海を見ながら食べて買ってくつろいで……日曜日の朝はまるっと1日楽しめる『朝市』へGO!

レジャー型朝市の『大磯市』 買い物以外のお楽しみも充実

休日の朝、柔らかい陽射しの中フレッシュな空気を吸いながら港をそぞろ歩くのは気分のいいもの。朝市に足を運べば新鮮な食材やそこでしか買えない、会えないお店やアイテムが。お目当てのものに出会うと、得した気がして気持ちよく1日のスタートを切ることができる。

『大磯市(おおいそいち)』は、そんな朝市のひとつ。神奈川県内でも最大級の朝市であり、漁協直売の魚介はもちろん、クラフトやフード、パフォーミングなど生鮮食品以外も充実しているのが特徴だ。

まずは朝ご飯を食べ、芝生スペースでくつろぎ、買い物をしてまたランチというように来場者の滞在時間が長く、たっぷり楽しめるレジャー型朝市である。なかには釣りを楽しむ家族もいる。
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朝市が街づくりを推進 地場産業の復興を目指す

実は、大磯市の歴史はそう長いわけではない。2010年の9月に第1回が開催され、2018年の12月に100回目を迎えたところだ。当初は19店舗のスタートだったが、そこからの発展ぶりがすごい。いまや200店舗近くにまで出店者が増え、来場者は1万人に迫る勢いである。引き続き、いまも初出店の要望は多いという。

創始者である原大祐さんは、ある意図をもって出店基準を『ローカル・個人・手作り』優先とした。そう縛ったことで、この朝市に出店するのであれば、この街で商を起業する必要が出てくる。朝市を歩くと、そんな創業の芽生えのようなユニークお店に出会える所以だ。
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「朝市に出店することでファンを掴んで、ここ大磯町で持続可能な事業とする足掛かりとしてほしいですね。大手資本に頼らず、作り手自身が興す地場産業的なものを復活させたいんです」と原さんはその狙いを語る。

他の郊外都市と同じく大磯町を始めとする周辺都市でも空き家や空き店舗が増えているが、この大磯市の発展こそが、その対策に一石を投じているのだ。

実際にこの大磯市で1日過ごせば、街で活躍する個人店の雰囲気や移住した際のライフスタイルが垣間見えてくるようだ。藤沢や茅ヶ崎よりも少し田舎な感じがする。よりのんびりとした雰囲気で暮らしたい人々を惹きつけていると原さんは語る。

市が賑わい、人々やモノが集まり街が発展する。朝市の賑わいからはまるで大磯の歴史の1ページを見ているような感じを受ける。これからの地方都市の一つの在り方として、たくさんのヒントも得られそうだ。

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大磯市実行委員/NPO法人『西湘をあそぶ会』代表・原大祐さん

【DATA】
●大磯市(おおいそいち)実行委員会
開催日:毎月第3日曜
開催場所:大磯港
営業時間:9:00~14:00 ※7月~9月は17:00~20:30
https://www.oisoichi.info/
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(出典:『湘南スタイルmagazine 2019年2月号第76号』

(編集 M)

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