
両親が設計してくれた家に逗子の風が吹き抜ける|逗子エリア【斎藤工務店】

湘南スタイルmagazine 編集部
- 2021年01月25日
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海と山が気に入って引っ越してきた逗子の風を浴びる毎日。木の内装にもこだわり、自然とのつながりを感じながら暮らす。
子供が自然と触れ合いながら伸びやかに成長できる家
学生時代に山岳部だったので、登山をはじめとしたアウトドアが趣味だという善塔直貴さん。「自然のある街に住みたいと考えていたんです。結婚式を葉山で執り行った縁もあり、湘南エリアを中心にして探した結果、逗子が気に入りました。海や山が身近にあり、初夏にはホタルが飛ぶなど自然が豊かな一方で、鉄道の便もよく、街に活気があって、逗子は生活するのに便利」5歳と3歳になる子供たちも、自然と触れ合いながら伸びやかに成長しているとのこと。
2階の子供部屋。梁から下がるブランコは、仕事で訪れたドイツのホームセンターで見つけてきた。
「逗子の空気が感じられるように内と外のつながりがある家にしたいと考えて、リビングからデッキ、さらに庭へと続く開放的な空間を作りました。また、天然素材にこだわった内装のおかげで、とてもリラックスできる家になりました」
表情の異なる木々の温もりを感じる
木造2階建て・4LDKの住まいは、建築家である両親が設計してくれた。その両親から「非常に質の高い仕事をする大工がいる」と紹介されたのがきっかけで、斎藤工務店に施工をお願いした。逗子の自然に触れ、家族みんなでアウトドアやスポーツを楽しみながら暮らす日々が始まっている。
玄関は、レッドシダーと珪藻土で安心感のある空間になっている。帰宅すると正面に見えるのが、直貴さん自身が撮影したギリシャの海の写真。
窓を開け放ち、リビングとデッキをつなげてパーティをすることも。
引き戸は、職人が中央アルプスの森から選んできた様々な木々を配したもの。木によって異なる色合いが天然のデザインに。
キッチン、カウンターなどは伊奈の職人が選んだ山桜。ダイニングテーブルは、寛子さんのお姉様がデザインした一点もの。
書斎は北東に位置する狭い空間であるが、集中するには最適な広さ。隣家の木々がよい借景に。
2階の洗面所。無機質な既製品は使いたくなかったので、建具も斎藤工務店にお願いした。
趣味のアウトドアやスポーツを満喫
ピナレロの自転車。これで三浦半島の海辺を走ると爽快という。
カメラも趣味にしている。ライカなどを愛用。
趣味の登山用具を並べて山小屋風に見せた屋根裏部屋。
居心地のいいウッドデッキと庭
玉石の洗い出しのアプローチから天然木の玄関へ。レッドシダーの外壁とベランダの格子が外観のアクセント。
ベランダの格子は目隠し効果も。
この家の顔ともいえるのがデッキ。夜は遠くに波音を聴きながらビールを飲むと最高。
撮影時にまだ隙間が目立っていた芝は、直貴さん自身が貼ったもの。地ならしから植栽まで自分でやったのがきっかけで、庭いじりも新しい趣味に。
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PROFILE

湘南スタイルmagazine 編集部
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。