事。サーフでの釣りを諦め、磯場に移動、回遊魚やハタ類に狙いにチェンジすることにした。
どんな条件でもくっきり見える! 釣りに集中できる新たなディスプレイ
移動した磯場の沖合にははっきりと潮目が出きていた。タイドグラフでチェックすると下げ潮が効いているようだ。これは期待大だ。キャストをスタートした。
「Instinct 2 Dual Powerのディスプレイはとても見やすいですね。基本的なことですけど、とても大事なこと。光が強くても弱くても、すごく見やすい。反射もほとんどないです。釣りの場合は偏光レンズをすることが多いので、角度がつくとかなり見にくいことが多いんですよ。スマホでも見にくいときがあります。Instinct 2 Dual Powerはどんな条件でもよく見える。かなり優秀なんじゃないですか?」
Instinct 2 Dual Powerでは、高コントラストかつ独自のオプティカルボンディングを採用した176×176pixの高解像度ディスプレイを搭載。ディスプレイの解像度が前シリーズ比較で約89%アップ。多彩に変化するフィッシングシーンにおいても、常に見やすい状態を提供している。
「来ましたよ!」という声をあげた折本さん。ロックフィッシュ用のロッドがしっかり曲がり込んでいる。相手は? と思う間もなくスピードキャッチ。小型ながらカンパチを潮溜まりに誘導した。
軌跡を残せるログ機能をフル活用してシークレットポイントを記録
「遠投して広範囲に探っていたらヒットしました。32gのテールスピンジグ。なんとか釣れましたね」と折本さん。厳しい状況下での1本にプロアングラーの笑みが飛び出した。
「Instinct 2 Dual Power Surf Editionの釣り対応アクションではログデータを残せるんですよね。ポイントや釣った魚の数も記録できます。普段はスマホで記録していますが、これがスマートウォッチで出来るなんて凄い。とくに航空写真と一緒にチェックできるのがありがたい。ほら、ここも沖に根が張り出しているでしょう。回遊している青物が足を止めやすいポイントなんですよね」
Instinct 2 Dual Power Surf Editionでは、多様なアクティビティに対応。なかでも釣りに対応したアクションでは、[釣果を記録]を選択することで魚を釣った場所として記録したり、[ポイント保存]を選ぶことで現在地をポイントとして保存することができる。これらのデータを保存して蓄積、活用することで、自分だけのシークレットポイントマップを作成することも可能だ。
「僕は全国各地の釣り場に行きます。そのときにどこからポイントにアプローチしたのか、というログ(時系列の軌跡など)は残しておきたい。このログは僕にとっての財産。常にホームグランドで釣りをしているわけではなくアウェーの地も多いですからね。一般のアングラーも初めてのフィールドに行った記録を残しておける機能はとても重宝すると思いますよ」
いまどこで釣れている!? 釣り仲間とのリニアな情報交換に役立つGarmin Connect Mobile
タイミングよく釣り仲間からのLINEが入った。同じエリアで釣っている仲間との情報交換がリニアにできる。これは釣果アップにもつながる、かなり嬉しい機能だ。
「スマートウォッチだけで釣り仲間たちとのコミュニケーションが取れる。これはありがたい。スマホは落としてしまうリスクがあるので取り出したくないときが多いんです。仲間からのその日のマル秘情報が簡単にチェックできますよね」
Instinct 2 Dual Powerは、スマートフォンなどのモバイル端末とペアリングすれば、さまざまな通知機能を利用可能。たとえばLINE。釣りの最中やロケの最中は通話はしにくいもの。スマートフォンとペアリングしたInstinct 2 Dual Power Surf Editionには、LINEをはじめとした各種の通知を表示可能。余裕ができたときにスマホでコールバックするなど、素早い対応が可能だ。
本能で楽しむアングラーにこそ使ってほしいInstinct 2 Dual Power Surf Edition
ナイスファイター、カンパチをリリースし、ストップフィッシングとした。この日の釣りの目的は数を重ねることではない。プロアングラーによるInstinct 2 Dual Power Surf Editionのインプレッション釣行。この目的は十分に果たすことができた。
「潮汐はもちろん、日の出、日の入りなど、釣り場で欲しい情報をひと目で見ることができる、これが僕にとっては一番の魅力でしたね。釣りの最中にボタンを押すというワンアクションは意外と面倒ですから。機能がシンプルで使いやすいし、バッテリー切れの心配もない。タフだし。軽くて装着感もいい。多くの釣り人におすすめできるスマートウォッチだと思いますよ」
今回使用したInstinct 2はこちら
Garmin Instinct 2 Dual Power Surf Edition
(ガーミン・インスティンクト 2 デュアルパワー サーフエディション)
- 68,200円(税込)
- 本体サイズ:45.0 x 45.0 x 14.5mm
- 重量:52g
- ケース素材:繊維強化ポリマー
- ガラス素材:コーニング社製 Gorilla Glass DX
- ベルト:シリコン、QuickFitバンド(22mm、別売り)にも交換対応
Garmin
「Instinct 2 Dual Power
Surf Edition」②
Garmin Instinct 2
タフに自由に地球で遊べ。
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問い合わせ:ガーミンジャパン
- BRAND :
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- CREDIT :
- PHOTO&TEXT 大川 直
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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
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