
家族全員の想いがほど良く調和した住まい|鎌倉エリア【イソダ】

湘南スタイルmagazine 編集部
- 2021年03月30日
INDEX
夫妻はもちろん子どもたちの意見も取り入れた設計で、家族が気持ちよく時を過ごせる団欒の家が生まれた。
小高い丘の上に建つ新築注文住宅
七里ヶ浜の海岸線から、小高い丘を上がったところに新居を構えた山ファミリー。元は奥様の実家だった土地に、注文住宅での新築を望んだ。「地元の工務店で探しました。近所で感じのいい家を建てていたのがイソダさんだったので」と同社に設計・施工を依頼。
道路と敷地を仕切る塀の基礎には、サンゴから生まれる琉球石灰岩を用いた。マリンライクで、この地に相応しい雰囲気を生んでいる。
建物正面の外観は左右をアンシメントリーとし、ニュアンスをつけた設計に。また、窓枠に取り付けられた木枠がアクセントとなり印象的な佇まいになった。左手の庭には、奥様の実家時代からある樹木が数本残されている。
吹き抜け空間は開放感たっぷり
南側に面したLDKは、2階までの大きな吹き抜けで、窓からは明るい陽射しがたっぷり。「床は神奈川県産のヒノキ材を指定しました」とは、モデルハウスの雰囲気が気に入り、同様にしたかったという大学生の娘さん。そして壁には、調湿機能のある「赤卵漆喰」を用いるなど、家族で寛ぐのに相応しい、ナチュラルで気持ちのいい空間が生まれた。
現在、単身赴任中で不在の息子さんを含めると、4人家族の山ファミリー。吹き抜けで開放感のあるリビングは、風通しがよく、家族それぞれの居場所をつなぐ役目を果たしている。
各部屋をつなぐ2階の廊下は、家族の気配が分かるようスケルトンの木柵に。
天井付近の窓は自動で開閉できるシステム。
船底状の天井に、ヒノキを張る案を自ら要望した娘さんの部屋。
TVボードは、フロアのヒノキ材で造作されたもの。
防音部屋も備えた趣味の部屋も
一方で、2階には防音が施された音楽室があり、そちらはギターを趣味とする息子さんがゴールドの壁の色も含めて指定したスペシャな空間に。
仕様を息子さんが決めた音楽室。吸音材が壁やドアにも使われ、防音性が高い。キーボードは奥様が、ギターは息子さんが弾く。
広いパントリーと勝手口は奥様の要望でキッチン裏に設置。
イソダで人気の「ソーラーサーキット」は標準仕様。床下換気の開閉を自動で行うため冬温かく、夏涼しい。
アート好きな奥様の趣味で随所に絵画をディスプレイ。こちらは「かめいち堂」のイラスト作品。
趣味を生かした、家族団欒の住居に
また一昨年からトラアスロンに挑戦し始めた、ご主人のギアが収納されている部屋など、家族それぞれの趣味を活かしたスペースが盛り込まれている。家族の団欒と個性が調和する、居心地のいい住まいとなっている。
トライアスロン用のギアが収まるご主人の寝室。鎌倉の海で泳ぎ、三浦半島をバイクやランで走る。湘南は環境に恵まれているという。
リビングに隣接する小上がりの和室。天井には神奈川県産のヒノキが張られ、落ち着いた雰囲気。ソファよりも炬燵がいいと堀炬燵を設け、友人が来宅した際もダイニングかこちらで過ごすことが多いのだそう。
玄関の右手には大型のシューズクローゼットを設け、スイングドアで仕切りをつけた。
高齢になった際もワンフロアですべてが完結するようにと、1階に設けられた夫妻の寝室。入口はアーチ状に引き戸を設けた仕様で、正面にはニッチをつくり、ロシアの作家による絵画を象徴的にディスプレイした。
施工ビルダー
イソダ
神奈川県鎌倉市腰越4-9-7
イソダの詳細はこちらから。
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PROFILE

湘南スタイルmagazine 編集部
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。
1998年創刊の湘南を代表するメディア。湘南エリアに住む人と住んでみたい人に向けて、湘南オリジナルのライフスタイルと暮らしを充実させるテクニックを訴求し続ける。